要約 多孔質ケイカルなどの石灰質資材を多量施用し、土壌pHを7.0以上に調整することにより、資材単独で水稲のカドミウム吸収を抑制できる。現地全層汚染土壌の場合は土壌型別にグライ土壌では作土のみ、灰色土壌...
要約 分子フルイあるいはガス分離膜を使用して、各種青果物のCA貯蔵に適した低酸素空気を発生する装置を開発し、プレハブ冷蔵庫、酸素・二酸化炭素センサ、環境気体制御プログラムで構成する実用規模の低コスト...
要約 白米は籾、玄米と比較して品質劣化が早いため、白米での長期貯蔵は行われていない。しかし低圧力で精米し、糠層の剥離をソフトに均一に行うことによって、白度、歩留まりも向上し、砕米発生も少なくなると...
要約 天蚕卵をネットに収容し、病原消毒・害虫防除を行った飼養樹(クヌギ)に取りつける野外孵化は孵化率の低下もなく、その後全齢放飼育を行っても安定した結繭率・繭質が得られる。 背景・ねらい 最近の天蚕飼育...
要約 広食性蚕の上蔟方法を検討するため、その登蔟性について調査した。上蔟ネット上の登網割合は品種間による差はなかったが、回転蔟への登蔟時間は遅くなった。しかし、β-エクダイソンを散布すると、その登蔟時...
要約 湯練り人工飼料用の簡易な棒状飼料切断機を開発し、その切断機の特徴を明らかにするとともに、作業能率について従来の方法と比較したところ、飼料切断機がかなり優れた。 背景・ねらい 最近、人工飼料育期間...
アメリカシロヒトリの周年飼育による核多角体病ウイルスの大量増殖
要約 アメリカシロヒトリを非休眠化して、人工飼育による周年飼育を行い、4齢幼虫に低濃度の核多角体病ウイルスを投与することで、生物農薬の原料となるウイルスの大量増殖が図られる。 背景・ねらい 養蚕の多回...
要約 フロートマット(培養液に浸して根を支持する浮きマット)による湛液水耕装置を開発した。設置費用は10a当たり150万円と低コストで、圃場で容易に組立てられ、ホウレンソウの安定生産が可能である。 背景・...
要約 黒毛和種子牛に生後7日間1日1回20分のロープ誘導訓練を行うと、育成後期のハンドリング作業において、人工哺乳では人間の強要に対して協力的となり、3ヵ月齢まで親子放牧した自然哺乳では突発的な捕獲...
要約 拡散、溶脱、吸着、無機化、有機化、脱窒、根による吸収など、水田土壌中における窒素の挙動を表わし、水稲の生育経過について推定を行うメカニスティックモデルを開発した。 背景・ねらい 低コストで高...
背景・ねらい 建築用木材に乾燥材を使用する動きが急速に進んでいるが、スギ材は乾燥が難しいため、これが利用上の大きなネックになっている。この問題を解決し、大量の乾燥材を市場に供給していくためには、従来...
要約 多肥条件において、半矮性インド型水稲品種「タカナリ」は高温多照の1994年には粗玄米重990g/m2という超多収性を示した。本品種は面積当たり全籾数が多く、さらに登熟期間の乾物増加量が大きいことが超多収...
制限走行路(トラムライン)の造成による代かき用水量への影響評価
要約 制限走行路(トラムライン)が代かき用水給水時間に与える影響について評価するため、圃場における取水実態の調査を行い、そのモデル化を図った。制限走行路は水足の進行を速め、給水時間の短縮に寄与する...
要約 分子フルイあるいはガス分離膜を使用して、各種青果物のCA貯蔵に適した低酸素空気を発生する装置を開発し、プレハブ冷蔵庫、酸素・二酸化炭素センサ、環境気体制御プログラムで構成する実用規模の低コス...
要約 チモシーを基幹とする採草地に対し、草種構成と土壌診断に基づいた施肥改善を行うことにより、マメ科草混生割合が良好で、地下茎型イネ科草の侵入が少ない生産性の高い草地を長期間維持可能であることを実...
要約 ホルスタイン去勢牛肥育において、育成期に高増体が得られる集約芳墨を組み入れることにより、慣行の飼養方式と同じ期間で同等の肉量、肉質の枝肉が生産でき、飼料費を大幅に節減できる。 背景・ねらい ...
要約 スイートコーン「十生27号」は,熟期が早生の中に属し,同熟期の「リワード」に比べて,収量性,耐倒伏性,缶詰加工品質に優れる。 背景・ねらい 北海道の加工用スイートコーン栽培では,今後一層の低コ...
要約 スイートコーン「十生26号」は熟期が中生の早に属し,同熟木野奨励品種「メロディスイート」に比べて多収で,缶詰加工品質に優れる。 背景・ねらい 北海道の加工用スイートコーン栽培では,今後,生産者...
気球からの低空スペクトル画像計測による作物生育情報の面的評価
要約 係留気球から撮影した作物圃場の赤・青・緑・赤外の反射輝度デジタル画像に基づいて、バイオマスおよびクロロフィル濃度を推定する回帰モデルを得るとともに、これら植物生育パラメータの面的分布を高精細度...
要約 大豆乾燥過程での裂皮は乾燥速度を2~3%(d.b.)/h以下とすることで回避でき、そのための通風空気の加湿・調湿限界が一目で分かる空気線図を作成した。さらにこの空気線図中にむれ危険領域を重ねて示すこと...