Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 2 暖地特産果樹の高品質・安定生産技術の確立 (1)ヒリュウ台を用いた温州ミカンの低木化栽培技術の開発
摘要 千葉県におけるヒリュウ台を用いた温州ミカンの低木化栽培技術を開発する。「大津4号」及び「青島温州」5年生樹の調査では、ヒリュウ台はカラタチ台に比べ、生育及び樹勢が抑えられた。また、17年生樹(...
摘要 目的:温州みかんの高糖度安定生産技術を確立するとともに、中晩柑類の高品質多収技術を確立する。 成果:南柑20号の浮皮軽減、甘平の裂果軽減対策について検討した。
カンキツの連年安定生産技術の開発と新品種の育成 1)極早生温州ミカン優良品種の育成・栽培技術の確立 2)香酸かんきつの栽培技術の開 発
摘要 ① 高糖系品種の強勢台利用栽培技術の開発 台木の異なる「ゆら早生」の4年生樹の生育は、スイングルシトロメロ台が開心自然形および双幹形ともに生育が良好であった。 ② 珠心胚実生利用による高品質果...
埋め込み式根域制限栽培技術を活用した温州ミカン超省力栽培法の開発
摘要 目的:埋め込み式根域制限栽培による品質向上効果やコンパクトな樹体になる特徴を活かし、シートマルチ被覆や防除等の労働負荷を大幅に軽減する栽培法を開発する。 成果:温州ミカンの超省力栽培法における...
気象変動に対応した温州ミカンのマルチ栽培における肥培管理技術改善
摘要 目的:肥培管理の改善によりマルチ栽培における樹勢維持や生理障害の軽減を図る。 成果:2018年7~8月の高温乾燥により葉色値の低下がみられたものの、夏肥60%区は他の区より葉色の低下が抑えられた。 ②...
摘要 目的:人為的な突然変異を含めた育種法により、極早生、早生温州みかんの高品質な新品種を育成する。 成果:‘ゆら早生’に重イオンビームを照射した個体のうち、母品種と同等以上の品質でより樹勢が強い1個体...
摘要 目的:南柑20号に最適なジベレリンの処理条件を明らかにするとともに、これまでに開発された結実管理等の高品質生産技術を活用して、極端な気象に対応した浮皮軽減技術を体系化する。 成果:南柑20号、宮川...
温暖化に強いウンシュウミカンの安定生産技術の確立 1)「ゆら早生」および「石地」の水管理技術の開発
摘要 積算水分ストレスと果実品質との関係を調査した。「ゆら早生」では、8月の乾燥は増糖を促進する一方、8月前半の乾燥は減酸を抑制し、8月後半の乾燥は肥大を抑制する傾向にあった。「石地」では、8月および10...
摘要 目的:土壌の母材(3種類:古生層・中生層・灰色低地土)と根域の深さの違い(2種類:50cm・100cm)がウンシュウミカンの樹体生育や果実品質に及ぼす影響について、また土壌の種類による肥料溶出パターンや...
摘要 目的:カンキツ新品種の育成、農研機構果樹研究所育成系統の適応性検定試験、新品種の栽培試験を行う。 成果:①ウンシュウミカン極晩生1系統について品種登録出願に必要な特性調査を実施し、育成者の品種登...
摘要 目的:選抜中のウイルス病害に強い耐病性台木を用いた温州みかんの生育特性や耐病性、果実品質を明らかにするとともに、効率的な台木の増殖法を開発する。 成果: ・選抜した耐病性台木を使った温州みかんの...
気候変動に対応した超晩生温州みかんの早期普及とみかん産地静岡の生産力強化
摘要 目的:気候変動による隔年結果、浮き皮等の是正のため、超晩生温州みかんの生育特性を解明し、新たな生産体系の早期普及を図る。 成果: ・過去40年間の農業気象データからS1200栽培適地のマップ化手法を構...
摘要 目的:カンキツ栽培における新樹形(双幹形)の垣根型仕立による、機械導入に対応した省力管理体系を構築する。 成果: ・新樹形(双幹形)と新たな摘果方法(交互結実)により、作業時間が慣行より短く、中...
気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 1)気候変動による生理障害との関係解明 2)気候変動に適応した技術の開発
摘要 ① 農地環境推定システムの設置及び気象データ収集、生理障害や生態と気象との関連性分析 県内に4か所農地環境推定システムを設置し、ヘベす等の適地判定及び日焼け果発生に関する気温、日射データを収...
摘要 目的:南柑20号に最適な処理条件を明らかにするとともに、これまでに開発された結実管理等の高品質生産技術を活用して、極端気象に対応した浮皮軽減技術を体系化する。 成果:南柑20号、宮川早生、石地早生...
摘要 目的:温州みかんの高糖度安定生産技術を確立するとともに、中晩柑類の高品質多収技術を確立する。 成果:南柑20号の浮皮軽減、甘平の裂果軽減対策について検討した。
温暖化に強いウンシュウミカンの安定生産技術の確立 2)「ゆら早生」および「石地」の着果管理技術の開発
摘要 目的:秋季の高温・多雨の条件下においても品質が低下しにくい「ゆら早生」および「石地」の安定生産を図るため、水管理技術および着果管理技術を開発する。 成果:「ゆら早生」において、仕上げ摘果により...
温暖化に強いウンシュウミカンの安定生産技術の確立 1)「ゆら早生」および「石地」の水管理技術の開発
摘要 目的:秋季の高温・多雨の条件下においても品質が低下しにくい「ゆら早生」および「石地」の安定生産を図るため、水管理技術および着果管理技術を開発する。 成果:両品種について、積算水分ストレスと果実...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [4] 果樹の高品質・安定生産技術の確立 2 暖地特産果樹の高品質・安定生産技術の確立 (1)ヒリュウ台を用いた温州ミカンの低木化栽培技術の開発
摘要 ヒリュウ台はカラタチ台に比べ、「大津4号」及び「青島温州」の4年生樹で樹高が低く、樹冠径が小さく、幹周が細く、葉数が少ない傾向がみられ、初期生育が抑えられることが明らかとなった。また、16生樹...
県オリジナルウンシュウミカン‘きゅうき’の高品質安定生産技術の開発
摘要 目的:県オリジナルウンシュウミカン‘きゅうき’について、栽培適地性の明確化と高品質安定生産技術の開発を行う。 成果:①‘きゅうき’の日没直後の葉の水ポテンシャルの推移は対照品種と同等であり、特に弱い...