摘要 米の品種識別法に関しては、リアルタイムPCRによる品種の真贋と混入の有無を短時間に検出できる分析系を用いて、品種混合サンプルの品種構成(うるち米の主要30品種)を短時間に検出できるPCRアレイを確立し...
南米、アフリカ等の不良土壌における作物の適応機能の解明と栽培技術の開発
摘要 アフリカ稲の低リン酸耐性における遺伝的変異は大きく、特にIG10が低リン酸耐性に優れた品種である。イネにおいて、酸性土壌での生育阻害の主因であるアルミニウム(Al)過剰害は根表面のCaをAlが置換するこ...
アフリカ大陸における主要害虫の発生実態の解明と生物的防除法の開発
摘要 東部アフリカ地域の主食、トウモロコシに最も重大な被害を与えている害虫に侵入種のメイガ類がある。現在、この防除に天敵の利用が期待され、有用天敵種の探索をすすめている。また、移動性バッタ類の1種サ...
摘要 栃木県西那須野町、塩原町においてトウモロコシ畑に生える強害雑草であるイチビを食べる昆虫相を調査した。調査はイチビの芽が出る5月下旬からイチビが実をつけ枯死する9月まで実施した。8年の結果と併せ...
摘要 ライゾボックスを用いて、作物のカリウム吸収能力の比較をした。供試土壌には愛知県知多郡南神戸の未耕地土壌(赤黄色土)を用い、ライゾボックスのCC(セントラルコンパートメント)にダイズ、ワタ、トウ...
摘要 我が国の草地、農耕地には近年多くの外来の強害雑草が侵入し、拡散している。しかし、これら海外からの強害雑草は我が国に侵入してからの日が浅く、防除法は確立されていない。そこで、強害帰化雑草の天敵昆...
摘要 熱帯においても畑作物の線虫害は大きく、その被害回避法として農薬の使用を最小限にとどめて、作付体系、有機物施用などを組み合わせた耕種的防除法の確立が強く求められている。すなわちラッカセイ、ワタ、...
遺伝資源利用による稲の育種(遺伝資源)―日中交雑系統の世代促進方法の検討―
摘要 中国雲南省農業科学院と熱研の共同研究で耐冷・耐病・多収品種の育成が行われている。育種材料の世代促進が行われている海南島を訪問し、世代促進栽培の検討を行った。海南島は北回帰線の南に位置し年平均気...