施設栽培野菜害虫に対する天敵類の高温条件下での寄生、捕食、増殖特性の解析
摘要 我が国の施設栽培野菜における天敵利用を阻害する要因として、施設内の高温条件がある。そこで、在来天敵を含めた天敵類の高温耐性を知るための試験を行った。ワタアブラムシの天敵類である在来テントウムシ...
摘要 メロンやスイカ等のウリ科野菜では、アブラムシ類、ハダニ類、コナジラミ類、ミナミキイロアザミウマ等の重要害虫のいずれも薬剤抵抗性の発達が著しく、薬剤のみによる防除が困難な状況にある。また、農薬残...
Verticillium lecanii菌の高温条件下における各種能力の解明
摘要 わが国における施設野菜害虫への天敵利用技術の確立を目的とし、在来のVerticillium lecanii(721株、925株)および海外から導入された製剤から分離した菌株(MG-A株)につい...
摘要 最近各種薬剤に対して高度の抵抗性を発達させたワタアブラムシの発生が各地で大きな問題となっている。これまでの課題でワタアブラムシにおける各種薬剤抵抗性発現機構について検討した結果、解毒酵素の一つ...
摘要 世界的に農薬の使用が環境汚染や経済性などの点から問題となっているが、その使用を軽減するために拮抗微生物による生物防除の可能性が検討されている。オーストラリアではAgrobacterium ra...
摘要 東北地方で分離されたズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)の2株に対する、ZYMV弱毒株2株(農研センター作出)の干渉効果を計4通りの組合せで検討した結果、いずれの組合せにおいても顕著な干...
摘要 新規に開発された殺虫剤の作用特性を圃場において検討し、総合防除体系の中での実用化の基礎資料を得た。殺虫スペクトルの狭いTI304水溶剤(10%)の1000倍液茎葉散布処理は、調査時期に最も多発...
摘要 重要なスギ・ヒノキ材質劣化害虫のスギカミキリ成虫の被害発生動態と発生要因を明らかにするために,昭和60年以来平地林と山地林の各1林分で成虫の標識再捕獲と,成虫脱出孔の全数調査を行った。平地林で...
摘要 東北地方各地で採集したウリ科野菜のモザイク症状株を電顕観察(DN法)及び血清試験により調べ、4株からカボチャモザイクウイルス(WMV)を、2株からズッキーニー黄斑モザイクウイルス(ZYMV)を...