乾燥牛糞によるダイズシストセンチュウの孵化促進と密度制御効果
要約 乾燥牛糞は、ダイズシストセンチュウに対する孵化促進効果を有し、汚染土壌への施用後ただちにだいずを播種すると、だいずへの雌成虫の着生は顕著に増大する。しかし、乾燥牛糞の施用後一定の期間をあけてだ...
要約 合成試薬であるp-nitrophenyl-α-D-maltopentaoseを基質に用いて、甘しょのβ-アミラーゼ活性が測定できる。本法は従来の可溶性澱粉を基質とした還元糖測定法よりも簡便で、測定に要する時間も短い。 背景・...
イネ種子の主要なリポシキゲナーゼが欠けた品種の探索とその遺伝解析
要約 玄米脂質の酸化・古米化への関与が指摘されているイネ種子のリポキシゲナーゼ(LOX)3が欠失した品種Daw Damを見いだした。次にLOX3は単一遺伝子に支配され、欠失性は劣性であることを明らかにした。 背景...
要約 多肥条件において、半矮性インド型水稲品種「タカナリ」は高温多照の1994年には粗玄米重990g/m2という超多収性を示した。本品種は面積当たり全籾数が多く、さらに登熟期間の乾物増加量が大きいことが超多収...
要約 草型の異なる水稲品種の中で、雑草に対する競合性に違いが認められ、生育初期の葉面積が大きい「麗江新団黒谷(れいこうしんだんこくや)」、「南京11号」はコナギに対して生育抑制の効果が大きい。また、ノ...
要約 水稲「関東糯182号」は、中国の紫黒糯の2次選抜によって育成された、インド型の紫黒糯系統である。「ホシユタカ」並みの晩生に属し、糠層にアントシアン色素が集積して、玄米は黒色を呈する。赤飯、赤餅、...
要約 小麦の穂発芽により増加するα-アミラーゼ活性を測定して低アミロ小麦を簡易・迅速に検出する手分析条件を確立するとともに、測定の多点迅速化・自動化のためのオートアナライザーを用いた測定方法を開発...
要約 水稲「関東168号」は「コシヒカリ」のMNU処理突然変異によって育成された、低アミロース系統である。「コシヒカリ」並の早生に属し、アミロース含量・千粒重・収量以外の諸特性は「コシヒカリ」と同一であ...
要約 水稲「関東166号」は、「関東141号」と「コシヒカリ」の交配により育成された、良食味系統である。出穂期はほぼ「日本晴」並の中生の晩に属する。「コシヒカリ」並に良食味で、「日本晴」より多収で縞葉枯...
葉菜類に対する還元型ビタミンC簡易迅速測定法(RQフレックスシステム)の適用性と測定例
要約 最近発売されたRQフレックス羽システムによる還元型ビタミンC含量の測定は、メタリン酸5%溶液中でも測定可能で、高速液体クロマトグラフィーによる測定値との比較から、葉菜類の簡易迅速測定法として十分...
要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...
要約 各種フザリウム菌のnit変異菌株(硝酸塩利用能欠損変異株)を作出した。nit変異菌株を塩素酸カリウムを含む培地で選択的に分離することにより,特定のフザリウム菌の土壌中での動態を追跡することが可能と...
要約 日本に分布する主要なネコブセンチュウ4種を、アイソザイムの差異または天敵出芽細菌系統の付着特異性により、簡便に同定する方法を開発した。これを基に日本国内でのネコブセンチュウ4種の分布を明らかに...
要約 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種の罹病化に、オオムギマイルドモザイクウイルスの2系統が関与することを見出し、2系統の血清学的および遺伝子レベルでの差異を明らかにした。 背景・ねらい オオムギ縞萎縮病は、...
要約 穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法として、通常栽培及び短日処理による出穂促進したイネの穂ばらみ期止葉葉節部に分生胞子懸濁液を付傷接種する止葉葉節接種検定法を開発した。 背景・ねらい イネに最も大...
要約 イネいもち病菌の生態的研究のためのマーカーとして有用なイネいもち病菌のnit変異菌株(硝酸塩利用能欠損変異株)を高頻度に作出できる培地を開発した。 背景・ねらい 塩素酸塩に耐性の変異株であるnit変異菌...
要約 窒素施用量が増すほど、また施用時期が遅いほど、水稲米粒中のスクロース含有率は低下し、全窒素(タンパク質)含有率は上昇した。しかし、全タンパク質中に占めるプロラミンの割合は窒素栄養条件によって...
要約 合成試薬であるp-nitrophenyl-α-D-maltopentaoseを基質に用いて、甘しょのβ-アミラーゼ活性が測定できる。本法は従来の可溶性澱粉を基質とした還元糖測定法よりも簡便で、測定に要する時間も短い。 背景・...
要約 多肥条件において、半矮性インド型水稲品種「タカナリ」は高温多照の1994年には粗玄米重990g/m2という超多収性を示した。本品種は面積当たり全籾数が多く、さらに登熟期間の乾物増加量が大きいことが超多収...
要約 水稲「関東糯182号」は、中国の紫黒糯の2次選抜によって育成された、インド型の紫黒糯系統である。「ホシユタカ」並みの晩生に属し、糠層にアントシアン色素が集積して、玄米は黒色を呈する。赤飯、赤餅、...