金時類の茎折れリスク低減と土壌・作物栄養診断による高品質安定生産技術
要約 金時類の茎折れには品種間差があるが、標植、適正施肥でそのリスクを低減でき、開花期の追肥が効果的である。土壌無機態窒素量(0-40cm)と熱水抽出性窒素量(10cm土層相当量)から必要窒素施肥量を決定でき...
半促成トマトの接ぎ木栽培における土壌診断と栄養診断に基づく窒素減肥
要約 半促成トマトの接ぎ木栽培において土壌診断と葉柄汁液の栄養診断に基づいた施肥法における総施肥窒素量は、上物収量を低下させることなく、大幅に減少できる。 キーワード 半促成トマト、汁液栄養診断、接ぎ...
フラットベッドスキャナを用いた土壌および作物体の簡易診断システム
要約 フラットベッドスキャナを用いて、土壌の全炭素含量の推定、作物の葉色の推定、土壌診断における比色分析を可能とする土壌および作物体の簡易診断システムを開発した。 背景・ねらい 安全・安心な農産物栽培...
要約 トマト青枯病およびかいよう病は、病徴と選択培地への罹病茎断面のスタンプにより出現したコロニーにより診断できる。青枯病対策には深耕還元消毒と抵抗性台木の組み合わせが、かいよう病対策には薬剤の茎葉...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8g/m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収穫...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8 g / m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収...
要約 放牧草地の年間施肥量は、放牧圧に応じて地域ごとに定まる年間の養分補給量を基本とする。また、草量確保に要する養分量の過不足を牧区ごとの土壌診断等によって評価し、修正に必要な施肥量を算出する。この...
要約 地床利用の点滴潅水施肥栽培において、施肥量を現場慣行の60%程度減肥しても商品果収量が安定確保される。このときの葉柄搾汁液中硝酸イオン濃度の栄養診断指標値は栽培期間中1000~4000ppmであり、土壌EC...
トマトの養液土耕栽培における葉柄汁液中硝酸イオン濃度の診断指標
要約 半促成及び促成トマトの養液土耕栽培において、果房直下葉の葉柄汁液中硝酸イオン濃度を用い、生育ステージ別の栄養診断指標を作成した。 キーワード 養液土耕、果房直下葉、栄養診断指標、硝酸イオン濃度、...
養液土耕栽培の夏秋トマトにおける窒素の栄養および土壌診断指標
要約 養液土耕栽培での夏秋トマトにおいて、腋芽硝酸含量による栄養診断指標は1段花房直下で新鮮重1kg当たり3,800~3,500mg、3段目で2,200~1,800mg、4~15段では1,900~1,300mgが適し、硝酸含量による土壌診断...
要約 イチゴにおいて、葉柄汁液中の無機リン濃度を指標(指標値:200~400mg/l)とした簡易栄養診断により、リン酸の効率的な施肥管理が可能である。 背景・ねらい リン酸は、過剰による生育障害が現れにくいことか...
要約 灰色低地土水田作小麦(農林61号)の安定収量(500kg/10a)と適正粗蛋白含有率(9.5%)を確保する窒素吸収量は8.5kg/10aで、これを基に土壌可給態窒素レベル別に基肥量基準を作成した。追肥の要否は適正栄養診...
要約 牧草のミネラル組成を乳牛飼養上望ましい方向に改善するために、チモシー・シロクローバ混播草地において1番草のマメ科率を維持できるカリの必要最小量を策定し、土壌診断に基づく施肥量算出式を提案する。...
小型反射式光度計システムによるトマトの葉柄汁液中硝酸態窒素の簡易分析法
要約 トマトの葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度の測定による栄養診断には、小型反射式光度計システムが、現場での簡易分析法として利用できる。診断に用いる葉柄は、硝酸態窒素濃度が葉位によって異なり、個体差も大き...
要約 リンゴわい化栽培園の土壌養分含量及び葉中成分濃度の実態を調査した。交換性Kは従来のマルバ台樹の基準を上回る園地が多かったが、樹体の生育、果実品質に影響は見られなかった。葉緑素計を利用した葉色測...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴