摘要 開発途上国の荒廃地回復手法の開発当年度の試験研究方法:1)世界各地の試験地でモニタリング研究を継続した。国別ワークショップを開催し森林修復プロジェクトの成否に関わる要因を検討した。2)チークビ...
摘要 北東ユーラシアに広く分布するカラマツ林生態系の炭素集積量を明らかにするため,生態系研究情報が得にくい中国東北部について,中国東北林業大学との国際交流研究を行った。中国東北部では,寒冷な北西から...
摘要 九州支所立田山実験林内の47年生コジイおよび22年生ヒノキ林において、土壌呼吸速度(桐田スポンジ法)を月2回の頻度で測定した。土壌呼吸速度は気温の上昇に伴って指数関数的に増加し、年間速度はコジイ林...
摘要 基準1(生物多様性の保全)及び3(森林生態系の健全性と活力の維持)では,地表性甲虫の実行可能なモニタリング法として,改良型のトラップの有効性が確認された。また,天然林での土壌型別の比較では,土...
摘要 九州支所構内の立田山実験林内の47年生コジイおよび22年生ヒノキ林を調査地とした。土壌呼吸はアルカリ吸収法の一つである桐田スポンジ法を使って月2回の頻度で測定した。土壌呼吸速度の最高値(gCO2/m2/日...
摘要 スギ林に設定した人工ギャップ内に植栽したケヤキ苗木の光環境と成長量の関係では、散光透過率が10%以下では成長しないが、30%を越えると旺盛な成長を示した。光環境の指標としてのGLIとの有意な相...
炭素循環における土壌微生物による有機物分解の定量的評価(187)
摘要 土壌微生物による有機物分解をモデル化し、微生物を介して動く物質量を捉えることは、土壌における物質循環を解明する上で重要である。岐阜県高山市と草地試験場の冷温帯林において微生物バイオマスの周年変...
摘要 森林のもつ炭素固定能を主に地上部に配分された炭素量を基準に考えてきたが、根系に固定される炭素を考慮する必要がある。つまり、二酸化炭素を基に光合成によって作られた炭水化物が地上部、地下部にどのよ...
摘要 水辺域の取り扱いに関する基礎資料ならびに炭素循環に果たす森林の役割を明らかにする一環として、森林に覆われた小流域から流出する浮遊土砂SSと炭素成分(浮遊態有機炭素、溶存態の有機炭素DOCと無機...
摘要 陸域生態系の炭素循環の中で、土壌中の炭素動態は重要なプロセスであり、これによる森林土壌中の炭素貯留能の評価は森林の炭素収支を明らかにするうえで大変重要である。森林土壌の炭素動態は環境条件の変化...
炭素循環における土壌微生物による有機物分解の定量的評価(193)
摘要 土壌微生物による有機物分解をモデル化し、微生物を介して動く物質量を捉えることは、土壌における物質循環を解明する上で重要である。岐阜大学流環研高山試験地と草地試験場の冷温帯林に設定した調査地にお...
高時間分解能衛星データを利用した植生モニタリング手法の高度化#タ
摘要 大スケールの炭素固定や循環を理解する上で、地球観測衛星による計測はきわめて有望な方法と期待されており、可視・近赤外分光反射データから得られるNDVIなどの植生指数を植物の光合成有効放射吸収量と...
摘要 笠間森林技術センター管内をモデル地区とし、6つの基準の指標を当てはめて具体的な数値の算出を試みると共に、数値を得る上での問題点の解決をはかる。また、条件の異なる他地域における適用可能性について...
摘要 地球規模で二酸化炭素の増加が問題となっている。二酸化炭素の増加を抑えようとする中で、炭素循環に果たす森林の役割を明らかにすることが求められている。その一環として、渓流水を通じて流出する炭素成分...
炭素循環における土壌微生物による有機物分解の定量的評価(217)
摘要 土壌微生物による有機物分解をモデル化し、微生物を介して動く物質量を捉えることは、土壌における物質循環を解明する上で重要である。8年度は、岐阜県高山市と草地試験場の冷温帯林に調査地を選定し、調査...
水田生態系における炭素の動態・収支に及ぼすCO2濃度上昇の影響
摘要 FACE(開放系大気C02増加)装置は,実験フィールドの周囲から,高濃度のC02を放出し,約300m2の広さの土地の空気中C02濃度を,通常の2倍程度まで高めることができる。また,本装置は同様の目的で開発された他の装置...
摘要 海洋の低次生産機構の解明は、炭素循環など地球環境問題と関連するばかりでなく、可能漁獲生産量(環境収容力)を推定する上で重要である。この問題は現在までに主として栄養塩やクロロフィルa(chla)...
摘要 IPCCの第二作業分科会(1995)が、農耕地の従来の管理・利用方法を改善することにより、現在化石燃料から放出されているCO2の5~10%に相当する量を農耕地生態系に蓄積(固定)することが可能...
摘要 土壌は植物によって有機化された炭素を分解し無機化する機能を持ち、分解が固定量を下回るときには炭素を大量に長期にわたって貯蔵する。土壌中での有機物の分解に関しては、主に有機物の質的側面から研究が...
土壌生態系における微生物群集をめぐる炭素循環の定量的解析(147)
摘要 カナダのクロトウヒ林において土壌炭素の分布状態、微生物バイオマス、土壌呼吸速度の測定を行なった。二酸化炭素の放出速度は、FH層が地表面からの全放出量の50%以上を占めていたが、土壌深層からもか...