要約 家計調査個票データを使用した分析から、野菜の消費形態を高齢高消費型と若齢・中年高消費型に分類した。また、10年間の間隔をおいた消費傾向の違いを検討した結果、若齢から高齢層にわたる広範な年齢階層...
要約 公共育成牧場の草地・家畜飼養管理を充実し育成預託牛の確保を図るには、豊富な労働力・人材の確保が必要である。そのためには、年間就業を可能とする周年預託、研修対応、牧場資源の高付加価値化、観光事...
要約 牛乳生産の原価管理指標として、牛乳生産費(第2次生産費、現行の全算入生産費に相当)に代表させると、北海道においては100kg当たり6千円程度、都府県においては経産牛頭数15頭以上の頭数規模で100kg当たり...
要約 1)地域の住民が活力を生む過程は、[現状認識→意識化→願望→行動→効力感・充実感→満足感を得る]なかでなされる。2)住民が活力を生み・高めるための(1)短期的方策は、[動機づけ→意識と問題の整理→条件の整...
要約 大豆乾燥過程での裂皮は乾燥速度を2~3%(d.b.)/h以下とすることで回避でき、そのための通風空気の加湿・調湿限界が一目で分かる空気線図を作成した。さらにこの空気線図中にむれ危険領域を重ねて示すこと...
要約 不耕起の乾田圃場に水稲を直接部分耕移植する技術を開発した。耕耘・代かきが省略できると同時に、移植後入水するので、入水後田植えする従来の湛水部分耕移植より広範な圃場に対応できる。 背景・ねらい ...
要約 稲株倣い自律走行機能、自動回行機能、遠隔操作機能を備えた田植機をベースとした自動走行式水田管理機に、ブームスプレーヤを装着し、圃場外のオペレータの部分的な遠隔支援により、圃場内を無人で防除作...
要約 草地におけるメタン濃度とメタンフラックスを自然条件下で測定した。乾燥した人工草地では下向きのメタンフラックスが観測され、牛の放牧草地では夜間に上向き早朝に下向きのメタンフラックスが観測された。...
要約 窒素施用量が増すほど、また施用時期が遅いほど、水稲米粒中のスクロース含有率は低下し、全窒素(タンパク質)含有率は上昇した。しかし、全タンパク質中に占めるプロラミンの割合は窒素栄養条件によって...
要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...
フザリウム菌 nit 変異菌株の作出と土壌からの選択分離倍地の作成
要約 各種フザリウム菌のnit変異菌株(硝酸塩利用能欠損変異株)を作出した。nit変異菌株を塩素酸カリウムを含む培地で選択的に分離することにより,特定のフザリウム菌の土壌中での動態を追跡することが可能と...
要約 穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法として、通常栽培及び短日処理による出穂促進したイネの穂ばらみ期止葉葉節部に分生胞子懸濁液を付傷接種する止葉葉節接種検定法を開発した。 背景・ねらい イネに最も大...
要約 日本に分布する主要なネコブセンチュウ4種を、アイソザイムの差異または天敵出芽細菌系統の付着特異性により、簡便に同定する方法を開発した。これを基に日本国内でのネコブセンチュウ4種の分布を明らかに...
要約 スズメ、ムクドリ、ヒヨドリより採取したディストレス・コールと“ぼい旗”の音は、これらの鳥の追い払いに効果があった。そこで、新たに開発した慣れのつきにくい提示法によって音を発生させる忌避音発生装置...
要約 小麦の登熟過程で発生する穂発芽の気象的発生限界条件を解明するとともに変動気象条件下での発生危険度として、前日までの日最高気温と降水量および今後の最高気温と降水日数の予想平年値より、穂発芽予測...
要約 小麦粉(全粒粉、ブラベンダー粉)の平均粒度と膨潤度を測定し、組み合わせて評価することにより、小麦の硬軟質性およびうどんの官能的品質に関する情報を簡易に得ることができる。 背景・ねらい うどん...
要約 小麦の蛋白質含量を育種現場適応性の高い近赤外分光法により粉体試料で簡易・迅速に測定するための検量線作成とそのための試料保存条件・粉砕条件・化学分析精度および近赤外分光測定条件などの留意点を明ら...
コムギ半数体育種法(トウモロコシ法)の効率化のための温湯除雄法
要約 トウモロコシ法の省力化に有効であると考えられるコムギの温湯除雄法を開発した。処理温度は43℃、処理時間は3~7分間が適当である。 背景・ねらい 半数体育種法の実用化のためには半数体の大量作出技術の...
要約 ステンレス二重遠心管を用いた遠心分離法により、土壌溶液中除草剤濃度を、簡易かつ直接的に定量することができる。この方法は水田土壌および畑土壌のいずれにも適用できる。本法の適用により土壌処理除草...
要約 群落の分光反射係数を測定し、可視光域の反射係数、反射係数比や可視光域および近赤外光域における反射係数の一次微分係数を用いたときギニアグラスの粗蛋白質含量、繊維成分含量との間に高い相関係数が得...