摘要 高糖・高品質2倍体多胚花粉親系統を育成するために、毎年既存の遺伝資源を利用して選抜・育成を図っている.3年は「TA-80」を用いて優良個体の選抜を行った.選抜母集団は1,762個体で、収穫後ほ...
摘要 北海道の汎用化水田における作物の高品質・高位安定収量の確保を図るため,地域輪作技術情報システムを作成した。このシステムは「データベース(DB)システム」と「田畑輪換栽培マニュアル」の2つの部分...
摘要 てんさいが生産する蔗糖のアルコール発酵によるアルコール歩留を計算すると、同量の材料から砂糖を精製する歩留に比べ約半分である。これは発酵過程で発酵菌が蔗糖を基質に利用するためと考えられる。したが...
摘要 てんさい肥大根の糖蓄積能力は糖分が異なる製糖用品種間でも殆ど差がなく、肥大根乾物重の約75~80%が糖として蓄えられる。品種間の糖分の差はマルク乾物量の大小に規制される含水量に影響されている。...
摘要 てんさい単胚種子の双胚出現率を調べるため、雄性不稔種子親系統とその維持系統(CMS及びO型系統)5材料、一代雑種4材料を用いて双胚(Twin)出現率を調査した.双胚割合は「TK-80-2BR2...
摘要 てんさい種子の貯蔵条件、種子の各種処理と種子の保存年限を調査した.貯蔵時に種子の水分を変え、5℃条件に貯蔵後26年を経過した種子の発芽率は、種子水分に関係なく95%以上と良好であった.自然条件...
摘要 大量増殖法確立のため、蕾培養における成長調節物質の効果を調査した。BA(2■/l)+NAA(0.2■/l)添加MS培地でのシュ-ト発生率は30.7%(置床蕾中の生存蕾対比、個体当り20蕾供試、1...
摘要 3年はアルコ-ル生産性評価のため飼料ビ-トの導入を行った。OECDの2年版品種リストにより全世界の流通飼料ビ-ト品種名および育成機関名を調査し、分譲を依頼した(55機関、132品種)。4年3月...
摘要 2年度選抜した「NK-172-60/Amm-O」の2個体間交配による育種材料の採種を行った.育成系統のRecombinationについては、「NK-172-60/A-37×(NK- 183×NK...
摘要 有望高糖四倍体系統について抽苔耐性選抜ののち、さらに糖分および糖量について個体選抜を行なった。すなわちC3-4xNK-129の4母系について各母系約1,000個体を本葉2~3葉期に35日間の低...
てんさい主要土壌病害の発病抑止因子の探索と有効利用法の解明(270)
摘要 テンサイ苗立枯病、根腐病の生物的防除法を開発する目的で、根圏に生息する拮抗微生物を探索し、根圏における定着性、発病抑制の機構、ペレット種子への導入による利用法等について検討した。苗立枯病を抑制...
摘要 2年に引き続き、大規模畑作地帯における現行の4基幹作物(てんさい、ばれいしょ、麦類、豆類)に短根系の野菜類を導入する合理的な多作目体系のプロトタイプ創出を図るために、8前作物が跡地のにんじんに...
摘要 テンサイ・バレイショ・コムギ・ダイズ・アズキの5作物による連輪作圃場における生育収量の変遷を把握することを目的とする。本年は連作12年目に当たり、全作物に対して土壌消毒区を設けた。各作物とも前...
摘要 輪作圃場の作物生産性は連作圃場と比べて各種気象条件下で安定している。本研究は前作が土壌に与える影響を明らかにする事を通じて、輪作が作物生産性に関与する機作を知ろうとした。ひまわり、とうもろこし...
てんさいそう根病の抵抗性の解析と早期検定技術の開発(168)
摘要 テンサイそう根病の抵抗性品種・系統の検定と効率的な探索、育成のための新手法を開発するために、抵抗性の解析を行うとともに幼苗における早期検定法を確立する。病原ウイルス濃度の差がより明瞭に現れる生...
摘要 北海道におけるてんさいは、糖分取引制度の実施により根重型から高糖分型で高品質の品種に代わってきた.品質に関しては、病害の発生による糖分の低下と砂糖の結晶化を妨げる有害性非糖分の増加による品質劣...
摘要 アルコール発酵及び回収率の高いてんさい品種・系統を選定するために、既存のてんさい、飼料ビートを用いて収量、品質特性を調べるとともにアルコール変換機能を調べた.飼料ビートの収量はてんさいに比して...
摘要 昭和61年までに抽苔選抜、改良を加えた育成品種「モノヒカリ」の種子親である雄性不稔系統とその維持系統「TK-76-49/2BR2mm-CMS」及び「TK-76-49/2BR2mm-O」(「北海...
摘要 3年は、C1-4xTA-32の母根を供して、C2-4xの採種を行った。植付け母根数は140で、この内から、■開花始の遅い個体(7月4日以降開花:9個体、他は6月29日~7月3日に開花)および■花...
摘要 標準品種「モノホマレ」、参考品種「モノヒカリ」の他3品種を用いて育成19系統の抽苔耐性検定を実施した.二倍体の「北海58号」、「北海60号」、「北海62号」は「モノホマレ」及び「モノホワイト」...