キーワード イチゴ、高設養液栽培、収穫株利用、省力育苗、誘引定植 背景・ねらい イチゴの大規模経営体を育成するため、高設養液栽培の収穫株を、収穫終了後に採苗親株として利用した省力育苗技術について検討す...
イチゴ作新規参入者の経営ステージ移行の円滑化を図る経営管理のポイント
要約 イチゴ作新規参入者の経営管理意識は、創業期から拡大期にかけて栽培・作業管理から販売・雇用・コスト管理へと広がる。拡大期へ円滑に移行するには、創業期から雇用管理の意識と技術を高め、管理作業を担え...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの春定植・夏秋どり栽培において、4~5花房を着果させた後、8月中旬まで発生する花房を摘除することによって、放任に比べ9月中の収量を増収できる。 キーワード イチゴ、四季成...
二槽ハンモック気化冷却ベンチによる四季成り性イチゴの夏秋どり栽培
要約 二槽ハンモック気化冷却ベンチを利用した四季成り性品種による夏秋どり栽培では、冷蔵苗を用い春に定植し、7月から11月に収穫する体系で、業務用に適する良質な果実生産が可能で、高収益な栽培となる。 キー...
イチゴの越年苗を利用した長期どり栽培における適品種と定植苗の芽数
要約 一季成り性品種の越年苗を用い、4月下旬から40日程度の短日処理を行って、盛夏期から翌年の初夏まで収穫する長期どり栽培には「さちのか」が適し、夏秋期及び全期間の商品果収量が多い2芽立て苗を定植時ま...
短日処理10月どり超促成作型イチゴの導入は促成単独より所得が向上する
要約 短日処理による超促成作型イチゴは、年内の収量が増加するなど従来の促成作型より収益性が高く、促成作型と組み合わせることによって、促成単独の経営よりも所得が向上する。 キーワード イチゴ、短日処理、...
リモニウムの12月出荷作型における苗冷蔵ポリポットの小サイズ化
要約 リモニウムの苗冷蔵12月出荷作型において、7.5cmポリポットを使用しても冷蔵処理の効果が得られる。 キーワード リモニウム、12月出荷作型、苗冷蔵、開花調節 背景・ねらい 12月出荷作型では、通常、直径12c...
イチゴ品種「さちのか」の長崎型高設栽培における主要害虫の発生特性
要約 イチゴ品種「さちのか」の長崎型高設栽培においては、アブラムシ類とハダニ類が地床栽培に比べて発生が多い。一方、ハスモンヨトウは10月下旬以降になると地床栽培より少なくなる傾向にあり、アザミウマ類は...
イチゴ高設栽培におけるフィルム型日射センサを用いた自動かん水制御
要約 イチゴの高設栽培で太陽光発電素子のフィルム型日射センサと日射比例制御コントローラーにより自動かん水制御ができる。積算日射量3MJ/m2を基準に給液すると、日々の日射量に比例して給液制御ができ、排液率...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した...
要約 「道南27号」は無加温半促成作型に適し、早晩性は「けんたろう」よりやや晩く、「きたえくぼ」より早い。多収であるが、萎黄病、萎凋病には「けんたろう」より弱い。栽培地により果実品質に差を生じやすく、...
促成イチゴ高設栽培の短日・スポット夜冷処理による早期定植、収穫技術
要約 高設栽培に定植したイチゴに対し、夕方~翌朝にかけて遮光し、株元へ冷気の送風を行う短日・スポット夜冷処理法は、未分化苗定植でも、早期より連続出らいが可能で、早期定植による定植期の拡大が可能である...
イチゴ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培での夜冷短日処理時期と年内早期収量
要約 ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培で、高単価が期待される年内早期収量を高めるには、6月下旬に夜冷短日処理を開始し、花芽分化確認後の7月第4半旬までに定植を行う。これにより、9月10日前後から収穫が開始され、...
夏秋どりイチゴ「エラン」栽培における電照と花房除去による秋季収量の向上
要約 夏秋どりイチゴ「エラン」の栽培では、9月以降に電照することにより、10月以降の収穫果数が増えて収量が増加する。また、高温期の8月1~15日に、出蕾してくる花房と屑果のみの果房を除去することにより、10...
要約 夏秋どりイチゴ「エラン」の栽培では、ハウスの天井部フィルムを開放してハウス内に遮光資材を展張すると、ハウス内の気温、培地温および葉温が下がり、収量が高い。高設栽培槽に通気性のある資材を用いると...
イチゴパッケージセンター利用による個別経営と農協販売への効果
要約 イチゴパッケージセンターを利用した場合の個別経営の規模拡大効果を試算すると、現行の19.8aから31.5aへ約12aの規模拡大が可能になる。所得は3,808千円で702千円程度増加する。また、パッケージセンターは...
四季成り性イチゴ品種「サマープリンセス」を用いた夏秋どり栽培
要約 「サマープリンセス」の夏秋どり栽培は、4月中旬~5月上旬定植で7~11月に収穫でき、上物率や秋の収量向上には摘房・摘花(果)や摘房処理(中休み処理)などが有効である。また、養液土耕や高設栽培は収量や...
要約 黒毛和種繁殖雌牛で秋季備蓄技術による放牧期間延長を行う際、牧草の備蓄期間中の代替放牧地として立木密度を300本/ha程度に強度間伐したカラマツ壮齢人工林地での林間放牧が利用できる。 キーワード 放牧、...
イチゴ高設ベンチ栽培の9~11月どりで地下水を利用した培地冷却効果
要約 高設ベンチ内に埋設したプラスチック製管に15~18℃の地下水を通水すると、培地内を23℃以下に冷却できる。これで夜冷短日処理した苗を定植すると年内の出蕾株率が高まり、年内の平均果重やa当たり総収量・商...
夏秋どりイチゴ生産流通システムの特徴と四季成り性イチゴの導入条件
要約 夏秋どりイチゴの生産流通システムは「市場型」「市場外型」「民間契約型」「生産者組織契約型」の4類型に分類できる。後者2類型による流通チャネルの短縮化が進む四季成り性品種を導入するには、販売先の管...