要約 酪農経営に農家チーズ工房を付加価値部門として導入することで所得向上を図ることができる。農家チーズ工房の発展方向は、第一次産業の酪農を軸に、第二次産業の農家チーズの加工、第三次産業の農家チーズの...
要約 ウンシュウミカン作農家は従来からの隔年結果対策に加えて、隔年結果是正と高品質生産を両立する技術に期待するとともに、費用の節減、マルチ栽培等の高品質化、直売等の販売対応の工夫、品種更新や品目の転...
要約 集落営農の経済効果を主たる従事者の所得確保につなげる経営モデルとして、(1)土地利用型作目は組織で行い、集約作目を個別で実施する「個別経営併用方式」、(2)農地利用調整組織と担い手組織からなる「重層...
要約 ロングマット水耕苗育苗・移植技術は、育苗と移植の作業時間が慣行の約半分と極めて省力的で、労働生産性が高く、育苗と移植の作業面積の拡大が可能となり、所得の増加が見込まれる。 キーワード ロングマッ...
食味の良い東北地域向け直播用水稲新品種「萌えみのり(奥羽382号)」
要約 水稲「萌えみのり」は東北地域中南部での熟期が中生の晩に属する粳種である。良食味で、耐倒伏性が強く、規模拡大や複合経営に有利な省力的栽培法である直播栽培、特に表面播種において多収である。 キーワ...
要約 法人化を目指す集落営農組織では、リーダーが経営管理に必要な数値を把握し、経済合理的に考える傾向にある。法人化するには、収益部門の確立による販売金額の拡大が必要であり、転作作物生産の拡大、水稲部...
上川中央部における水稲直播栽培の導入事例および経営的効果と定着条件
要約 水稲直播栽培の定着条件として地域に対応した栽培技術の確立、作業受委託、直播栽培研究会等の組織化、交付金など支援策があげられ、地域として生産者の支援、組織化に向けた施策が重要である。 キーワード ...
要約 大規模水田輪作体系に浅耕マルチシーダを導入することにより、30ha以上規模において効果が期待できる。乾田直播水稲と大豆の作業の省力化により、経営面積が旧機械体系よりも5ha拡大し、所得が97万円増加す...
要約 地域預託システムの利用効果は初産分娩月齢の早期化、事故率の低下、預託牛の大型化、飼養管理の充実、頭数規模拡大などである。地域預託システムを推進するにあたって、計画策定段階では受託組織の経済的な...
要約 集落型農業法人が経営体として自立し発展していくためには、水稲・畑作物以外の高収益部門を導入・定着させ、専従者の所得確保を図る必要がある。また、必要な事業規模確保のためには集落の枠を越えた経営展...
単為結果性トマト‘ルネッサンス’の遺伝特性を利用した省力栽培技術
要約 ‘ルネッサンス’は、省力で効率的な施肥法、摘果、6段摘心及び粗植を組み合わせた栽培体系により、作業時間を短縮し、果実品質の安定した栽培が可能となる。 キーワード 単為結果性、トマト、省力栽培
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要約 南九州畑作地域における露地野菜生産法人の経営の成長には、3つの発展ステップがある。ステップ1は生産への集中、ステップ2は販売方法の変革、ステップ3は経営資源の有効利用である。ステップに応じて有効な...
夏秋どりイチゴ生産流通システムの特徴と四季成り性イチゴの導入条件
要約 夏秋どりイチゴの生産流通システムは「市場型」「市場外型」「民間契約型」「生産者組織契約型」の4類型に分類できる。後者2類型による流通チャネルの短縮化が進む四季成り性品種を導入するには、販売先の管...
サトイモ用移植機が利用できるサトイモセル成型苗の育苗方法と栽培管理法
要約 サトイモ種イモを頂芽切除後分割し、セルトレイで育苗することにより、サトイモ用半自動移植機が利用できる。本育苗方法は、種イモ必要量が約4分の1となり、種苗コスト削減ができる。収量は、定植直後からの...
要約 浅耕狭畦無中耕・無培土栽培大豆のコンバインによる頭部損失は、中耕培土栽培に比べ1/3程度に低下する。また、土の掻き込みの危険が低いことから汚粒の発生も低く抑えられる。無中耕無培土によるコンバイ...
要約 上耕起乾田直播栽培は耕起、代かき、播種時の過酸化石灰粉粒剤(カルパー)のコー ティングが上要で省力低コスト技術である。生産費から求めた均衡収量水準から目標収量は 420 kg/10a以上である。...
要約 多段階線型計画法を用いて、和牛血統による子牛価格差を考慮した繁殖牛経営の最適増頭計画モデルを構築し、子牛価格の予測と優良血統の価格推移パターンに基づくシミュレーションから、新規導入と自家保留に...
要約 つなぎ飼い式牛舎内で、牛乳処理室から各牛の所までを結ぶレールを走行し、自動離脱装置付きの搾乳ユニット2基を2連のミルクタップまで自動搬送して接続し、2頭同時搾乳ができる装置。2頭のユニット離脱...
要約 水稲部門をもつ複合経営の大規模農家と中小規模農家からなり、複合作物部門と水稲部門の作業が競合する地域では、水稲の機械作業を組織化し、全農家の労働力を有効利用する地域営農システムによって、地域全...
要約 圃場一筆毎の情報を白地図と連動させ色付け表示することで、大規模経営体が管理する圃場毎の特徴や生産性、日々の作業実施状況を容易に把握することができ、作付けや作業計画等の意思決定支援が可能となる。...