摘要 耐寒性秋植え球根を中心に育種素材を収集し、切花特性や増殖性、花粉稔性等の調査を行い、有望系統をスクリーニングした。その素材を供試し、アリウム、トリテレイア、カマッシア属野生種間の交配を行ったと...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(96)
摘要 交配方法について検討したところ、MS+蔗糖+殺菌剤の混液を切花に吸水させることにより、圃場での交配に比べ子房肥大率が著しく高まり、胚の発育も促進された。花柱切断並びに花柱引き抜き交配については...
摘要 チューリップ、アリウム、フリチラリアの保存系統について前年に引き続き1次~3次の特性調査を実施し、有望系統については種子からの再増殖を開始した。またツルボラン科のエレムルス及びネギ科のアガパン...
摘要 カマッシアでは4種間の正逆12交配の結果、3組み合わせで子房が肥大し、胚珠培養を行った結果1組み合わせより3個体の幼植物が得られた。またトリテレイアでも2個体の雑種カルスが得られ、現在再分化中...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(96)
摘要 アリウム17種を供試し、33組み合わせ2055花の交配を行った。交配5~14日後に子房を採取して滅菌処理を行った後、MS培地(しょ糖3~5%、寒天0.8%、NAA0~1ppm)に子房(1409...
摘要 "チューリップ、ゆり、アリウム、フリチラリアの保存系統について1次~3次の特性調査を実施した。また、アリウム類について球根収量特性の調査を行い、メラノクロミウム亜属は球数・球重増加率の低いもの...
摘要 アリウム類7種を供試し、9組合せ345花の通常交配を行ったところ、2組合せ3花より種子が得られたが、いずれも発芽しなかった。別に、アリウム類の開花調節のため、定植前の低温処理が生育・開花に及ぼ...
摘要 6月7日から7月17日の間、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン国において寒地向き球根花き遺伝資源の共同探索・収集を行い、チューリップ、アリウム、フリチラリア、エレムルス、アラム、ポリゴナーツ...
アリウム種属間雑種作出のための胚・子房培養技術の確立(110)
摘要 アリウム類はごく近縁な種間を除いて雑種獲得が困難な組合せが多いことから、胚培養等のための培地条件や培養方法の検討を行い、アリウム類の種属間交雑における安定した培養技術を確立する。初年度はアリウ...
摘要 アリウム類の開花時期を揃え、種間交雑を効率的に進めるため、球根冷蔵並びに加温開始時期が開花時期に及ぼす影響を検討した。球根冷蔵による抑制栽培では、ポリポットに仮植した球根を-2℃条件で貯蔵する...
摘要 ネギ科に属するアリウム属やその近縁属は、近年切り花としての需要が増加しているが、いずれも野生種からの選抜系であるため、種による花色の片寄りや病害抵抗性の差異、球根増殖性の種間差等、栽培上問題と...
摘要 無加温ガラス室で管理したアリウム8種を供試し、加温開始時期別の生存率及び生育・開花について調査したところ、定植後早期に萌芽するコワニーやロゼウムは12月の低温条件で大部分が枯死し、ユニフォリウ...
摘要 農林水産省ジーンバンク事業の一部を分担・実施して、我が国の植物遺伝資源の維持保存に協力するとともに、遺伝資源の生理的・生態的特性及び遺伝的特性を調査し、アリウム属・チューリップ・ゆり・フリチラ...
摘要 耐低温性の種間差を明らかにするため、アリウム、チューリップ、ユリ等を用いて露地(積雪下)並びに無加温ガラス室内での越冬状況を調査した。露地では定植の遅れた一部の株が枯死した程度であったが、無加...
摘要 交配母本の特性を明らかにするため、露地圃場にユリ41種、アリウム33種、フリチラリア11種、その他27種を定植して開花時期や主要形質の調査を行った。開花時期はフリチラリアが5月中旬、ユリが一部...
摘要 球根類は交配実生の養成期間が3~6年と長く選抜に長期間要することやその間のウィルス汚染の危険性が高いことなどから、ユリなど一部を除いて国内での育種がほとんど行われていない。また、アリウムのよう...