回転搬送機構により土塊の除去ができる拾上機と運搬車によるサトイモ拾上・収容体系
要約 歩行型タマネギピッカーをベースに改造した回転搬送機構を有する拾上機と運搬車によるサトイモの拾上・収容体系である。畝上のサトイモを拾い上げた後、土塊が除去されたサトイモが運搬車上のフレキシブルコ...
要約 「媛かぐや」は「筍芋」と「唐芋」のジベレリンによる開花処理・交雑と胚培養を利用して育成したサトイモ新品種である。親いもの形状は紡錘型で、重さは約1.4kgと大きく、粉質で糖濃度の高い親子兼用サトイ...
要約 開発した2条植えヤマノイモ移植機は、慣行と同等の作業精度で、作業負担度が慣行よりも93%減少する。開発機の作業能率は、作畝、移植、マルチの各作業が同時に行えるため2.2h/10a となり、慣行と比較して省...
要約 本機は22kW級のトラクタに装着しサトイモのウネ間を走行しながら培土作業を行う。3種類のロータリ爪の組み合わせと面積を広げた半円筒形の培土カバーと茎をウネ中央に傾ける分草桿により2回の培土でウネ中央...
早植えトンネル被覆栽培及び「深植え」によるエビイモの増収技術
要約 エビイモ栽培において、4月下旬の早植えトンネル被覆栽培することで増収し、植え付け位置を「慣行植え」より15cm深い「深植え」とすることでも増収する。また、「深植え」では土入れ作業が容易で的確に行え...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
栽植法改善によるサトイモ‘土垂(どだれ)’の上物収量向上技術
要約 サトイモ‘土垂’の表層腐植質黒ボク土での栽培において、畝間120cm、株間40cm、200株/aの密植とし、種芋の大きさ別に80~100gの種芋は芽の位置を地表から15cm程度、20~40gでは10cm程度に定植することで、形...
要約 「女早生」の新生いもの肉部組織をカルス培養を利用して個体を作出、選抜を行い、育成した「愛媛農試V2号」は、「女早生」と比較して、草丈が若干高く、葉柄長が若干長く、子・孫いも収量が、1株当たり約...
要約 開発した自走式サトイモ収穫機は、機体前部のプレスローラで畦上から圧縮し、親いもと子いもを分離しながら掘取る機構で、子いもの分離率は70%以上、作業能率は掘取3.5h/10a(延べ10.4h/10a)、未分離いもはず...
サトイモ用移植機が利用できるサトイモセル成型苗の育苗方法と栽培管理法
要約 サトイモ種イモを頂芽切除後分割し、セルトレイで育苗することにより、サトイモ用半自動移植機が利用できる。本育苗方法は、種イモ必要量が約4分の1となり、種苗コスト削減ができる。収量は、定植直後からの...
早生多収なエビイモ栽培用サトイモ新品種候補「京都えびいも1号」
要約 個体選抜により早生で多収なエビイモ栽培用新品種を育成した。この新品種は、在来系統と比べて芋数が5割多く、子芋が大きくて5割増収可能である。そして、孫芋の形が卵型であり、「こえびちゃん」出荷には...
要約 ニンジン連作畑やダイコンとニンジンの輪作畑にサトイモを作付けすると、キタネグサレセンチュウ数を減らすことができ、連作による減収を回避することが可能である。 キーワード ニンジン、ダイコン、サトイ...
要約 サトイモ「石川早生」栽培において、種芋として、30g/個以上のイモを2分割したもの(1片重15g以上の分割片)の利用が可能であり、種苗費を1/2に軽減できる。 キーワード サトイモ、種芋、分割利用 背景・ねら...
環境保全型露地野菜営農の作付体系と土壌消毒代替技術の導入可能性
要約 輪作に基づく環境保全型露地野菜営農の作付体系は収益を最大とする品目別面積と病虫害発生抑制等に配慮したいくつかの作付規則で決定され、また資材のリサイクル利用等により太陽熱処理等の土壌消毒代替技術...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 砂丘地で栽培されるさといもは、貯蔵中の水分低下や腐敗が少なく、種いもとして利用することが有効である。4月下旬~5月上旬定植すれば、出荷できない20~30gの小さいいもを種いもと利用しても、規格内種...
ゴボウを指標としてキタネグサレセンチュウ密度とニンジンの線虫被害が推定できる
要約 キタネグサレセンチュウに加害されたゴボウの主根上には壊死斑ができ、その発生数は土壌中の線虫密度と相関する。この壊死斑を利用すると、キタネグサレセンチュウ密度と次作のニンジンの線虫被害が推定でき...
要約 1980年~95年にかけて卸売市場流通は広域化している。流通広域化を立地移動と集出荷活動に区分してみると、指定野菜14品目のうち多くは集出荷活動による広域化が立地移動の広域化を上回っている。卸売市場流...
要約 トラクタ装着型のさといも子芋分離機は、収穫後のさといもの親株から子芋を分離する作業機である。作業者は受け皿に株を載せるだけで親芋から子芋を分離できる。分離率は95%程度、分離作業の能率は400株/時...
要約 従来のゆで豆用ラッカセイ専用脱莢機を改良して、作業性を向上するとともに、脱莢作業能率を従来機の1.4倍に向上させた。これに、掘取機と専用調製機を組み合わせた 機械作業体系によると、掘取り・収穫・調...