汎用小型ドローンから陸稲圃場のイネと雑草を高精度で判別できる
要約 オブジェクトベース画像解析は、画素値の類似したピクセルの集合を1つのセグメントとし、セグメント単位で分類する高解像度画像に適した手法である。同手法を用いて、陸稲圃場のドローン空撮画像を解析する...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
ピーマンでのジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のためのギフアブラバチ利用技術
要約 ギフアブラバチは、施設栽培ピーマン等で発生するジャガイモヒゲナガアブラムシ防除のための生物農薬として利用できる。ギフアブラバチの利用法には成虫放飼法とバンカー法があり、バンカー法はジャガイモヒ...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種「花恋(かれん)ルージュ」
要約 「花恋ルージュ」は、DNAマーカー選抜により開発された赤色のスタンダードタイプの萎凋細菌病抵抗性カーネーション実用品種であり、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有する。 キーワード カ...
萎凋細菌病抵抗性のカーネーション新品種「花恋ルージュ」の育成
要約 カーネーション「花恋ルージュ」は、野生種Dianthus capitatus由来の強抵抗性を有し、DNAマーカー選抜により育成された、世界で初めての萎凋細菌病抵抗性カーネーション品種である。 キーワード カー...
要約 多数の花き病害について「花き類病害の診断・防除」データベースを作成し、ウェブサイトで公開した。植物名、病原体名などから花き病害の病徴写真および解説記事が検索できる花き病害図鑑ウェブサイトは病害...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...
要約 パプリカの促成栽培では側枝は3、4節で摘心し、収穫の終えた側枝や着果のない側枝は直近の主枝果の収穫を目安に順次1節に切り返すと収量が増加する。 キーワード パプリカ、側枝の整枝 背景・ねらい 成熟果...
青色カラー粘着トラップによるイチモンジセセリの防除適期の予測
要約 カラー粘着トラップによるイチモンジセセリの発生予察は可能であり、第1世代成虫の誘殺急増期より約10日から2週間後が防除適期である。トラップ色は濃青色が適している。 キーワード イチモンジセセリ、発生...
要約 カラーの加害主要種であるヒラズハナアザミウマは、5月中旬頃から粘着トラップによる誘殺が認められ、5月下旬以降急激に増加する。また、誘殺数の急増期はカラーの開花期と一致している。誘殺数の増加とと...
要約 日本なし「南月」は「越後」に「新水」を交配し、育成したもので、育成地(長野県下伊那郡高森町)では9月上~中旬、「幸水」と「豊水」・「二十世紀」の間に収穫になる中生種で、糖度が高く良食味の青なし...
要約 一定間隔で植え付けられている作物の2値画像から、設定されている条間と株間の値を用いて、作物位置を推定し、画像処理により高速かつ高精度に作物と雑草を識別できる手法である。 背景・ねらい 環境への配...
要約 富山県内で高温期に発生した湿地性カラーの病害はRhizoctonia solani によることが明らかとなった。本病は発病前~初期に株元に薬剤灌注することにより、病気の進展が抑制もしくは遅延される。 キーワード ...
培養変異により早期出荷向きの良質なショクヨウギク「越天楽」を育成
要約 黄色花弁のショクヨウギク在来系統(通称:寿)を用い、組織培養による変異誘発処理を行い、植物体を作出した。その中から黄色花弁で早生形質、良食味のものを選抜後、特性検定を実施し、「越天楽」を育成した...
培養変異による早生・良食味ショクヨウギク「山園K1号」の育成
要約 黄色花弁のショクヨウギク在来系統(通称:寿)を用い、組織培養による変異誘発処理を行い、植物体を作出した。その中から黄色花弁で早生形質、良食味のものを選抜後、特性検定を実施し、「山園K1号」を育成し...
要約 富山県内で高温期に発生した湿地性カラーの病害は、Rhizoctonia solani によることが明らかとなった。本病は発病前~初期に株元に薬剤灌注することにより、病気の進展が抑制もしくは遅延される。 背景・ねら...
ミカンキイロアザミウマによるトルコギキョウ茎葉被害の品種間差異
要約 ミカンキイロアザミウマのトルコギキョウ茎葉被害は品種間差異がある。葉での幼虫飼育では、被害のない品種では生育できないが、被害の多い品種では生育が良好である。後者では2番花の茎葉伸長期に発生が増...
要約 水稲品種「ユメコガネ」について、収量・品質安定化のための生育・栄養診断基準を策定し、栽培法を示した。 背景・ねらい 平成7年度に奨励品種に採用した水稲うるち極早生品種「ユメコガネ」の
生育・栄...
要約 胚培養手法を用いて、種間雑種のユリ新品種‘マース’を育成した。本品種は、紫紅色のテッポウユリ型で、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は季咲き栽培及び抑制栽培である。 背景・...