摘要 「希房」で生じた微小な種子の発生原因を明らかにし、防止対策を確立する。本年度は、植物成長調整剤処理の前後に二倍体ビワの花粉を受粉することで微小な種子の形成に及ぼす影響を明らかにする。また、開...
摘要 「希房」で発生した微小な種子の発生について、発生原因を明らかにし、防止対策を確立する。二倍体ビワ及び「希房」の花粉を人工受粉した結果から、「希房」に発生した種子の花粉親が二倍体ビワであること...
摘要 秋春季のキンギョソウの落花防止を図るため、品種間差や高温期と低温期における受粉後の落花程度、受粉後のエチレン生成量ついて検討した。受粉後のエチレン生成量が品種間で異なること、高温下の方が受粉...
摘要 目的:山ぶどうは雌雄異株のため結実のためには雄株を混植する必要があるとともに、県北部山間地帯での植栽が主体である。開花期の寒さや天候不順で受粉が行われないことや花振るいを起こすことがある。また...
摘要 目的:山ぶどうは雌雄異株のため結実のためには雄株を混植する必要があるとともに、県北部山間地帯での植栽が主体である。開花期の寒さや天候不順で受粉が行われないことや花振るいを起こすことがある。また...
摘要 希少樹種の遺伝的多様性と繁殖実態の解明当年度の試験研究方法:1)ハナノキ自生地林分の群集組成と林分構造の調査より、ハナノキ林の成立と維持について検討するとともに、種子生産、種子の発芽特性、環境...
遺伝子保存のための天然林調査-稀少樹種・ヤクタネゴヨウの繁殖実態と保全(447)
摘要 稀少樹種ヤクタネゴヨウの自然集団における繁殖の実態を明らかにするため、屋久島栗生地区の個体サイズと分布密度の異なる2つのプロットにおいて、種子生産に関わる開花・結実調査を行い、雌雄花の着生と種...
摘要 茶品種間には複雑な遺伝機構を持つ不和合性が存在し、自家不結実性を示すことが多いため、遺伝解析や優良遺伝子の集積が難しく、効率的な育種が進め難い。自家和合性の遺伝子は既存の遺伝資源の中には見出さ...
遺伝子保存のための天然林調査-稀少樹種・ヤクタネゴヨウの繁殖実態と保全(439)
摘要 屋久島におけるヤクタネゴヨウ集団の繁殖実態を明らかにするため、栗生地区の2プロット内の個体の分布と着果量および種子生産等を調査した。、ヤクタネゴヨウは尾根筋を中心に24~70個体が分布しており...
摘要 個体群維持に関する重要な要素である結果率(果実数/花数)と、その制限要因を調べた。アオキの結果率は花序サイズや個体サイズ、雌雄間距離に依存せず、ほぼ一定であった。これは雌として遺伝子を残すため...
摘要 高木性の風媒種であるウラジロモミの個体群(奥日光試験地、小諸試験地)を対象に、繁殖個体密度の違いが、個々の構成個体が受粉する花粉の濃度とその構成にどのような影響を与えるかを調べることによって、...
摘要 風媒高木種における近距離レベルでの花粉のやり取りの実態を把握する目的で、ウラジロモミ採種園内の10本前後の調査個体を対象に、雄花生産量の大きく異なる3ヶ年の胚珠あたり受粉数と種子の充実率を調査...
摘要 茶品種間には複雑な遺伝機構を持つ不和合性が存在し、自家不結実性を示すことが多いため、遺伝解析や優良遺伝子の集積が難しく、効率的な育種が進め難い。自家和合性の遺伝子は既存の遺伝資源の中には見出さ...
摘要 風媒高木性樹種について、長距離にわたる花粉飛散によるgeneflowの有効性について検討する目的で、ウラジロモミの繁殖個体密度の異なる3ヶ所の天然生林において雄花の豊作年に、胚珠が受粉した花粉...
摘要 草地では放牧牛による被食という植物にとって予測不能な撹乱環境下にあり、どのような繁殖戦略を持つことが植物にとって有利になるかを数理モデルを用いて次のように解析した。■親植物が一定の資源を地下茎...
摘要 奥日光地域の天然生林に設定された繁殖個体密度の異なる3調査区において、豊作年に生産された種子の充実率と繁殖個体密度との関係を個体レベルで検討した。調査区ごとの平均値間には有意差が認められたが、...
摘要 奥日光男体山中腹に位置する個体密度の異なる2つの天然生ウラジロモミ個体群を対象に、豊作年における交配様式を明らかにするとともに、これに影響を及ぼす機構について検討した。結果は以下のとおり。1....
摘要 熱帯の樹種には高い自殖率を持つものが知られており、温帯の樹種についてもホオノキで自殖率の高い集団のあることが報告されている。一般に、自家受粉由来の個体は近交弱勢を示し、高い自殖率を示す樹木の種...
摘要 天然林における種子更新の実態の把握および近親交配等の林分内の繁殖様式を解明するために、岐阜トドマツ採種園において出現頻度の非常に低い対立遺伝子GDH-aをマーカーとして、この遺伝子をもつクロー...
摘要 コナラ個体群の繁殖特性を、開花から種子形成、落下から発芽に至る過程について解明した。■植栽木により個体レベルの開花期間を調べ、雄花の花粉放出期間と雌花の花粉受容期間を明らかにした。■幼堅果の胚形...