要約 「かんきつ中間母本農5号」は,「リー」と「無核紀州」の雑種である。「リー」に似て減酸が早く品質良好で剥皮性も良い。「無核紀州」より大果である。健全花粉を持つが,雌性不稔で無核である。「無核紀州...
要約 カンキツ新品種「はるみ」は「清見」にポンカン「F-2432」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,食味良好である。易剥皮性でじょうのう薄く,少核性で食べやすい。成熟期は1月で,年明けに販...
要約 カンキツ新品種「朱見」は「清見」に「セミノール」を交雑して育成したタンゴールである。果皮が赤橙色で,糖度が比較的高く食味良好な少核性の品種である。成熟期は3月で,冬季温暖な地域での栽培に適する...
要約 ニタリクジラは暖海性の鯨類で、西部太平洋では本州沿岸から西経157度に至る広い海域に分布するが、黒潮流域には棲息していない。黒潮流域以東のニタリクジラ(北緯7度から北緯43度)は、1980年代の後期まで...
北太平洋亜寒帯水域における表層性魚類とプランクトンの南北分布
要約 サケ・マス類を含む表層性魚類と動・植物プランクトンとの量的関係を解析することにより、表層性魚類が摂餌活動を通して動物プランクトンなどの生物生産を制御していることが明らかになった。 背景・ねらい ...
ミトコンドリアDNA多型を用いたメカジキ個体群の遺伝学的解析
要約 PCR法を用いてメカジキのミトコンドリアDNA分子の中でも特に多くの変異が蓄積されていると考えられるDループ領域を含むDNA断片を増幅した。制限酵素処理によって検出された切断片長多型を用いて、多くの海域...
要約 イオンメーターを用いることにより、従来はイオンクロマトグラフ、アミノ酸分析計による分析で確認されていた、茶葉のアンモニウム塩処理およびグルタミン酸ソーダ添加の判別を簡易・迅速に行う方法を開発...
要約 チャ炭そ病病斑から本病病原菌を溶菌する微生物を数種類分離し、その中から溶菌活性の強い細菌菌株FL824Aを得た。本菌株を同定するとともに、拮抗因子として溶菌微生物が生産する溶菌関連酵素を解析し、そ...
チャの窒素吸収・分配の季節リズムと一番茶新芽窒素の由来の解明
要約 チャの窒素吸収能は春期と秋期に高く、夏期と冬期に低下する。春~秋の吸収窒素は葉に分配され、冬期吸収窒素は根に分配される。夏以前に吸収された窒素の一番茶新芽窒素への寄与率は低く、秋以降徐々に高...
硫酸カルシウム施用と砂地タマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係
要約 砂地野菜栽培において、イオウ(硫酸カルシウム)施用量とタマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係を調べた。タマネギの収量は1.8kgS/a、タマネギ、ダイコンの辛味は0.5kgS/aのイオウ施用により高まる。 ...
硫酸カルシウム施用と砂地タマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係
要約 砂地野菜栽培において、イオウ(硫酸カルシウム)施用量とタマネギ、ダイコンの収量・辛味との関係を調べた。タマネギの収量は1.8kgS/a、タマネギ、ダイコンの辛味は0.5kgS/aのイオウ施用により高まる。 ...