要約 エダマメ栽培におけるダイズわい化病防除では、被覆資材や反射資材を利用すると、殺虫剤使用と同等かそれを上回る防除効果が得られる。 キーワード エダマメ、ダイズわい化病、被覆資材、反射資材、防除効果...
マメアブラムシによるレンゲ萎縮ウイルスの媒介条件とウイルス感染に抵抗性を示すダイズ品種
要約 マメアブラムシがレンゲ萎縮ウイルス(MDV)を媒介するためには、15℃で3. 4日以上の獲得吸汁を要する。スズカリなど一部のダイズ品種は、マメアブラムシを使ってウイルスを接種しても感染が起こらず、抵抗性...
ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染時期
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染は、北海道と東北地方北部の異なる地点において毎年ほぼ同時期(5月と6月)に起きる。その原因はウイルス保毒虫の飛来時期が限定されている...
要約 発育零点1℃を上回る気温の積算値(4月1日~5月20日)の平年値を当該年の値が上回る場合には、ジャガイモヒゲナガアブラムシ有翅虫の早発・多飛来が予測される。十勝農試開発の本種有翅虫飛来時期予測法は、...
要約 1999年10月から2000年1月に県内のソラマメ産地に多発した黄化萎縮症状の主因はMDVによるソラマメ萎黄病である。 キーワード ソラマメ、黄化萎縮症状、レンゲ萎縮ウイルス、萎黄病 背景・ねらい 1999年10月下...
要約 大豆品種「サチユタカ」は「ニシムスメ」と比べ、収量、品質とも安定して優れ、蛋白質含有率が高く、豆腐加工適性が高い。また、紫斑病、倒伏、莢先熟等の障害に強く、県内全域を対象として奨励品種に採用し...
ダイズわい化ウイルス(SbDV)YP系統に対する大豆の抵抗性遺伝資源
要約 大豆品種ツルコガネおよびツルムスメは、東北地方で問題となるダイズわい化ウイルスエンドウヒゲナガアブラムシ媒介黄化系統(SbDV-YP系統)に感染しても収量構成要素(株当たり粒重・百粒重)に対する影響...
大豆におけるジャガイモヒゲナガアブラムシの多発様相と収量及び品質への影響
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシが大豆で多発生すると吸汁被害によって葉が黄化・褐変して落葉する。早期落葉すると子実は小粒化し、収量が減少するとともに、品質は低下する。 背景・ねらい 大豆わい化病の重...
早熟、複合抵抗性のコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育233号」
要約 だいず「十育233号」は、既存品種より早熟な中生の早で、低温抵抗性が強く、ダイズシストセンチュウに抵抗性があり、難裂莢性のコンバイン収穫向き系統である。白目中粒で臍周辺着色の発生が少なく良質であ...
ダイズわい化ウイルス(SbDV)4系統の全塩基配列の決定と比較
要約 病徴型およびアブラムシ媒介性により類別されるSbDV4系統の全塩基配列を決定した。いずれも5つの翻訳領域(ORF)を有し、塩基配列の相同性は同じ病徴型の系統間で高いが、ORF5の5'末端領域にアブラムシ媒介性...
アブラムシのウイルス保毒検定によるダイズわい化病感染時期と発生程度の推定
要約 酵素結合抗体法によるアブラムシ1個体ごとのダイズわい化ウイルス検出法と、アブラムシ有翅虫捕獲用の幼苗トラップを組み合わせることにより、野外アブラムシのウイルス保毒状況を把握し、わい化病の感染時...
耐冷性の強いコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育227号」
要約 「十育227号」の子実は褐目中粒で、「キタムスメ」に比較して成熟期が約1週間早く、収量は同品種並であり、耐冷性はやや優る。耐倒伏性は「キタムスメより強く、密植栽培による増収効果が大きい。裂莢性...
中生、極大粒、豊満で良質な黒大豆新品種候補系統「だいず中育39号」
要約 「中育39号」は極大粒、豊満な黒大豆で成熟期はほぼ「トカチクロ」並みに早熟であり、ダイズわい化病抵抗性はやや強い。規格内収量(道南の函黒規格)は「中生光黒」より多い。煮豆加工適性は「中生光黒」、...
要約 シロクローバで繁殖するツメクサベニマルアブラムシが、ダイズわい化ウイルスYP系統を媒介することを発見した。保毒した有翅虫はダイズ圃場に飛来し、ウイルスを持ち込む。 背景・ねらい ダイズわい化病はダ...
要約 国とメーカーが共同開発した誘導ケーブル式果樹無人防除機は、有人S.Sと同等の散布能力があり、1人の作業者でも散布が能率的に行うことができ、かつ軽労化、快適化が可能となる。 背景・ねらい 果樹栽培にお...
要約 湿地性カラーを従来の地下水掛け流し栽培とは大きく異なり、高うねに定植し、地中かん水で栽培を行うものである。この方法によって、疫病を回避し、切り花収量・品質の向上を図ることができる。 背景・ねら...
要約 シロクローバで繁殖するツメクサベニマルアブラムシが、ダイズわい化ウイルスYP系統を媒介することを発見した。保毒した有翅虫はダイズ圃場に飛来し、ウイルスを持ち込む。 背景・ねらい ダイズわい化病はダ...
要約 小型低樹高化した根域制限栽培園では、収穫能率が1.3 ~1.4 倍に向上し作業強度も軽労化する。又機械巾70cmのクローラー式ラジコン自走防除機を試作し、作業を行うと、作業者の農薬被爆量が減少する。 背景...
要約 青森県内のエダマメ在来種「毛豆」に放射線を照射し、食味が優れ、収穫期が8月中下旬に早生化した「園枝14号」育成した。百粒重が50gを越える極大粒であるなど優れた形質が多く、特産品として産地形成が見込...
要約 青森県内のエダマメ在来種「毛豆」に放射線を照射し、食味が優れ、収穫期が8月中下旬に早生化した「園枝5号」を育成した。毛じが少なく大粒であるなど優れた形質が多く、特産品として産地形成が見込まれる。...