(1)水稲研究室 、4)水稲・大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立 、ア 水稲・大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立
摘要 目的:無代かき栽培における生育期間の水管理が収量・品質に及ぼす影響を検討する。 、成果:透水性の良い黒ボク土壌においてはFOEASを施工することにより減水深が過剰となり、水稲作には不向きであると考え...
(2)麦類研究室 、4)水稲・大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立 、ア 水稲・大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立
摘要 目的:生育時期に応じた地下水位管理法を検討する。 、成果:FOEASほ場のビール大麦は、地下水位を-0.3m以下に制御することにより、湿害を少なくし、収量(整粒重)の低下を低減できると考えられた。
(8)土壌環境研究室 、1)水稲、大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立 、ア 水稲、大麦の土壌水分制御による安定生産体系の確立
摘要 目的:無代かき栽培における登熟期間の地下水位管理が土壌の理化学性に及ぼす効果を明らかにする。ビール大麦生育時期の地下水位管理法について検討する。生育診断、窒素追肥による子実タンパク質含有率の制...
東九州の暖地2年4作における地下水位制御システムを使った稲・麦・大豆の生産性向上
摘要 FOEASを活用した2年4作輪作体系構築に資するため、大豆における播種時期と栽植密度の年次間差の確認と現地実証、水稲湛水直播の実証および裸麦作の実証試験を行った。大豆作では、2ヶ年とも7月上旬播種で収...
暖地2年4作体系における地下水位制御による水稲・小麦品質向上技術の開発
摘要 FOEAS圃場の排水機能は施工後3年目に著しく低下したが、補助孔の再施工により回復することが分かった。また、FOEASの活用により、耕耘作業に好適な土壌硬度への制御(土壌貫入抵抗の低下)が可能であること...
山口県における地下水位制御システムを活用した高度輪作体系等の現地実証
摘要 平坦地及び中山間地の現地ほ場における大豆栽培では、出芽の安定と収量向上を目指したFOEASの水位制御(出芽期までは乾湿の状況に応じた調整を行い、以降開花期まで-50cm、開花期以降-30cmに設定)の実...
摘要 場内FOEAS圃場(黒ボク土)で、水稲無代かき栽培等の有効性を解明するため、代かき、額縁のみ代かき等の処理区を設定し調査を行った。その結果、透水性の良い黒ボク土では代かき等による漏水対策の効果が小...
地下水位制御システムを活用した寒冷地水田生産性向上技術の開発
摘要 地下灌漑による生育制御について,水稲乾直では苗立ちの良さが未だ収量・品質の向上に結びついていない状況にある。麦では追肥時期の灌漑による品質向上が見られた。また,大豆では生育中期(播種後30日~開...
地下水位制御システムにおける業務加工用野菜の生産性の向上と輪作体系の確立
摘要 FOEASを施工した千葉、神奈川、滋賀の現地水田圃場において、業務加工用野菜の生産性向上と輪作体系の導入を目的に、稲、大豆、タマネギ、バレイショ、サトイモ他を用いた実証評価を行った。千葉県ではサト...
地下水位調節システム導入による野菜類の高位安定生産技術の開発
摘要 ブロッコリーおよびタマネギについて地下水位制御による生産安定化効果を明らかにするため、モデル系において栽培試験を行った。その結果、タマネギでは平年並み降水量でも地下灌漑効果があること、盛夏のブ...
摘要 計画変更(FOEASの設置面積および導入作物の変更)に伴い、課題の進捗状況が遅れたが、3月22日にブロッコリーを定植し、輪作体系の現地実証を進めた。今後、生育状況(収量)等について調査を実施す...
摘要 未復旧水田の土壌pHは、多くの圃場で作物栽培が可能な値を示した。土壌ECも低下したが、塩分濃度0.2%前後も一部あった。雑草はノビエ類が主であった。除塩圃場での作付は、コシヒカリで慣行収量を超...
摘要 新潟県の水田の大部分を占める沖積重粘土ほ場は中粗粒土壌に比べて有効水の幅が狭く、転換畑としては湿害、干害の両方に遭遇する可能性がある。これらの問題を解決するためFOEAS圃場を活用して土壌水分を作...
摘要 目的:山口県の気候や水利条件に適合した用水の利用や乾湿の繰り返しに耐えることのできる疎水剤を利用する等の新たな山口型FOEAS機能の維持技術及び野菜等の栽培技術を確立する。 、内容等:山口型FOEASの...
水位制御技術を用いた節水・省力型の土地利用作物輪作体系の構築
摘要 目的:地下水位制御システム(FOEAS)を活用することにより、麦・大豆の排水対策、大豆の乾燥害対策を講じ、米-麦-大豆の輪作体系による水田フル活用と生産性の向上を目指す。 、成果:大豆生育期間中の土...
摘要 地下水位制御システム等を利用したダイズ安定多収栽培法に関しては、a)地下水位制御システムFOEAS施工現地圃場において、対照区(本暗渠+弾丸暗渠+明渠排水、慣行栽培)の143 kg/10aに対して、FOEAS慣行栽培...
摘要 地下水位制御システムによる用排水管理技術に関しては、a)現地のFOEAS設置水田におけるダイズ栽培時用水量は184mmであったが、ダイズ収量(360kg/10a)は無処理の約40%増となり、システムによる水管理効果...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、a)グレンドリルの種子繰り出し装置を歯車型とすることで、ダイズ播種に適応でき、汎用利用による乾田直播水稲・コムギ・...
多雪重粘土地帯における播種技術及び栽培管理技術の高度化による水田輪作システムの確立
摘要 畝立て播種等によるムギ、ダイズの安定多収栽培と水稲直播を組み合わせた2年3作体系に関しては、a)エアーアシスト条播機について,空気で作溝した後に播種する副流方式により,従来機の作業能率を維持しつつ...
地下水位制御システムを活用した温暖平坦地向け水田輪作システムの確立
摘要 不耕起や浅耕播種技術とFOEASを組み合わせた2年4作、3年5作体系の開発に関しては、関東地域において、a)40PS以上で、けん引力が10kNのトラクターを適用でき、0.43ha/hの圃場作業量で、前作コムギの自脱コン...