摘要 チャの機能性に対する関心が一段と増している中で,チャに含まれる高機能性成分の系統的な検索,評価,利用技術の開発を行うことは,チャの付加価値の向上,強いては茶の消費拡大効果を図る上で極めて重要で...
摘要 海藻のアラメに由来する、多糖類ラミナリンの塩酸部分加水分解物を中和した後、ゲルクロマトグラフィーにより分画した。各画分を土壌かん注してキュウリに処理し、炭疽病に対する発病抑制効果を調べた。その...
摘要 茶の病害防除について化学合成農薬以外の多様な防除方法を開発し、農薬の使用量を削減する。炭酸水素ナトリウムをマイクロカプセル化した弱アルカリ剤、酸性水、チャ種子サポニンのチャ炭疽病に対する防除効...
摘要 放任及び無農薬茶園では数種の腐生性のペスタロチア属菌及び弱毒系の輪斑病菌が強毒系の輪斑病菌の増加を抑制していた。これらの菌のうち茶樹特有の腐生性のペスタロチア属菌は長期間強毒系の輪斑病菌の増加...
摘要 農業環境下に生息する真菌の分類・同定を行った。新種として日本産ソルガム麦角病菌をClaviceps sorghicolaとしてラテン記載した。日本での新発生植物病原菌としてゴデチア立枯病菌,トウゴクミツバツツジて...
摘要 チャ炭疽病の防除では防除暦による予防散布が主体のため、散布量、回数が多い。炭疽病の発生を予測し、効率的な防除を行い、農薬の散布を減らすことを目的とした。炭疽病の新芽感染後にも効果のあるトリフミ...
摘要 切り取った炭疽病罹病葉への溶菌細菌と拮抗糸状菌Talaromyces sp.製剤処理ではTalaromyces sp.製剤のみに胞子形成抑制効果が認められ、両菌とも茶園での炭疽病に対する防除効果が認められたが、輪斑病の潜在...
耕種的防除・機能水消毒を核とした炭疸病・輪斑病等病害の総合防除技術の確立
摘要 従来、茶園においては慣行的に多量の化学農薬が散布されており、茶の安全性確保や環境への負荷を軽減するため、化学農薬の使用量削減の技術を早急に確立する必要がある。整剪枝技術、有用微生物、抗菌物質等...
摘要 茶園において化学合成農薬のみに頼った病害防除から脱却するため、環境への負荷の少ない無機・天然資材による防除法の開発を目的とした。チャ炭疸病に対し、強酸性水、炭酸水素ナトリウム剤、チャ種子由来の...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明とその利用技術の開発(50)
摘要 ベンゾチアジアゾール系化合物、アシベンゾラルSメチルの処理や炭疽病菌の前接種によって、キュウリに全身獲得抵抗性が誘導され、炭疽病や黒星病に対する高い発病抑制効果が認められた。またアシベンゾラル...
摘要 主要病害の一つであるチャ炭疸病に対し、無機化合物である炭酸水素ナトリウム剤による防除試験を行った。発病葉を用いた室内試験で、本剤は、二番茶芽の病斑での胞子形成を100%、三番茶芽では28%抑制...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発(51)
摘要 非殺菌性化合物アシベンゾラルSメチルはキュウリ炭疽病や黒星病に対して局部的及び全身的獲得抵抗性を極めて速やかに誘導し、その効果は処理3時間後に菌を接種した場合でも認められた。同化合物の処理によ...
摘要 既存の化学合成農薬に代わるチャ炭疽病防除資材として、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのマイクロカプセル製剤と、電気分解によって酸性化させた水を用いて、その効果を調査した。炭酸水素ナトリウム...
非殺菌性化合物による作物病害抵抗性誘導機構の解明と利用技術の開発
摘要 ベンゾチアジアゾール化合物CGA245704の各種病害に対する防除効果を温室内のポット試験及び圃場試験によって調べた結果,キュウリの黒星病,炭疽病,ナシの黒星病,赤星病に効果が認められた。同化合物はこれら...
摘要 近年、茶は健康食品として注目されており、また、環境に対する負荷低減の為、化学農薬による防除に対して厳しい評価がなされている。このような状況から、茶主要病害の一つであるチャ炭疽病に対し、化学農薬...