イチジクとイヌビワの種間交雑実生からの新たな株枯病抵抗性台木候補の選抜
摘要 有望6系統について,クローン苗10個体を揃えた反復の有る接種試験を実施した。対照品種の‘桝井ドーフィン’が接種12日目に全て枯死する条件下において,有望6系統はいずれも接種60日目まで株枯病による枯死は...
摘要 千葉県育成ビワ苗の熱耐性の閾値を明らかにし、45℃温水を用いた温水処理ではビワ樹に障害が出ないことを明らかにした。また、圃場の土壌微生物による白紋羽病抑止性が低い場合に備えて、抑止性を向上させ...
摘要 「希房」で生じた微小な種子の発生原因を明らかにし、防止対策を確立する。本年度は、植物成長調整剤処理の前後に二倍体ビワの花粉を受粉することで微小な種子の形成に及ぼす影響を明らかにする。また、開...
摘要 種子なしビワ「希房」において、大果で高品質な果実を生産するため、省力的な摘房・摘蕾方法を明らかにする。本年度は、果房中の頂部、中部、下部の着果位置が果実品質に及ぼす影響を明らかにする。また、...
摘要 結実性・日持ち性が良い良食味完全甘ガキ品種の育成に関しては、a)平成20年度から開始された第7回系統適応性検定試験に供試された4系統(安芸津22~25号)の樹勢及び果実特性を調査した結果、「安芸津23号」...
摘要 新たな魅力ある鉢物品目としてニーズが高まりつつある実物植物を供試し、鉢物化に向けた適性及び栽培技術の開発を行う。今年度は「キクチレモン」、「福来ミカン」、「長崎一才ビワ」、「セレージャ」、「...
摘要 「希房」で発生した微小な種子の発生について、発生原因を明らかにし、防止対策を確立する。二倍体ビワ及び「希房」の花粉を人工受粉した結果から、「希房」に発生した種子の花粉親が二倍体ビワであること...
摘要 種子なしビワ「希房」において、大果で高品質な果実を生産するため、省力的な摘房・摘蕾方法を明らかにする。本年度は、果房中の頂部、下部の着果位置が果実品質に及ぼす影響について検討した。頂部の着果...
摘要 千葉県における気象条件でポット苗生産可能な新規樹種を検索し、県内推奨樹種を選定する。本年度は、新たに導入した6樹種を加えた24樹種について、前年度に引き続き栽培適性について評価を行った。その結...
摘要 1回目植物成長調整剤処理時において、灰色かび病を対象とした殺菌剤の植調剤処理の前後又は当日の近接散布は、果実品質や生理障害の発生程度に影響を及ぼすことはなかった。また、1回目植調剤処理後の灰...
摘要 植物成長調整剤処理1回目及び2回目の処理時期によるさび症への影響は認められず、因果関係はないものと思われた。植調剤処理後に二重袋による湿潤処理を行うと、さび症の発生が激しくなり、1回目よりも...
摘要 大果で高品質な果実を生産するため、省力的な摘房・摘蕾方法として、果房中の頂部、中部、下部の着果位置が果実品質に及ぼす影響について検討した。頂部の着果は下部に比べ、作業時間の短縮と植物成長調整...
摘要 施設栽培ビワに寄生するナシシロナガカイガラムシに対するダントツ水溶剤と夏期のマシン油乳剤の実用性を明らかにした。マシン油乳剤の高濃度散布では葉の汚れが生じることを確認した。
摘要 本年の春~夏におけるチャバネアオカメムシのフェロモントラップ誘殺数はやや多くなり、モデルによる予測結果が妥当なことを検証した。ツヤアオカメムシの誘殺数はチャバネアオカメムシに比べトラップ設置...
摘要 昨年度に試験を開始した18樹種に加え、本年度からはカシワバアジサイなど6樹種を導入し調査した。ガビサンイヌビワやゴルドニアコンギエンシスは寒害が発生したことから、千葉市の気象条件下での栽培・普...
摘要 開花時の花房単位のビワサビダニ寄生密度とさび症の発生程度との相関は認められなかった。また、ビワサビダニ防除剤と植物成長調整剤(植調剤)との近接散布による果実品質への影響は認められなかった。そこ...
摘要 現地において植物成長調整剤(植調剤)処理を1回目は開花直前~開花期に、2回目をその35日後に行ったところ、さび症の発生程度1.0、商品化率85%となった。植調剤処理時期は1回目を蕾期とすると、さび症...
摘要 種子なしビワ「希房」において、大果で高品質な果実生産を達成するため、果房中の頂部、中段、下段等の着果位置が果実品質に及ぼす影響について検討した。頂部及び中段の果実を用いると慣行栽培に比べ、摘...
摘要 鋸南町横根地区に設置した誘導防護柵と囲いわなを併用した捕獲装置に暗視野カメラを設置し、捕獲装置周辺におけるイノシシの行動を記録した。イノシシは誘導防護柵の周辺で1回、囲いわなの周辺及びわな内...
摘要 バラのハダニ類に対するマハラジャ乳剤の7日間隔2回散布、及びビワを加害するカメムシ類に対するテルスターフロアブルの散布に効果があることを明らかになった。