微生物殺虫剤ボーベリア・バシアーナ乳剤の野菜類うどんこ病防除効果
要約 微生物殺虫剤であるボーベリア・バシアーナ乳剤は、キュウリ、トマト、ナス、イチゴ、メロンのうどんこ病に対して高い防除効果を示す。本剤は、野菜類うどんこ病への適用拡大が認可され、野菜類において同病...
多年生バイオマス作物における放射性セシウム濃度とガス化時のセシウムの回収
要約 収穫部位(茎葉部)に含まれる放射性セシウム濃度は自然減衰より早く経年低下し、2014年の移行係数は0.147以下で、茎葉部より地下茎部・根部で高い。バ...
要約 北海道における中生品種の移植水稲栽培において慣行栽培と同程度の収量、産米品質を維持可能な栽植密度は約15株/m2(泥炭土以外)または約18株/m2(泥炭土)である。疎植では2.4日から5.2...
鉄コーティング水稲湛水直播栽培で使用する活性化種子の発芽生理特性
要約 鉄コーティング水稲湛水直播栽培で使用する活性化種子(水浸種後、乾燥処理した 種子)は、浸種後に短時間で種子内α-アミラーゼ活性と水溶性糖濃度が増加し、種子から 鞘葉へ糖供給が増加する。 キーワ...
大豆不耕起栽培導入先進地における播種履歴と収量データを用いた収量性評価と減収危険性の判定
要約 不耕起播種が大規模に導入された大豆産地での5年間の収量データには、不耕起播種と慣行播種で大きな差異は認められない。不耕起条件では湿・病害による枯死株発生が大きな減収要因であるが、減収が生じ易い...
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
要約 「上育445号」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能な熟期である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生...
小明渠作溝同時浅耕播種と耐倒伏性品種を基軸としたダイズの浅耕栽培法
要約 小明渠作溝同時浅耕播種機によるコムギ跡ダイズの1工程播種と耐倒伏性ダイズ品種との組み合わせによって、大幅な作業効率の向上と燃料消費の節減が図られるとともに、7月上~中旬播種でも狭畦、無中耕無培...
要約 ヨーロッパ産単為結果性品種と国産ナス品種を素材として、単為結果性F1系統「はつゆめ」を育成した。「はつゆめ」は、国内初の単為結果性をもつナス品種であり、高い結果率と良好な果実品質を示す。 キーワ...
要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...
要約 点滴かん水は、慣行かん水(地表面散水)と比較して同量以下のかん水量でも土壌水分が長く保持され、樹体水分ストレスの軽減効果も高い。ハウスミカン栽培において水戻し期から収穫期に点滴かん水を利用する...
気象予報を利用した穂いもちの防除要否意思決定による防除散布回数の削減
要約 穂いもち防除散布回数削減のため、止葉での葉いもち発生状況と出穂期前後の気象予測からの穂いもち防除要否の判断フローを作成した。これは、散布剤を用いて穂いもちを行う要否および防除時期の意思決定支援...
要約 ほうれんそう調製機を用いた調製作業において、本葉第1・2葉高が13cm未満、かつ本葉第3・4葉高が19cm以上であれば、第1・2本葉除去株率は60%以上で、損傷株率は60%未満となり、調製機の標準設定に適応...
要約 慣行苗を利用する挿苗機の作業性能は、10a当たり1.5~2.2時間で人力対比4~5倍の能率向上が図られた。植付精度は適応苗条件下で正常植95%以上が確保され、人力補植を必要とせず、大幅な省力化と労働負担軽減...
要約 画像処理とGPSを用いて、圃場内における個々のキャベツの初期生育量と位置を同時に取り込むためのシステムである。これによって短時間で多数のキャベツ個体のデータを収集し、生育のバラツキを調べることが...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により、気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の 省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 簡易な隔離床を利用したトマトの低段密植栽培で、セル成型苗を直接定植することにより、育苗の省力化が図られ、開花も早まり、高糖度果実の生産及び環境にやさしい湛水太陽熱土壌消毒処理が可能となる。長崎...
要約 促成イチゴ栽培の「とよのか」・「さがほのか」において、11月下旬から2月まで、平均摂氏18度に地中加温(深さ10cm)すれば、冬期の生育促進効果と「とよのか」の増収効果があり、果実糖度も高くなる。佐賀...