摘要 西アフリカ産シクンシ科植物Combretum bracteatumに含まれる植物生長阻害物質の大量分取精製法を検討し、ゲル濾過型カラムを用いた新しい手法を開発した。その手法を用いて乾燥葉610...
黒ボク土地域の半自然草地における群落構成種のアレロパシー発現機構の制御(18)
摘要 ハルガヤのアレロパシー物質クマリンの産出・消失及びクマリンのシバに対する作用に関与する環境要因に着目した。ハルガヤ植物体中のクマリンは、葉及び茎の部位に多く含まれ、1株あたりのクマリン含量は6...
黒ボク土地域の半自然草地における群落構成種のアレロパシー発現機構の解明と制御(22)
摘要 野草地におけるアレロパシー発現草種と推察されるハルガヤの植物体中に含まれるアレロパシー物質であるクマリンが、ハルガヤ植物体外に放出される経路を明らかにするために、推定される4経路上のクマリンを...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の解明と制御(135)
摘要 草地におけるアレロパシー発現候補植物の活性物質を検索した結果、ススキ茎葉中のクロロゲン酸、ハルガヤ茎葉及び生育土壌中のクマリン、ホソムギ根滲出物及び生育土壌中のp-メトキシ安息香酸、パルミチン...
赤黄色土草地植生における植物間相互作用因子としてのアレロパシー発現機構の制御
摘要 赤黄色土草地植生を新しい見地から安定的に保全、管理するためアレロパシー物質の生態学的作用機構を制御する方法を確立し、安定した植生誘導技術の開発に資する。初年度はアレロパシー物質及びそれらの誘導...
摘要 組換え植物がアレロパシー物質を産生した時の活性の程度を把握する為に、既存のアレロパシー物質の程度を数種の植物を用いて検討した。本年度は、昨年に引き続き、フェノール性化合物として、生合成的に関連...
摘要 熱帯多雨林内でアレロパシーが発現している可能性が推定されているCombretum bracteatumの乾葉(450g)を水抽出し、n-ブタノール可溶性物質を除去した後、活性炭、シリカゲルカラ...
藻類の産生するアレロパシ一物質がノリ及び付着珪藻に及ぼす生理的影響に関する研究(60)
摘要 藻類に対するアレロパシ一物質を産生するオキナワモズクから抽出した脂肪酸混合物より高度不飽和脂肪酸画分を部分精製し、ノリの培養液に投与して光合成活性を測定したところ、対照区との差異は見られなかっ...
摘要 褐藻中に含まれているアレロパシー(抗藻活性)成分中の糖組成の分析を試みた。アカモク、及びオオバモクを試料とし、水抽出し、イオン交換カラムを通して得られた中性画分をTOSO HW65カラムクロマ...
摘要 植物から土壌中に放出されるアレロパシー物質による作物の生育制御を目的に、アレロパシー活性の高い植物を「プラントボックス法」で検索した。世界各地のイネ180 品種から検索した結果、日本型栽培品種...
摘要 アレロパシーを生態的特性に付加した、実用的な雑草防除・土壌管理技術を開発することを目的とする。具体的には、強い活性物質を含む植物の葉を利用したマルチ技術と、生態的特性とアレロパシー特性の両面で...
摘要 土壌中に供給されたアレロパシー物質等の生理活性物質は、土壌の種類、理化学性、生物性等の土壌環境要因によって、発現する活性に差が生じる。これらのメカニズムが明らかにされれば、土壌環境によって異な...
摘要 生根から出るアレロパシー物質を検索する寒天培地を用いた簡易検定法を考案した。本法を用いた検索では,既報のムクナ,ハルガヤ,エンバク等にアレロパシー活性が再確認され,さらにヘアリーベッチ,ソラマ...
摘要 組換え植物がアレロパシー物質を産生した時の活性の程度を把握する為に、既存のアレロパシー物質の程度を数種の植物を用いて検討した。本年度は、報告例の多いフェノール性化合物の中から、生合成的に関連の...
黒ボク土地域の半自然草地における群落構成種のアレロパシー発現機構の解明と制御(24)
摘要 黒ボク土地域の半自然草地の植生構成種29種から生物検定により摘出したアレロパシー発現候補種ハルガヤは、隣接するシバに対してアレロパシーを発現していると観察されたので、ハルガヤのアレロパシー物質...
摘要 西アフリカ産熱帯植物Combretum bracteatumの活性物質の分離法を改良し,より効率的な方法を考案した。最も生成の進んだ活性画分では,ダイコン,キュウリ及びイネに対し生長抑制作用を...
摘要 褐藻中に含まれている水溶性ポリフェノール類の分離精製を試みた。重合度の高い分子に焦点を当て,高速液体クロマトグラフィーで4種のGPCカラムを用い,分析条件を変えて分離を行った。従来のGPCカラ...
摘要 四国地域の水田二毛作、果樹・畑作は今後も更に集約化の方向にあり、化学資材の過投入による生産環境の劣悪化が懸念されている。そこで、窒素固定機能、雑草・線虫・土壌微生物等の制御に関する他感作用機能...