要約 「コシヒカリ」との収穫時の作業競合を回避して乾物実収量1t以上を目指す飼料イネの生産技術体系である。作付計画には収穫時期が予測できる「支援ツール」、収穫作業には「ロールキャリア」により作業能率...
関東北部の転換畑におけるナタネ品種「キラリボシ」の機械化栽培法
要約 関東北部では霜柱による凍上害を避けるため,10月中に播種する。転換畑では播種時の冠水害を軽減するため,小明渠浅耕播種機を用いる。栽植密度は少なくとも30本/m2以上とし,春季の追肥を行う。ナタネの...
協業法人とコントラクターを活用した畑作酪農地域における農地遊休化防止対策
要約 十勝管内の畑作酪農地域では、協業法人による離農跡地の集積・保全とコントラクターによる農作業受託が農地の遊休化防止に有効に機能している。また、市町村農業公社を設立することにより農地の集積・保全に...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
FOEASの地下水位制御は大豆の根粒窒素固定、光合成を高めて増収させる
要約 新規地下灌漑システム(FOEAS)による地下水位制御により、大豆の出芽苗立ち、光合成が向上するとともに、根粒窒素固定量は大幅に高まる。その結果、地力窒素が乏しい圃場においても増収が期待できる。 キー...
砂丘地におけるニンジン1粒播種による無間引き栽培の発芽・生育斉一化技術
要約 砂丘地ニンジン栽培で発芽を斉一にするには、播種深度1cm、発芽までのかん水は春は土表面乾燥時に、夏は朝昼夕に行い、夏の高地温時の播種を避ける。4条播種での生育斉一の栽植様式は条間は20-30-20cm、播...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 飼料イネと飼料用麦類を組み合わせることにより、関東北部でも水田における飼料イネ・飼料用麦類の1年2毛作体系が可能となる。最も多収で省力的な栽培体系は、飼料イネはホシアオバを直播で、飼料用麦類は...
要約 大豆の複条播種(密植2列播種)による安定多収技術を開発した。初期生育が旺盛となり、主茎を中心に着莢する草型に変わり登熟が改善される。また、密植効果により単位面積当たりの莢数が増加し、多収となる...
要約 本機は掘取刃のブレードのみを上下に振動させながら崩土を行うもので、長さ50cm程度までの短根ゴボウの掘取り作業に利用できる。装着できるトラクタは、出力15~23kWである。 キーワード ゴボウ、振動、掘取...
中山間地域における「サチユタカ」の麦跡不耕起密条播種による晩播栽培
要約 麦跡不耕起密条播種法は、麦作の明渠を利用し、条間30cmの不耕起播種を行うことで梅雨期に苗立ちを確保する無中耕・無培土の栽培法である。中山間地域で「サチユタカ」を7月上旬の晩播で苗立ち数を平方メー...
キーワード 諫早湾干拓、ダイコン、有効積算温度、L級比率、一斉収穫 背景・ねらい 諫早湾干拓地における営農では、大区画圃場での機械化を前提とした一斉収穫体系が求められる。秋冬ダイコンでは、摂氏2度以上の...
二毛作体系における高消化性ソルガムの刈取り適期とロールベールサイレージ調製水分
要約 二毛作体系においてロールベールサイレージに調製する高消化性ソルガムの刈取り適期は、穂ばらみ期で、刈取り後、水分を60%以下に予乾することにより良質なサイレージに調製できる。 キーワード ソルガム、...
要約 水稲と野菜の定着が進むとともに集落単位の組織活動が弱体化した上川中部地域の水田地帯では、水田転作作物として大豆、ソバの振興を図るために、市町村全域を対象に播種・収穫作業を行う作業受託事業体の育...
要約 「ゆきちから」の澱粉粘度は成熟期後の降雨により「ナンブコムギ」よりも早く低下することから、成熟期後は雨に当てないようできるだけ早く収穫する必要がある。 キーワード コムギ、ゆきちから、澱粉粘度、...
東北地域での栽培に適する赤米糯新品種「夕やけもち(奥羽赤糯388号)」
要約 水稲「夕やけもち」は、早生で耐冷性が強く東北地域での栽培に適する赤米糯系統である。一般糯品種並の収量があり、ふ先色が紫色で一般品種との識別性がある。一般糯玄米と比較して、食物繊維、タンニン、カ...
要約 とうもろこしサイレージ(CS)の切断長は熟期に関わらず19mmとし、糊熟期では破砕は必要なく、黄熟期、完熟期のローラ間隔は各々5、3mmが適切である。破砕処理CS多給でTDN自給率82%、一乳期8500kgの乳量が得...
要約 マイクロチューバーによる種馬鈴しょ栽培において、直播栽培では0.5g以上のサイズが、紙筒移植栽培では0.1~0.5gの小さなサイズが利用できる。密植栽培で枯凋期が早まり、種いも規格収量、種いも個数とも...
豆腐がおいしい大豆品種「たまうらら」の栽培特性と収穫適期幅の拡大
要約 大豆「たまうらら」は豆腐の食味に優れる早熟な品種である。標準播の適正栽植密度は16.7本/m2程度である。「たまうらら」や「あやこがね」を組み合わせた作付体系により、収穫期が分散し、刈取可能面積が拡...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...