AtGolS2遺伝子を導入したイネは干ばつ条件下での収量性が原品種より高い
要約 シロイヌナズナのガラクチノール合成酵素遺伝子AtGolS2を導入した遺伝子組換えイネは、原品種である陸稲品種CuringaおよびNERICA4に比較してガラクチノールを多量に蓄積する。この遺伝子組換えイネ...
Oryza(イネ)属の栽培化以前に起きたPup1遺伝子座の変異
要約 アジアイネ(Oryza sativa)及びその近縁野生種(O. rufipogon、O. nivara)、並びにアフリカイネ(O. glaberrima)及びその近縁野生種(O. barthii)におけるリン酸...
要約 イネの根を深い方向に伸ばす遺伝子を発見した。根の張り方が浅いイネに本遺伝子を導入すると、根が深くまで伸び、干ばつに強くなることが実証された。 キーワード 干ばつ耐性、深根性、量的形質遺伝子座、重...
要約 シロイヌナズナ由来の転写因子DREB1Cを発現させた陸稲ネリカ(NERICA1)は、乾燥条件下における生存性、地上乾物重、穎花数および稔実数が向上する。 キーワード DREB1、陸稲、ネリカ、乾燥抵抗性、遺伝子組...
要約 陸稲品種「Kurnai」、「旱不知D」はデンプン枝付け酵素1(Sbe1)活性を欠き、アミロペクチン短鎖比率が高い。この特徴を有する糯性系統の餅は柔らかさに優れ、餅の硬化が遅い。 キーワード アミロペクチン、米...
エアロビック・ライスの連作による収量漸減現象に非生物的要因が関与する
要約 収量漸減現象が認められるエアロビック・ライス連作圃場からの採取土壌を用いたポット試験において、薬剤や熱処理によって生物的要因を排除してもイネの生育に有意な改善が見られないことから、この現象には...
要約 アグロバクテリウムの未熟胚への接種、および接種後の選抜条件を至適化することによりネリカ品種の形質転換法を開発した。得られた形質転換体の外来遺伝子の植物染色体への組み込み、発現、後代への伝達およ...
要約 もちの硬化性の(大きな)品種間差はでんぷんのアミロペクチン構造と関連を示し、硬化性の高い系統ではアミロペクチン鎖長の短鎖が少なく、中鎖が多い。鎖長分布の違いは4Mの尿素溶液を用いた糊化特性で判...
要約 餅硬化性と正の相関を示すピーク温度と糊化開始温度を指標として、陸稲「関東糯172号」の餅硬化性の遺伝を検討した。F2とF3世代の分離から、関東糯172号の餅硬化性に関連するピーク温度には単一の優性遺伝子...
陸稲の餅硬化性簡易検定法の開発および「関東糯172号」の高度硬化性
要約 ラピッド・ビスコ・アナライザーの熱糊化特性を指標とする陸稲の餅硬化性の簡易検定法を開発した。また、アフリカ陸稲の後代である陸稲「関東糯172号」が従来の日本の陸稲にはない高度硬化性を示すことを明...
陸稲の餅硬化性簡易検定法の開発および「関東糯172号」の高度硬化性
要約 ラピッド・ビスコ・アナライザーの熱糊化特性を指標とする陸稲の餅硬化性の簡易検定法を開発した。また、アフリカ陸稲の後代である陸稲「関東糯172号」が従来の日本の陸稲にはない高度硬化性を示すことを明...