プリオンの異常化機構の解明とBSE等のプリオン病の清浄化技術の開発
摘要 プリオン病研究に関しては、 a) L型非定型BSE感染牛由来の異常プリオンタンパク質の試験管内超感度増幅法(PMCA法)の増幅条件を確立した。 b) リコンビナントプリオンタンパク質のアミロイド線維形成を指...
プリオンの異常化機構の解明とBSE等のプリオン病の清浄化技術の開発
摘要 プリオン病研究に関しては、a)牛海綿状脳症(BSE)実験的経口感染牛におけるプリオンの動態を明らかにし、骨格筋の筋紡錘に異常プリオンタンパク質が蓄積することを明らかにした。子牛を用いたループ試験で...
特産ラム肉の安定生産のための種畜生産利用マニュアルによるスクレイピー抵抗性羊の普及
摘要 目的:畜産試験場が養成し維持するスクレイピー抵抗性羊群を活用し、安心・安定した羊飼養経営を可能とするスクレイピー抵抗性羊の普及を行なうため、(1)種畜羊生産農場のスクレイピー抵抗性遺伝子171Rの...
摘要 1)プリオン病の診断技術の開発に関しては、PrPScに対する特異的なプローブとしてのアプタマーの作製とそれを用いたプリオン濃縮法を確立した。血清などからのプリオン濃縮法への有用性が示唆されており、...
摘要 目的:PrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性に基づいて後継羊を選ぶことにより、抵抗性羊群を作出し、同時にこの遺伝子型選別が生産性に及ぼす影響を検証する。成績の概要:(1)平成18年度の畜試...
摘要 羊に散発するスクレイピーの制圧は公衆衛生上重要な課題であるが、PrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性に基づいて後継羊を選ぶことにより、抵抗性羊群の作出が可能である。しかし、前提として...
摘要 目的:わが国の羊にはスクレイピーが散発しており、公衆衛生上の問題からこの制圧も重要な課題となる。羊にはPrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性が存在するので、これに基づいて次世代繁殖羊...
摘要 目的:日本の羊にはスクレイピーが散発しており、公衆衛生上の問題からこの制圧も重要な課題となる。羊にはPrP遺伝子の多型に起因するスクレイピー自然抵抗性が存在するので、これに基づいて次世代繁殖羊を...
放牧牛における微量栄養素水準が白血球機能に及ぼす影響の解明(47)
摘要 めん羊を用いて、チアミン欠乏が白血球の貪食殺菌能に及ぼす影響について検討した。チアミン拮抗剤のアンプロリウム(APL)を投与して実験的チアミン欠乏症としためん羊4頭では、血中チアミン濃度の低下...
放牧牛における微量栄養素水準が白血球機能に及ぼす影響の解明(58)
摘要 放牧牛の飼養管理面から感染防除に資することを目的として、免疫機能に関与していることが知られているビタミンやミネラル等の微量栄養素水準の放牧牛や実験動物における動態や白血球機能との関連を検討した...
Somatotropic axisによる泌乳制御技術の開発(69)
摘要 反芻動物に成長ホルモン(GH)を投与するとソマトトロピン軸を介して乳量が増加するが、そのメカニズムについては不明の点が多い。本課題では、乳合成の律速因子であるグルコースの代謝に焦点を当て、ソマ...
摘要 慢性病にかかりにくく、ワクチンの効果が大きく、治療に要する薬品の量が少なくてすむ豚群を育種する方法についての情報を得るために、マウスを用いた基礎実験と豚を用いた応用実験を行った。4つのマウス系...
摘要 パイロットアニマルとして用いるマウスの、BCGに対する抗体産生能と細胞性免疫能について、選抜の指標を探索し決定した。細胞性の免疫能の指標としては、BCGで感作後14日目にPPDを後ろ足の皮内に...