成長点局所加温とCO2施用を組み合わせた高収益ミニトマト栽培技術
要約 温風ダクトをミニトマト群落上に吊り下げ、成長点付近を局所的に加温することで、暖房に係る燃料消費は10%削減できる。吊り下げたダクトを利用しCO2施用を行うことで収量は8%増加する。技術の導...
要約 保水性の高いパルプ培地を利用してかん水の低頻度化を図ることにより、人工光源を設置した多段棚での簡易な方式で、赤色系かいわれ大根、ダッタンソバスプラウト等を1週間程度で生産できる。 キーワード パ...
要約 「すずこま」は、早生で草姿がコンパクトな心止まり性の加熱調理用トマト(クッキングトマト)品種候補であり、低段密植養液栽培に適する。 キーワード クッキングトマト、品種、低段密植、養液栽培、心止まり...
トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
雪中貯蔵キャベツの結球内部黒変症状対策と雪中貯蔵による品質保持
要約 黒変症状発生履歴がある圃場での「冬駒」栽培では土壌pH矯正と硫酸カルシウム施肥が、著しい発生履歴がある圃場では「大学寒玉」の導入が有効である。雪中貯蔵により、収穫時の外観・内部品質ともに長期間維持...
シュロガヤツリグサ等の浄化植物および微生物による廃液浄化システム
要約 栽培規模25aの青ネギ水耕栽培施設から平均濃度88mg/Lの硝酸性窒素が年間177t排出される廃液は、春期から秋期には浄化植物で、秋期から春期にかけてはシュロガヤツリグサ等の浄化植物と微生物により年間を通...
キーワード イチゴ、高設養液栽培、収穫株利用、省力育苗、誘引定植 背景・ねらい イチゴの大規模経営体を育成するため、高設養液栽培の収穫株を、収穫終了後に採苗親株として利用した省力育苗技術について検討す...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
傾斜地域に対応した養液栽培体系における夏秋トマト作の経済性評価
要約 平張型傾斜ハウスと養液栽培装置を組み合わせた夏秋トマト栽培は、慣行の雨よけ栽培に比べ、収量で約75%、販売額で約94%、所得で約157%それぞれ増加する。また14.0t/10aの収量水準は、農業所得の確保に...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
モミガラくん炭を用いたバラの養液栽培における安定生産のための給液管理技術
要約 バラの養液栽培においてモミガラくん炭培地を用いる場合、気相率が高いため、給液量をロックウール栽培よりも25%増やし、給液回数は1日最低6回が必要である。また、同培地における給液ECを通年0.8mS/cmとロ...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
要約 排液を出さない環境保全型養液栽培の毛管吸水槽の培養液水位管理は、培養液面から培地底面までの距離が6cmになったら2cmになるまで給液する。培地への給液量は全給液量の50%程度とし、残りの約50%は毛管吸...
要約 補給液用と循環液用の2つの系統で給液する2系統循環式養液栽培で、バラ「ローテローゼ」を栽培することで、養液を廃棄することなく、掛け流し式と同等の収量品質を得ることができる。 キーワード バラ、循...
要約 液肥は、毎日午前9時に点滴チューブから一定量(年間施用量÷365日)を1回施用する方法で、10a当たり年間窒素施用量は、バラ栽培では約80kg、ガーベラ栽培では約40kgが適当である。 キーワード 液肥、隔離ベ...
家畜ふん堆肥混合培養土における輪ギクのかん水施肥による窒素施肥管理
要約 輪ギクにおいては、1日当たり窒素吸収量が多い消灯~発蕾の時期の窒素施肥割合を高めることによって、総窒素施肥量を2割削減しても、2L率を高めることが可能である。 キーワード 輪ギク、かん水施肥、隔離ベ...
要約 かけ流し式養液栽培で、給液および排液中の各無機成分の収支から開発した改良処方は、大塚A処方より生育後半でも草勢が維持され、収量、1果重、品質が優れ、培地内養液ECが安定し、バランスよく無機成分...
要約 窒素やリンを高濃度に含むロックウール栽培排液のバイオジオフィルター水路による浄化にはエンサイ、ソルガム、ポーチュラカが適している。施設面積の数%のバイオジオフィルター水路にエンサイ等を栽培する...