要約 開水路の下流制御方式の水理構造とゲート自動制御のパラメータが明らかにな り、水位制御の安定化を可能にする。この下流制御方式の開水路への適用により、送配水効率の向上(節水)や操作の省力化などが実...
茨城県の早期・早植栽培におけるロングマット水耕苗移植栽培の作業体系
要約 ロングマット水耕苗移植栽培での作業体系を確立した。育苗の作業時間は、ha当8.5時間と慣行の約27%と省力性が高く、苗の重さは慣行苗の約5分の1で労働低減効果も高い。移植は、乗用田植機に苗ホルダーを装...
アールス系メロン養液土耕における省力的な灌水システムの導入効果
要約 養液土耕において圧力変換器付pFセンサと制御器を用いた即時制御潅水法を導入すると、天候に沿った自動潅水が可能となり、総潅水量は慣行栽培の70%に節水できる。潅水に要する累計時間は20%に減少し、経...
要約 5月中下旬移植の水稲無除草剤栽培で、乗用型米糠散布機で米糠を散布後、株間対応乗用型除草機で機械除草を2回行い、移植直後から7月初旬まで深水管理すると、収量は除草剤栽培のやや減にとどまり、慣行の...
施肥改善および水管理の適正化によるグライ土水田からの流出負荷軽減対策
要約 浅水代かきや強制落水の防止等の適正な水管理により濁水の流出を軽減できる。さらに、被覆複合肥料の側条施肥による追肥の省略等の施肥改善と組み合わせることで、施肥の省力化が図れるとともに、栄養塩類の...
肥効調節型被覆肥料を利用した穂肥一括施用による玄米品質の向上
要約 速効性窒素肥料とシグモイド型被覆尿素を組み合わせた配合肥料をコシヒカリの穂肥として一括施用すると、慣行分施と同等以上の収量性を維持しながら、乳白粒や胴割粒などの発生を抑え、良質粒割合や食味値を...
要約 施設トマトのセル成型苗の直接定植を行う場合、生分解性フィルムによる簡易な根域制限(隔離床栽培)と養液土耕装置を利用した養水分管理により容易に初期生育を制御することが可能であり、慣行苗を定植した...
要約 開発した開度計は、用排水路の送水量を規制するバルブやゲートの開度を、マンホール内が泥水で水没する厳しい条件下でも、手元で正確に表示できる。これにより、農業用水・排水の管理を正確かつ安価に省力化...
要約 移植後、雑草の発生始期までに米ぬかを10~20kg/a施用することで、イヌビエ、カヤツリグサ類、一年生広葉雑草を防除できる。米ぬか処理で田面水中の溶存酸素量は急激に低下し、土壌は表層から速やかに還元化...
被覆尿素を利用した苗箱施肥法による「コシヒカリ」の穂肥の省力化
要約 溶出特性の異なる2種類の被覆尿素を混合し、育苗箱に層状に施用することによって、本田への穂肥を省略し、安定生産できる「コシヒカリ」の苗箱施肥法を確立した。 キーワード コシヒカリ、被覆尿素、苗箱施...
要約 低圧パイプラインシステムは水管理の省力化と適正化を実現できる。また、暗渠管と接続し、これに弾丸暗渠を組み合わせることによって地下かんがいも可能である。 背景・ねらい
稲、麦、大豆を主体とした...
秋ギクの直挿し栽培における細霧噴霧による発根促進と点滴かん水方法
要約 秋ギク施設栽培では、直挿し後、約2週間細霧噴霧を行うと発根が促進される。発根後は、点滴チューブを用い、少量多回数かん水を行うことにより畝内土壌の湿潤域が一定に保たれ、秀品率が向上する。 キーワー...
要約 本システムでは、園内の雨水を取水・集水し、太陽電池ポンプによって揚水したのち、落差により自動かん水装置を用いてかん水できる。これにより、水源や商用電源のない傾斜地カンキツ園における水資源確保と...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 キャベツセル育苗における水管理の省力化を図るため、pFセンサー、ディジタルタイマーと制御回路の組み合わせにより灌水を自動化した。片側灌水式の多孔チューブによる育苗では、苗の大きさや揃いは手灌水と...
要約 黒ボク土での夏秋ピーマン「さらら」の全量基肥施肥栽培において、CDU配合肥料を表層施肥、被覆硝カル、被覆燐硝安カリを条施肥すると肥効が向上し3割の減肥が可能で、pF2.3→2.1(梅雨明け)→2.3(9月上旬)をか...
キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
要約 農家に設置したコンピュータと公衆回線及び無線を利用し、水位センサーを給排水バルブに連動させた水管理自動化システムの導入により、水田の水管理が省力化できる。 背景・ねらい 近年、ハイテクノロジーの...
要約 水稲「キヌヒカリ」の無代かき直播においては、播種前に耕耘を行い、乾土状態で酸素供給剤粉衣種子を散播する。播種後1日間湛水することで土塊が崩壊し、種子が覆土され、その後落水を8日間行うことで苗立が...