要約 電照処理による花芽分化抑制効果の高い品種を用い、生産地域での自然開花期および作型ごとの電照終了からの到花日数の情報に基づき電照処理を行うことで、夏秋小ギクの需要に対応した計画的な切り花生産は可...
台風常襲地における耐候性LED電球を活用したキクの安定生産技術
要約 新たに開発された高力率・省電力・防水性を備えたピーク波長625nmの耐候性LED電球を用いることで、台風による停電時においてもキクの安定生産に必要な電照栽培を継続できる。 キーワード キク、電照栽培、開...
要約 これまで青い花色のキクは作出されていない。遺伝子組換え技術を用い、フラボノイド3′,5′-水酸化酵素とアントシアニン3′,5′-グルコシル基転移酵素の遺伝子2つをキクに導入して花弁...
水耕栽培トルコギキョウの根腐病に対する、化学合成農薬の初の適用拡大
要約 防除効果と薬効成分の残留調査結果を提示することにより、NFT式循環型水耕栽培におけるトルコギキョウの根腐病に対して、これまで登録の無かった化学...
EOD反応を活用したスプレーギク等の省エネルギー型効率的生産技術
要約 秋冬季のスプレーギクならびにトルコギキョウ施設生産において、日没の時間帯から数時間の温度、光環境に着目した変夜温管理あるいは遠赤色光照射処理により、切り花品質の確保と使用燃料の削減および栽培期...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
EOD反応を活用したスプレーギク等の省エネルギー型効率的生産技術
要約 秋冬季のスプレーギクならびにトルコギキョウ施設生産において、日没の時間帯から数時間の温度、光環境に着目した変夜温管理あるいは遠赤色光照射処理により、切り花品質の確保と使用燃料の削減および栽培期...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
要約 年2作体系の輪ギク専作農家が、年3作の大規模経営に発展するためには、年3作に切り替えて徐々に規模拡大していく方法と、空きハウスを集積して面積拡大をはかり、その後に年3作を導入していく2通りの方...
要約 平張施設を利用したキク周年生産モデルを作成した。夏季は夏秋ギクを使用し、頭上散水、遮熱マルチ等の高温対策により8月出荷ができる。また、12月出荷後、伸長性に優れる秋ギク品種を用い、穂冷蔵、無摘心...
要約 「フローラル優香」の9月出しで発生する奇形花は、再電照開始時期により影響される。再電照開始時期が総苞形成前期では奇形花の発生はわずかであるが、総苞形成中期および後期からでは、舌状花異常及び貫生...
秋ギク「雪姫」、「秋華」の苗低温処理・再電照の方法および適日長
要約 年末出し栽培において、「雪姫」は、挿し穂または苗の低温処理により、切り花長が長くなり品質が向上する。また、「雪姫」では、消灯後12日目より3日間、「秋華」は5日間の再電照で切り花品質を改善できる。6月...
要約 野菜用半自動多条移植機(製品名「おしどりさん」)の移植ユニットを改良することで、露地でのキク直挿し作業が可能である。また、植付姿勢が改善され、省力・軽労化が図られ、植付作業効率が高まる。 キーワ...
夏秋ギク「岩の白扇」の開花において温度の影響を受ける花芽発達段階
要約 夏秋ギク「岩の白扇」では、8月開花の作型において発蕾期には気温の影響はみられないが、開花期は気温の影響を受け、低温で早く、高温で遅くなる。また、花弁形成期以降の温度は、発蕾から開花までの花芽発...
切り花キクの萎れや導管閉塞に関与する細菌の同定と萎れを抑制するファージの利用技術
要約 切り花キクの萎れや導管閉塞には数種類の細菌が関与しておりPantoea dispersa菌の影響が大きい。キク圃場から分離したこの菌に溶菌作用を示すファージを前処理剤的に高濃度で浸漬処理すると、萎れと切り花重...
輪ギク「神馬」の葉の黒変症は収穫後の的確な水揚げで防止できる
要約 白色輪ギク品種「神馬」でシェード栽培時の収穫後に発生する上位葉の黒変症状は、収穫後の水揚げによる影響が大きく、収穫後1時間以内に清潔な水で水揚げし、その後水揚げ貯蔵を行うことで発症を防止できる...
天頂方向からの画像処理で収穫後の小ギク切り花の開花程度は定量できる
要約 小ギク切り花を天頂方向から撮影したデジタル画像から得られる、非緑色部(花および蕾)と緑色部(茎葉)の比によって開花程度は定量できる。この定量値は生産者の目視判断に一致するため、開花程度による選別の...
要約 日長感応性と生長調整剤の効果を基準に選抜したノジギクの系統は、高温期の短日処理でも安定して短い日数で開花し、生長調整剤による草姿改善効果が高く、鉢花商品として有望である。 キーワード キク、鉢花...
要約 イヌドウナ(ホンナ)の促成栽培は、養成2年株を用い、12月下旬に伏せ込むことで、2月初旬から収穫ができる。用いる根株は、株重20~100gが適する。トンネル内を空中加温方式とすると、地中加温に比べ収穫...