摘要 11年度では、定置放牧条件におけるホルスタイン去勢牛の増体を改善するため、放牧頭数の調節を早めに行った結果、輪換放牧に遜色ない生産性を確保できた。また、北海道の標準的な施肥条件で昼夜放牧を行う...
北海道におけるナガハグサ型草地の確立および維持条件に関する研究(177)
摘要 旭川市内の造成後20年経過したナガハグサ型草地に窒素とカリ施肥区および無施肥区を設け、現在まで3年間にわたり追跡調査中である。各区とも、植被率は93%以上、群落高は5~10cmに維持され、裸地...
摘要 アルファルファ単播草地の安定的な造成技術を開発するため、除草剤処理同日播種法における播種床の放置期間を雑草の発生パターンから検討し、5月1日頃の造成の場合には30日~40日放置期間が適当である...
摘要 寒地における省力・持続型放牧草地としてケンタッキーブルーグラス草地に着目し、その造成技術を2種類開発した。造成翌年からケンタッキーブスーグラス草地として利用する場合には除草剤の播種前雑草処理を...
摘要 アルファルファ単播草地の造成に有効な除草剤処理同日播種法について、播種床の放置にともなう表層硬化による定着率の低下を改善するため、グラスシーダーの効果を検討したが、定着率の改善効果は見られず、...
摘要 寒冷地の冬期間における低温による堆肥化発酵停滞の回避を目的として、通気の制御、材料の加熱、発酵促進資材の添加について検討した。実施設での材料堆積状態を少量の供試材料で再現できる堆肥化実験装置を...
摘要 水稲直播新技術を導入している調査対象2経営の農作業日誌データおよび作業時間調査データをもとに、FAPSを用いた稲麦大豆個別経営モデルを試作し、直播導入の効果を明らかにした。5月播種(単作利用)...
摘要 十勝地域及び北農試(札幌)の実圃場を対象として、■除草剤処理同日播種法、■夏造成法、■春造成時における同伴作物としてのエンバクの混播により、アルファルファ単播草地(品種はマキワカバ)を造成した。...
北海道におけるナガハグサ型草地の確立および維持条件に関する研究(160)
摘要 ナガハグサ型草地の維持に窒素とカリが及ぼす影響を調べるため、北海道旭川市斉藤牧場内の放牧地に無施肥で維持されている不耕起造成後約20年のナガハグサ型草地に、窒素施肥区、カリ施肥区および対照区を...
摘要 水稲生産の低コスト化によって規模拡大を図るため、現在人力で行われている生産資材・生産物の効率的なハンドリングシステムを開発する必要がある。8年度は前年度に開発した乗用管理機の走行速度に連動する...
摘要 北海道内の農業改良普及センターを対象としたアンケート調査の結果から、草地に発生している帰化雑草はシバムギ、アメリカオニアザミ、キレハイヌガラシ等が多く、特にシバムギは採草地において大きな被害を...
摘要 放牧草地内に侵入したアメリカオニアザミの耕種的防除法を確立するために、そのライフサイクルを精査した。アメリカオニアザミは短年生の1回開花型植物で、幼植物のロゼット個体は2~3年生存するが、開花...
摘要 大規模水田営農では畦畔の雑草管理が規模拡大のネックとなっている。最低年4回の草刈りか非選択性の除草剤を用いた管理も行われているが、水稲への薬害、畦畔の崩れなど問題が多い。ビスピリバック液剤は水...
摘要 農業従事者の高齢化が進み、就業者数が近い将来激減する見込みである。農業を継続させて行くためには、規模拡大が不可欠となり、規模拡大の作業面からの限界は移植作業にある。移植を直播に替えることにより...