トルコギキョウ秋冬出荷のための間欠陽光照射による暗黒低温処理育苗
要約 高温で育苗したロゼット化苗を10℃の暗黒で低温処理する際に、7日毎に1日の陽光処理により苗の腐敗が無く、定植後、正常に生育する苗を育苗できる。連続電照法に比べ、6倍のトレイを収納できるため、3.3m2...
播種期、加温及び電照による鉢物トルコギキョウの5月上旬出荷技術
要約 鉢物トルコギキョウ品種「サファイアブルー」は、10月上旬に播種し、最低夜温15℃となるように加温し、4.5号鉢に鉢上げ直後から午後10時までの電照処理(日長延長)を行うことで、5月上旬に開花させ、高品質...
空気膜ハウスの暖房燃料削減効果とトルコギキョウの生育への影響
要約 パイプハウスへフィルムを2枚重ねて展帳し、その間に空気を送り被覆の複層化を図る空気膜ハウスは、冬季の暖房燃料使用量を30%削減することが可能である。また、1月定植・6月開花のトルコギキョウの生育...
春出荷トルコギキョウの種子の低温処理と長日処理の併用による栽培期間の短縮
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
バラ、トルコギキョウおよびデルフィニウムにおける湿式輸送技術
要約 湿式輸送により、いずれの品目でも乾式輸送と比較して鮮度が良好である。また、バラ、トルコギキョウでは品質保持剤の使用により花持ちも延長する。 キーワード バラ、トルコギキョウ、デルフィニウム、湿式...
天頂方向からの画像処理で収穫後の小ギク切り花の開花程度は定量できる
要約 小ギク切り花を天頂方向から撮影したデジタル画像から得られる、非緑色部(花および蕾)と緑色部(茎葉)の比によって開花程度は定量できる。この定量値は生産者の目視判断に一致するため、開花程度による選別の...
要約 小輪多花性を特徴とする「大分6号」(桃覆輪)、「大分7号」(白)及び「大分8号」(紫覆輪)を育成した。この3品種は7月出荷作型と10月出荷作型(種子冷蔵育苗)で優良な切り花を生産できる。 キーワード ...
要約 トルコギキョウ、アスター、ストック等を施肥や潅水の省力化が可能な少量土壌培地耕で栽培すると、養液土耕と比較して採花時期の早期化、草姿のコンパクト化、花持ちの向上が可能となる。 キーワード 草花類...
秋冬季におけるトルコギキョウのブラスチング防止に及ぼす日長の影響
要約 トルコギキョウの10~11月出荷作型では、18時間以上の日長により開花が促進され、ブラスチングの発生を軽減できる。 キーワード トルコギキョウ、長日処理、ブラスチング 背景・ねらい トルコギキョウは、八...
要約 優良系統ブルーNo.23、ホワイトNo.5は、市販種子より低温要求量が少なく、促成栽培に向いている。市販種子より育苗期間を約2ヶ月以上短縮でき、11月中旬からの加温と電照により2月出荷が可能である。 キーワ...
小型ボイラーを用いた熱水によるトルコギキョウ土壌病害虫の防除
要約 家庭用小型ボイラーと点滴かん水チューブを用いて夏季に75℃の熱水を点滴かん水する消毒法は、トルコギキョウの根腐病、青かび根腐病及びネコブセンチュウ類に対して防除効果が高い。 キーワード 小型ボイラ...
トルコギキョウ無加温多層被覆栽培の長日処理による採花期前進技術
要約 トルコギキョウは無加温多層被覆栽培により、季咲き栽培より約1カ月早い5月下旬からの採花が可能であるが、長日処理を組み合わせることにより、品質を低下させることなく、さらに採花期が1週間程度前進し、5...
10〜11月出荷トルコギキョウのキトサン水溶液浸漬処理時期と品質向上効果
要約 10~11月出荷トルコギキョウ栽培において、キトサン水溶液浸漬処理を、播種2週間後から苗の低温処理後までのいずれの処理時期に行っても切り花品質は向上する。低温処理後から定植前の順化期間中の処理が最...
要約 春に収穫するトルコギキョウでは、高密植となる7.5cm株間としても商品性のある切り花が得られ、慣行の12cm株間に比べて収穫本数が約2.5倍に増加する。 キーワード 春出荷、トルコギキョウ、栽植密度 背景・...
要約 なお、土壌水分張力を基準にしたかん水方法に比べ25%程度節水ができる。 キーワード トルコギキョウ、超促成二度切り作型、かん水施肥栽培、かん水量 背景・ねらい 香川用水の非受益地である島しょ部等にお...
トルコギキョウの二度切り栽培におけるキトサンによる品質向上技術
要約 トルコギキョウの二度切り栽培において、定植前のキトサン水溶液浸漬処理を行うと、1番花(主として11月出荷)、2番花(主として6月出荷)ともに切り花品質が向上し、その傾向は2番花において著しい。また、...
冷房育苗と定植後の短日処理による10月切りトルコギキョウの高品質生産技術
要約 高品質なトルコギキョウを10月に収穫するには、冷房育苗と定植後4週間程度の短日処理が有効で、短日処理効果の高い晩生種の場合は5月上中旬播種で7月上旬を、早生~中生種の場合5月中下旬播種で7月中旬を定...
トルコギキョウとの輪作体系に適した切り花ヒマワリの不耕起栽培
要約 ハウスの利用効率向上を図るため、6~8月出荷トルコギキョウの後作として、ヒマワリの不耕起栽培技術と、それを組み込んだ輪作体系を開発した。育苗方法は水稲育苗箱で1週間育苗が、栽植本数は2本/マルチ穴...
要約 トルコギキョウの季咲き栽培において、摘心処理は商品性のある切り花生産は有効であり、種苗費の削減もできる。全ての株が抽台した時期に、抽台開始節を残して摘心する。 背景・ねらい トルコギキョウは夏...
要約 トルコギキョウの秋季栽培で、育苗時、定植後の短日処理によって早期開花しやすい秋季の開花調節が可能であるが、処理には品種間差認められる。 背景・ねらい トルコギキョウは全国的には秋季に端境期となる...