麦類難防除雑草カラスムギの生理・生態的特性を活かした防除技術開発
摘要 目的:カラスムギの生理・生態的特性を明らかにし,蒸気処理防除機等の防除技術を組み合わせた防除体系をを開発する。 成果:県内13か所の麦圃場からカラスムギ種子を採集したところ,カラスムギとオニカラ...
2 麦の高品質安定生産技術、1)麦類の増産に向けた多収品種の安定栽培法および低反収田の改善技術の確立
摘要 目的:小麦圃場における難防除雑草(抵抗性スズメノテッポウ、カズノコグサ等)の実態解明と総合防除体系の開発及び実証を行う。 ...
暖地麦作における地下水位制御システムを活用した埋土種子低減と土壌処理除草剤の効果向上による難防除イネ科雑草管理技術の開発
摘要 麦作難防除雑草カズノコグサの埋土種子は、夏期湛水後の早期落水によって休眠覚醒が進行し、土中発芽率が高まった。土壌処理除草剤による小麦の薬害は、潅水せずに地下水位を30~20cmに制御することで軽減し...
b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 1)個体群動態モデルの活用により、麦作でのネズミムギの増減が昆虫の種子食害に大きく影響されることを明らかにした。個体群動態モデルに小麦収量を組み込み、経済性評価を行えるようにした。麦作での有効...
摘要 目的:消費者や実需者が求める品質の米、麦及び大豆を低コストで生産するために、新品種の選定と高品質安定生産技術の構築を行い、産地の維持拡大を支援する。成果:水稲「はえぬき」、小麦「さぬきの夢2000...
ダイズ畑におけるクローバ利用による線虫害軽減技術の開発及び難防除雑草イヌタデの制御技術の開発
摘要 i)微生物群集構造の定量手法として、細菌同定プレートでの土壌懸濁液測定法、eDNA分析法等を開発し、有機物投入による微生物群集の変化を明らかにした。ii)Pythium oligandrum (PO)の細胞壁タンパク質に抵...
摘要 i)早播の小麦「イワイノダイチ」に対して被覆尿素肥料を速効性肥料と組み合わせて全量基肥施用すると、収量は慣行栽培と同等以上となり、子実タンパク質含有率を最大0.8ポイント向上させることができた。ii)...
51 水田・畑作における難防除雑草生業技術の確立 (1)麦作における難防除雑草制御技術の確立
摘要 (目的)水稲作、麦作、大豆作等における難防除雑草の総合的な防除法を明らかにし、効率的な水田農業の推進を図る。 (これまでの成果)水稲作の雑草「クサネム」の防除時期を明らかにした。麦作の雑草「ネ...
52.水田・畑作における難防除雑草生業技術の確立 (1)麦作における難防除雑草制御技術の確立
摘要 目的:水稲作、麦作、大豆作等における難防除雑草の総合的な防除法を明らかにし、効率的な水田農業の推進を図る。(こうれまでの成果)水稲作の雑草「クサネム」に対する登録農薬の効果を確認した。麦作の雑...
摘要 温暖地以西の難防除雑草であるカラスムギ集団は種子休眠性に幅広い変異のあることを明らかにした。さらに、集団によって出芽時期に差があり、これは15℃以上の温度条件における発芽速度の差と高い関係がある...
摘要 i)早播き栽培した「イワイノダイチ」は、後期重点施肥及び疎播によって収量・品質が高位安定化することを明らかにした。ii)「イワイノダイチ」の早播栽培でリニア型とシグモイド型肥効調節型肥料を20%ずつ...
56.水田・畑作における難防除雑草生業技術の確立 (1)麦作における難防除雑草制御技術の確立
摘要 目的:水稲作、麦作、大豆作等における難防除雑草の総合的な防除法を明らかにし、効率的な水田農業の推進を図る。麦作におけるネズミムギ、カラスムギの効果的な防除法を確立する。 研究対象 小麦 戦略 土地...
高品質・早生小麦品種の育成と赤かび病抵抗性品種・系統のスクリーニング及び品質・収量の安定化技術の開発
摘要 九州の小麦主産5県の早播き栽培による秋播型小麦「西海185号」の製粉性・製めん適性等は実需者による高い評価が得られた。また、小麦及び大麦品種・系統について、赤かび病の侵入抵抗性及び進展抵抗性を検...
摘要 水田裏作麦圃の新帰化雑草トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲのそう果は混入2年目でも各々11~30%,30~48%が土中で生存し,作付別では水稲-いぐさ>水稲-小麦>大豆-小麦の順に高かっ...