東信地域の野菜などに関する素材開発研究 2)東信地域の作物に対する病害虫防除試験 エ 土壌病害虫の発生生態の解明及び防除対策の確立
摘要 目的:レタスの根部異常症状などを含めた土壌病害虫の発生実態の解明とともに、防除対策について検討する。 成果:レタス地上部の生育不良が認められた現地39ほ場において、原因の調査を実施したところ、根...
侵入シストセンチュウ類緊急防除後の営農再開・再発防止支援技術の開発 1)テンサイシストセンチュウの再発防止技術の開発 イ 耕種的、化学的防除による栽培体系の実証
摘要 目的:Hsの宿主範囲を解明し現地で栽培可能な作物種を選定する。また、線虫密度低減効果の高い捕獲作物を明らかにする。これらの現地適用性を解明し、薬剤等とくみあわせた「防除効果が高い栽培体系」をマニ...
県内ピーマン産地に適応する線虫抵抗性系統の選抜と土壌消毒法の改良による防除体系開発
摘要 目的:土壌病害(線虫)対策を確立するため、線虫抵抗性品種の選抜に取り組むとともに、深層線虫に効果の高い土壌消毒方法を開発する。 成果:線虫抵抗性を有する有望な2系統を選抜することができた。また...
秋出しトルコギキョウの高温期栽培技術・土壌病害防除体系の確立
摘要 ■目的:安定的な秋出し栽培技術を確立するため、ロゼット回避と品質確保のための高温期育苗方法と定植後管理方法の開発及び、耐病性品種と土壌消毒の併用による土壌病害の防除技術を開発する。 ■成果:夜冷...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (2)「千葉半立」の収量・外観品質及び食味向上技術の確立
摘要 現在の気象条件及び機械収穫に適した「千葉半立」の栽培方法を明らかにする。施肥量を変えた試験において、収量に差は確認されなかった。また莢の褐斑症状の原因については、病原菌に起因するものであるこ...
県内ピーマン産地に適応する線虫抵抗性系統の選抜と土壌消毒法の改良による防除体系開発
摘要 目的:線虫抵抗性系統の選抜、選抜系統の現地適応性の確認を行うとともに、新たなネコブセンチュウ防除技術の開発を行う。 成果:園芸植物育種研究所で育成した線虫抵抗性F₁系統(25系統)から収量・品質に優...
摘要 目的:グラジオラス切り花生産において、低日照となる11 月の抑制栽培では開花率の低下が問題となっており、開花率の向上対策として品種選定と長日処理方法を開発する。また、パイプハウスなどの施設化を念...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...
グラジオラスの作期拡大のための安定生産技術の確立 ~グラジオラス抑制栽培における適品種~
摘要 グラジオラスは、連作を重ねると切り花長や切り花重が減少していき、最終的には採花できなくなる。連作障害の1要因として、ネコブセンチュウ類が関与しており、防除対策として土壌消毒が有効である。
県内ピーマン産地に適応する線虫抵抗性系統の選抜と土壌消毒法の改良による防除
摘要 目的:①線虫抵抗性を有するピーマン新品種の系統選抜を行うとともに、産地の線虫に対する抵抗性程度の検証及び現地適応性を明らかにする。②土壌深層の線虫に対して防除効果の高い消毒方法を開発するとともに...
摘要 1)シキミは、基準量を施用することで細根が多く発生し、葉色が安定し、生育が促進された。無施肥では、葉が黄色くなりやすく伸長が乏しかった。また、多量を施肥すると根が傷み、葉焼けの症状がみられた。...
摘要 目的:根茎腐敗病の高汚染圃場を対象として、輪作などによる汚染低減法を検討する。また、青枯病の発生生態の解明や土壌消毒の効果などを検討し、防除技術を開発する。さらに、AIを活用した土壌病害診断技術...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイほ場の黄化病の病原菌密度-発病度曲線(DRC)診断法による土壌の発病抑止性の評価の有効性を示唆する結果が得られ、技術移転に向けDRC 診断法のマニュアル案を作成し、民間企業に講習を行った。ま...
中山間地域における高収益園芸システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中小規模施設園芸については、経営体強化プロジェクト等の外部予算を活用し、多層断熱被覆資材、ICT 等を活用した省エネ技術や低コスト園芸ハウス等を開発するとともに、燃油使用量50%以上減を達成し、従来...
育成野菜品種に適した栽培方法の確立、1 周辺環境に配慮したヤマトイモ新品種「ぐんまとろりん」栽培技術の確立、
摘要 消費者に好まれる「棒」形状の比率が高いヤマトイモ品種「ぐんまとろりん」を育成した。しかし、現在行われている土壌消毒および茎葉残さ処理については、圃場周辺住民の住環境への影響が懸念されており、...
カンショ新栽培技術体系を核とした大規模畑輪作生産システムの確立
摘要 カンショの効率的な育苗・採苗・定植システムに関しては、 a) 実証栽培での種イモのトレイへの伏せ込み作業時間は4.1時間/10aであり、小苗栽培技術体系における育苗・採苗にかかる作業時間は、機械化と苗生...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
Ⅳ 環境にやさしい農業を推進する研究の強化、[14] 農業生産環境の維持管理技術の確立、2 農薬の環境における動態把握、(2) 難透過性フィルムを用いた土壌消毒剤の使用量と揮散量の低減化
摘要 室内試験により県内の主要な土壌病害虫の土壌くん蒸剤に対する感受性を評価し、濃度と時間の積により薬効が決まることを裏付けた。また、土壌くん蒸剤の化学的分解促進技術を用いた大気への揮散低減効果を...
摘要 前年に乾腐病が激発し、土壌消毒した圃場のしみ症発病度と土壌中の病原菌密度は、処理前に比べて低くなったことが確認された。しみ腐病の汚染程度評価方法として、ベイト法による土壌中菌密度測定と遺伝子...
太陽熱土壌消毒効果を活用した省エネ・省肥料・親環境栽培体系「陽熱プラス」の確立
摘要 促成栽培のトマトにおいて、太陽熱消毒の有無、太陽熱土壌消毒前及び後での地域未利用有機質資源(焼酎粕濃縮液)の処理、高温耐性硝化細菌、薬剤処理等計9パターンを設定し、生育収量への影響を調査した...