シクラメン、ポインセチアの順化処理による低温下日持ち性の向上
要約 シクラメン及びポインセチアの低温下の日持ち性を向上させる技術として、出荷前に2週間程度、昼温10℃、夜温5℃で順化することにより、0℃一定の温度条件下でシクラメンは40日以上、ポインセチアでも5日間...
要約 育苗期の葉柄搾汁液をRQフレックスで測定し、硝酸態窒素濃度を100~250ppm、燐酸濃度を50~150ppmの範囲に保つと葉数、側芽数の多い苗となり、品質の良いシクラメンを出荷することができる。 背景・ねらい ...
要約 出荷3週間前からの炭酸ガス施用により、シクラメンの観賞時における日持ち性を改善することができる。 背景・ねらい 観葉植物をはじめ、花を観賞の主体とする鉢花でも、観賞時の葉色低下あるいは黄化葉の...
要約 近年需要が高まってきているガーデニング用のシクラメンの栽培法は、3号ないし2.5号ポリポットを使用し、3月播種で10月から出荷する体系が適している。 背景・ねらい 従来、シクラメンは4号以上の鉢物が求め...
要約 シクラメンに対する鮮度保持剤(STS剤)の葉面散布により、萎凋花の発生及び花弁の退色が抑制され、観賞持続性が向上する。 背景・ねらい シクラメンは、消費者が長期間観賞できることが商品として重要であ...
生分解性ポットとエブアンドフローを組み合わせたシクラメン栽培法
要約 通気性のある生分解性プラスチック素材で成型したポットと、鉢土が過湿になりがちなエブアンドフローを組み合わせて用いることにより、かん水と鉢替え作業が省力化でき、育成鉢の廃棄処分を必要としないシク...
要約 シクラメンは、90%以上の高湿度条件下において、一定密度の灰色かび病胞子によって汚染された花弁の表面に結露が生じて一定時間以上水滴付着状態が持続すると「花シミ」が発生する。高湿度であっても通風が...
要約 鉢物花き栽培において、繭層、蚕蛹はシクラメンの肥料として、精錬した繭層や毛羽はシンビジュームの培地として利用できる可能性がある。 背景・ねらい 繭生産の過程では、中繭・下繭、毛羽や蚕糞などの副産...
要約 切り花用品種には切り花専用品種の‘シュニットホイヤー’と鉢物用品種の‘ビクトリア’が適している。花茎基部切り戻し処理により花持ちが向上するが、‘シュニットホイヤー’は効果が低い。両品種とも密植に耐え...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
中山間地のシクラメン栽培における葉組み作業は、摘葉処理で著しく省力化する
要約 中山間地シクラメン栽培で多大な労力を要する葉組み作業に対し、摘葉処理は著しく省力化でき、しかも草姿が改善され、高品質化できる。摘葉は8月上旬から月中旬にかけて、老化葉を中心に3割程度1回行い、適...
鉢花シクラメンの観賞時の日持ち性向上のための出荷前施肥管理方法
要約 出荷前施肥の濃度を施肥の前歴に応じて変えることが、シクラメンの観賞時の日持ち性向上にとって有効である。低濃度管理の場合は出荷前施肥濃度を150ppm程度に高め、高濃度管理の場合は75ppm以下に下げると...
要約 シクラメンの底面給水栽培で、培養土として市販の調整ピート、基肥として初期溶出を抑えた緩効性肥料を最終鉢替え時に施用することで追肥回数を減らし、より省力的に均一良品の大量生産が可能となる。 背景...