j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 (1)レタスビッグベイン病抵抗性レタス品種の育成においては、有望な2系統をF5、F6世代の系統適応性検定試験に供試する段階に達した。(2)レタスビッグベイン病の防除技術開発には、ウイルスが媒介菌にどのよ...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 耐湿性等とうもろこし系統の作出については、(1)高度耐湿性を有する近縁野生種のテオシントから耐湿性関連QTLを戻し交雑により第5世代まで選抜を進め、不定根形成能および幼植物の耐湿性が向上することを明...
水稲育成系統の特性及び地域適応性の検定 (2)地域適応性検定試験
摘要 県単育成系統について、北総(水稲育種研究室)、県中央(水田作研究室)及び九十九里(成東育成地)地域における適応性を調査する。本年は、11系統を供試し、極早生の「佐系1304」と早生の「佐系1309」を有...
摘要 目的:リンドウ育種素材の収集・保存と大輪系中間母本を用いた有望品種の育成。ラナンキュラスセル苗切り花後の切り下球根利用による栽培法検討。キンギョソウの秋冬切り作型の検討及び冬期低温管理による省...
14 中山間地域高収益栽培体系確立試験費 (2)中山間地域の気象を活かした特産冬野菜の開発 (ii)高糖度栽培に適した農試育成系統の選定、定植時期、温度管理
摘要 本県中山間地域では、キュウリを始めピーマンやなすなど多くの作物が栽培されているが、冬季の寒さのため露地野菜の作付けが伸びず、農家所得も高くない。そこで、夏秋キュウリの支柱(アーチパイプ)を利...
ふん尿過剰施用下における自給飼活用技術の検討 (1)飼料用イネ専用品種栽培に影響を及ぼさないイタリアンライグラスの省力的高位生産技術の検討
摘要 本県における主要な秋冬飼料作物であるイタリアンライグラスと近年新たに育種開発された飼料用専用品種の年2作体系の確立するために実施した平成15及び16年の結果より約30aの水田で実証試験を行った。イタ...
摘要 ○目的:本県は、雑穀栽培の歴史が古く、雑穀食文化も残る全国で数少ない地域である。ひえ・あわ・きびを合わせた平成14年産の栽培面積は、全国355haの約46%を本県が占め、特に、ひえ栽培面積は全国の約83%...
摘要 ○目的:農業従事者の減少や高齢化で、他作物への転換が進まず耕作放棄地が増加し農地の保全が問題化している。したがって水田を守りつつ主食用米市場に影響しない作物として、飼料米が注目されている。飼料米...
摘要 a.試験目的:耐湿性品種を選抜し、水田転換畑向け品種育成の資とする。b.試験方法:育成系統180系統を多湿条件下で栽培、生育良好な系統を選抜する。c.供試面積:2a 研究対象 小豆 専門 育種 部門 そ...
摘要 (1)北海道農業研究センターならびに上川農業試験場(指定試験)等で育成した有望系統について穂いもち耐病性を検定し系統選抜ならびに奨励品種決定の資とする。(2)いもち病常発水田において多肥栽培で...
摘要 i)ごまにおいて、矮性の金ゴマの有望系統を1系統を選抜した。一般にタンパク質と脂質含有率には負の相関が認められるが、脂質含有率の低い黒ゴマでは正の相関が認められること、セサミン含有率も他の種皮色...
摘要 i)「さとじまん」(関東209号)の命名登録を行った。神奈川県で奨励品種に採用され、実用栽培が開始された。また、コシヒカリの極早生同質遺伝子系統「関東IL1号」を命名登録候補とした。さらに、新配付系統...
摘要 i)多くの豆腐製造業者ニーズに応える品種を育成できるように少量(50g)の種子サンプルで複数の凝固剤濃度で作成した豆腐の破断強度を評価する手法を開発し、その手法を用いて品種系統の評価を行った。その...
環境負荷低減のための低投入・複合抵抗性品種育成のための育種素材の作出
摘要 「ふくいずみ」、「にこまる」、「西海244号」等の良食味品種・系統に穂いもち抵抗性遺伝子Pb-1保有系統や「中部111号」等のいもち病抵抗性母本、「関東IL2号」等のトビイロウンカ抵抗性母本を交配した後代...
摘要 i)食味の良い直播用系統「奥羽382号」を新品種候補に選定した。ii)「奥羽390号」、「奥羽397号」が条播及び密散播栽培でも一般品種より倒伏が少なく多収であることを実証した。iii)早生の直播適性系統は、耐...
摘要 i)東北地域向けの赤米糯系統「奥羽赤糯388号」を新品種候補に選定した。ii)DNAマーカーを利用し、いもち耐病性が極強い良食味系統「奥羽400号」を選抜した。iii)耐冷性が極強い系統は、品質、食味が不十分で...
摘要 i)容積重が重く、白度が高く、搗精時欠損粒が少ない「北陸皮42号」を育成した。オオムギ雲形病抵抗性はレースJ-4aとJ-7のいずれについても幼苗検定と圃場検定では反応が異なることを明らかにした。また、レ...
大規模栽培並びに飼料利用のための水稲の生育特性の解明と耐湿性大豆育種素材の選抜
摘要 i)「夢あおば」と「クサユタカ」の低温苗立性が、「コシヒカリ」に優ることを明らかにするとともに、初期生育には平均気温だけでなく最高気温が有意に影響することを示した。食用水稲については、登熟期の緑...
摘要 ・母川水の匂いを嗅ぎ分ける仕組みの解明に有用なバイオテレメトリーシステムを開発し、ヒメマスの母川回帰時の生理情報の把握による回帰行動発現と生理機能解明による漁場管理技術を開発した。・異なる流水...