野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 イ 薬剤抵抗性が発達したコナガに対応した防除体系の確立
摘要 目的:薬剤抵抗性が発達したコナガに対応した防除体系を確立する。 成果:後発のジアミド剤の中で、シアントラニリプロール剤の有効性を明らかにした。プレオフロアブル、アファーム乳剤、トルネードエースD...
マーケットニーズに基づいた有機野菜の探索と安定生産技術の確立
摘要 ■目的:有機野菜の一定ロットを生産可能とする産地形成モデルの構築のため、省力安定かつ高品質生産技術の確立を目指す。そこで、水田ほ場を利用したマーケットニーズの高い品目の安定生産技術を確立し、有...
摘要 目的:本県の基幹的な農作物に対し、難防除病害虫に対する総合防除技術を開発する。また、安定生産と安全性を確保するため、総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針の作成や防除に有効な農薬の登録・適用拡...
広域連携型農業研究開発事業 (6)イチゴ炭疽病耐病性品種の耐性機構解明と減農薬栽培技術の開発
摘要 目的:輸出向け新品種「ななつぼし」を栽培し、AI活用による栽培技術と減農薬栽培のマニュアル化に資する。 成果:育苗ほ場及びハウスを整備し、栽培可能な条件を整え、イチゴの生育や病害虫の発生、ハウ...
摘要 <目的> 施設ニラのネギアザミウマに対して、効果の高い化学的、物理的、耕種的および生物的防除法を明らかにし、これらを組み合わせた防除体系を確立する。 <研究内容> 1)化学的防除法の検討 2)物理的...
摘要 目的: 総合的病害虫防除技術(IPM)の導入下においても、化学合成農薬が果たす役割は依然として大きいが、施設キュウリ、トマト等におけるウイルス病の媒介虫であるコナジラミ類、アザミウマ類については、...
摘要 目的:輪ギクの無側枝性系統の選抜育成や農薬散布によるわき芽抑制技術を開発する他、突然変異処理により無側枝性等の有望な育種素材を作出する。 成果:①無側枝性系統の育成のため各系統を比較選抜した。②...
摘要 目的:消費者ニーズに対応するため、高温登熟性に優れ、良質・良食味で熟期分散、農薬・肥料削減が可能な品種を育成する。 成果:水稲奨励品種決定調査予備調査に78系統(比較・標準・参考19品種を含む)供...
摘要 目的:農薬・化学肥料不使用の水稲栽培5作目ほ場において「みずかがみ」を供試し、米ぬか散布と深水管理、高能率な四輪乗用型除草機による機械除草を組み合わせた抑草技術を実施し、穂肥量および穂肥施用時...
摘要 目的:害虫の薬剤感受性を把握し効果的な薬剤の使用体系を確立する。また、抵抗性害虫を農薬以外で管理する技術を開発する。 成果: ・苗木および果樹生産圃場におけるミカンハダニの薬剤感受性を把握し、防...
農薬防除等生産技術高度化推進事業(消費・安全対策交付金都道府県等事業)
摘要 カドミウム吸収抑制イネ(コシヒカリ環1号)の栽培特性及びカドミウム等の吸収抑制効果を地域慣行品種「コシヒカリ」と比較し、有効な知見を得た。なお、土壌環境部については主に分析部門について対応した。
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 1)野菜・花き病害の生態解明と防除に関する研究 エ アブラナ科野菜の病害(黒斑細菌病)に対する苗処理剤を含めた体系防除技術の開発
摘要 目的:ライムギ等の緑肥とキャベツ・ブロッコリーの品種ごとの黒斑細菌病罹病性を明らかにすることで、黒斑細菌病の耕種的防除に必要な情報を提供し、苗処理剤を含めた体系防除を確立する。 成果:キャベツ...
露地ナスにおける物理的防除技術を用いたアザミウマ類の管理対策
摘要 東京都におけるナスの生産額は 10 億円で,特に、夏季の直売所等の販売においてはトマトと並ぶ主力品目である。ナス栽培では,多種類の害虫が発生するが,特にアザミウマ類は薬剤抵抗性が発達しやすく,化学...
摘要 近年、カリフラワーの花梗を伸ばして収穫するスティックカリフラワーの栽培が直売所出荷農家を中心に伸びており、令和 1 年にはスティックカリフラワーの1種であるカリフローレがカリフラワーの品種として...
摘要 薬剤耐性菌の発生状況を調査した。イネ種子伝染性病害の薬剤感受性検定の結果、R3年に分離されたもみ枯細菌病菌56菌株のうち、2品種でオキソリニック酸剤の耐性菌が認められた。一方、カスガマイシン剤の耐...
摘要 ハダニ類は薬剤抵抗性の発達が早く、化学合成殺ダニ剤のみで安定的な防除は難しい。また、輸出では殺ダニ剤の残留超過が問題になる場合が多い。そこで、薬剤抵抗性発現回避および海外での残留基準値に適合...
摘要 目的:本県の「病害虫・雑草防除基準」策定に資するため、新農薬の防除効果、処理方法、薬害の有無、天敵など生態系への影響、抵抗性発現の難易、残留性などを含め、実用性について検討する。 成果:リンゴ...
摘要 目的:耐性または抵抗性が懸念されるリンゴ病害虫に対する薬剤の効果を明らかにする。 成果:ナミハダニに対して感受性低下が認められた薬剤があったが、継続調査することにした。
テンサイ褐斑病抵抗性“かなり強”を超える系統に対する防除技術の開発
摘要 てんさいの褐斑病防除において、褐斑病抵抗性“かなり強”を超える系統を活用し、農薬使用回数を現在より大幅に削減した防除技術を開発する。
越境性病害虫・高リスク病害虫防除技術及び最先端無農薬防除技術の開発
摘要 ・ ヨトウ類の飛来予測モデルのプロトタイプを開発するとともに、主要薬剤5剤に対して、令和3年現在、抵抗性が発達していないことを明らかにした。 ・ ムーンショット型研究開発事業「害虫被害ゼロ」のプロ...