e.高収益な果樹生産を可能とする高品質品種の育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 かんきつ品種の育成に関しては、1)糖と酸のバランスや栽培性が良く、年内収穫可能なかんきつ「口之津37号」を品種登録出願候補とした。優良品種を育成するため、27組合せの交雑種子1,945粒を獲得するとと...
摘要 カンキツの諸形質の遺伝解析を行う目的で、形質の異なるカンキツ7品種(‘はやさき’、‘ヒュウガナツ’、‘A-255’、‘平紀州’、‘クレメンティン・ビタ’、‘リスボン’レモン、‘ハムリン’オレンジ)の総当たり交雑...
摘要 カンキツの単為結果性に関係すると考えられている内生ホルモンであるABA、IAA及びGAを同一材料から同時に分析する方法を開発した。バレンシアオレンジ果実の各部分で、ABAとIAAを分析した結果...
摘要 交雑実生群を供試して雄性不稔性と含核数との関係を調査した結果、同一組合せにおいて、雄性不稔を示す実生の含核数は花粉を形成するもの(花粉稔性個体)より少なく、無核個体の出現率は雄性不稔実生の方が...
摘要 ‘バレンシアオレンジ’果実の生長速度が高い秋期の果実を部分(果芯、種子、果肉、アルベド、フラベド)に分けてABAとIBAを分析した。果肉と種子の重さは急激に増加したが、アルベドとフラベドの重さは...
摘要 基礎研究としてバレンシアオレンジの果実を供試し、フラベド、アルベド、砂じょう、種子等に分けて各部のオーキシンとアブシジン酸を定量し、これら内生ホルモンの果実内の分布と季節変動を明らかにする。次...
摘要 カンキツの無核品種育成法について検討する。ムカクキシュウの雌性不稔性について検討し、それが後代に遺伝するか検討した。その結果、ムカクキシュウは、受精されても胚珠が発達しない偽単為結果性であるこ...