物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...
摘要 試験目的:海外導入品種および国内(民間等)育成品種系統について、その特性および生産力を検討し、道北地域における適応性を検討する。、試験結果:【第6次アカクローバ(平成19~21年)】「SBR9502」は2番...
摘要 オーチャードグラスでは、i)越夏性関連の幼苗検定から耐旱・耐暑性の選抜効果を確認した。ii)育成系統「那系27号」は耐病性が強く、標準品種比108%の高収量性であることを明らかにし、命名登録への準備を進...
摘要 オーチャードグラス育成系統は地域適応性検定試験において秋の草勢・病害抵抗性に優れることを明らかにした。フェストロリウム育成では、花粉親系統の消化性選抜及び、種子親雄性不稔系統の不稔性選抜を進め...
摘要 オーチャードグラス2系統の系統適応性検定試験を開始した。Festuca-Lolium属間雑種品種の種子親雄性不稔イタリアンライグラスについて稔性と開花時期、花粉親トールフェスクについて消化性の選抜を行った。...
摘要 オーチャードグラスの早生、中生各1集団の生産力予備検定において越夏性の選抜効果及び10%多収が確認できたので、「那系26号」及び「那系27号」の地方番号名を付与した。また、育種素材として、イタリアン...
摘要 オーチャードグラス葉腐病に関して選抜してきた集団は、出穂期に小さび病が激発し、葉腐病に関して評価不能となったので選抜を中止した。13年度からは新たに養成した集団について、選抜を開始する。イタリ...
摘要 オーチャードグラスの葉腐病では9年に幼苗接種選抜によって得た256個体から10年(激発年)の圃場検定によってさらに選抜した70個体間で交配した。圃場検定の有効性を実証するために育成を進めている...
摘要 1997年春に宮崎県下のイタリアンライグラスの葉身や葉鞘に楕円形で灰白色の菌叢を形成する病害が発生した。分生子、宿主細胞内の吸器などの形態観察から本菌をBlumeria graminis (D...
摘要 フィンランドとスウェーデンで収集したアカクローバ24系統の3年目の特性調査を行った。系統・個体間差が極めて大きく、非開花型の系統も含まれていた。永続性が劣る系統が多かったが、うどんこ病抵抗性に...
摘要 温暖地の草地に適応して、耐病・品質・収量性が優れ、不良環境においても安定した生産をあげる新品種を育成する。極早生・早生では黒さび病・うどんこ病についても一定の抵抗性レベルをもつ新系統の那系24...
摘要 極早生~早生の5系統(那系21~25号)の系統適応性検定試験及び特性検定試験が終了し、この内極早生でうどんこ病抵抗性と黒さび病抵抗性に優れる那系24号を農林登録候補系統として申請した。なお、平...
摘要 耐病性、高嗜好性、高越夏性新系統育成のため交配採種と定植を行った。雲形病抵抗性中生系統Sc-23から4年幼苗接種選抜によって得た抵抗性個体を種子親として、極早生の那系21~24号と交配を行って...
摘要 牧草類ではコスト及び安全性の面から農薬の使用が大きく制限され、耐病性の付与は極めて重要である。しかしながら、従来の交配育種法での耐病性向上には多大な労力と時間を要しており、分子・細胞育種による...
摘要 アカクローバは3年間の試験が終了した。4倍体3品種は3年目とくに低収となった。2倍体2品種は標準品種と同等であった。検定品種の「SB-R-8603」のうどんこ病罹病程度が少なかった。オーチャー...
摘要 うどんこ病抵抗性中間母本ER571とアキミドリを交雑した母系系統(ER8802)は、うどんこ病の罹病程度が低く、容易に抵抗性遺伝子を導入することが可能であった。しかし、雲形病、秋の葉枯性病害で...
摘要 草地試育種第1研究室で育成された中間母本系統ER571及びER 8801は、うどんこ病の感染に対して無病徴を呈するため、宿主の抵抗反応を肉眼で識別することができない。そこで、これら宿主の抵抗性...
育成品種・系統の育種家種子生産及び有用育種材料の増殖保存(107)
摘要 オーチャードグラスの系適等配布用の5系統を採種した。葉腐病抵抗性選抜系統5点の採種を行った。国内エコタイプからの選抜系統(極早生)を1系統採種した。農業生物資源研究所から再増殖依頼を受けたマル...
摘要 導入した外国品種62について冬枯れ、出穂始など特性調査を行った。選抜個体129と選抜栄養系192について特性調査を継続した。北育36号第2世代から優良な25個体を選抜し、隔離交配室で切穂水耕法...