振動ローラを用いた水稲乾田直播の作業性向上のための幅広ローラ
要約 振動ローラを用いて水稲播種後に漏水を防止する乾田直播技術において、作業能率の向上が求められている。ローラ幅を従来の120cmから180cmにし、走行速度を3.5km/hにすることで作業能率は20分/10a以下となり...
要約 圃場や放牧地においてロールベールを給飼する際に、ロールベールに上面から被せる枠型柵で、軽量で簡易に移動・設置できる。稲発酵粗飼料の細断ロールベール給与に用いると、残飼量を削減でき、給与の無駄を...
要約 エダマメコンバインは、ほ場内でエダマメ株の刈り取りと脱莢を行う自走式の作業機である。開発機は上下一対の櫛形でエダマメ莢をもぎ取るため、分枝の多い品種でも脱莢率が高く、機械的損傷が少ない。作業能...
要約 ロングマット水耕苗育苗・移植技術は、育苗と移植の作業時間が慣行の約半分と極めて省力的で、労働生産性が高く、育苗と移植の作業面積の拡大が可能となり、所得の増加が見込まれる。 キーワード ロングマッ...
要約 筒状の軟白器具を用いることで簡易にホワイトアスパラガスを生産できる。本器具は内径40mm程度の遮光性資材の筒を用い、その上下を簡易加工したものであり、約4cm以下の萌芽に被覆すると緑に着色せず、立茎...
要約 448穴セルに1粒まきで直置き育苗したセル成型苗を用いる新しいネギ平床二条穴開け移植機の利用により、90%以上の適正植付け率を確保できる。また、慣行平床手植えに比べ、移植作業時間が20%程度と大幅に...
要約 ウニコナゾールP液剤を催芽前24時間浸漬処理した種子は、箱当たり乾籾播種量で240gの密播稚苗育苗ができる。移植は田植機の苗掻き取り調整により、慣行と同じ株当たり4~5本で行え、苗箱使用量は慣行育苗に...
要約 ロングマット水耕苗移植技術は、育苗や田植えに関わる単位面積当りの作業時間が減少するため、土付き苗移植技術以上の作付け拡大が可能で所得が向上する。田植に関する作業エネルギ-量が低減し、労働力1人...
要約 水稲のロングマット水耕苗を用いた育苗・移植作業は、苗の取扱量が減少するため、単位面積当たりの労働負担(作業負担度)は大幅に軽減され、作業時間は慣行の土付き苗移植対比で、育苗で74%、田植えで56%...
要約 カボチャのトンネル早熟栽培において、子づる2本又は3本仕立て、畦片側植えU字誘引、トンネル内のみの孫づる除去で、収量は慣行と同等で、作業時間が大幅に短縮される。鹿児島県農業試験場・園芸部 背景・ね...
要約 水田作経営にロングマット苗移植技術を普及させるには、ロングマット苗生産コストは、水稲7ha規模の経営を対象とすれば9,000円/10a以下、14ha規模ならば15,000円以下の水準を目標に育苗施設を開発する必要が...
カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の規模拡大・所得増大効果
要約 園内作業道・小型機械化技術のカンキツ作経営への導入は,ハウスミカンがある場合は新技術を導入しない時と比べ面積で100a,所得で8.5%の増加をもたらす。また,ハウスミカンがない場合は,新技術を導入...
要約 トラクタ装着型のさといも子芋分離機は、収穫後のさといもの親株から子芋を分離する作業機である。作業者は受け皿に株を載せるだけで親芋から子芋を分離できる。分離率は95%程度、分離作業の能率は400株/時...
島しょ部温州みかん産地におけるスピード・スプレーヤ(SS)導入の経済的効果
要約 島しょ部温州みかん産地におけるSS導入の経済的効果を、線形計画モデルにより試算し、慣行体系に比べ限界規模拡大(+21%)と10a当たり農業経営費低減(-18%)の効果、及び農業所得減少(-33%)となること...
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は,慣行体系に比較し46.7時間/10a,35%の省力化を可能にする。また,機械償却費,園内作業道償却費,燃料費などが増加するが,大幅な省力化によ...
要約 軽労化視点を加えた新技術の経済効果の評価法として,労働強度別賃金を用いた労働費の変化で評価する方法を開発した。この方法を傾斜地カンキツ園用に開発された新技術に適用すると,省力化のみの評価方法より...
傾斜地カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の経営経済的効果
要約 平均傾斜度25度のカンキツ園地における園内作業道・小型機械の導入は、慣行体系に比較し46.7時間/10a、35%の省力化を可能にする。また、機械償却費、園内作業道償却費、燃料費などが増加するが、大幅な省...