摘要 今後の地域農業の維持・発展のためには多様な担い手の育成と地域的な土地管理システムの形成をはかり、それら両者を結び付けることが重要となっている。その進め方について現場段階からの問い合わせが多いが...
傾斜地大規模カンキツ作における省力・高品質安定生産システムの経営的評価
摘要 カンキツ産地では傾斜地という不利な条件に加え、担い手の高齢化により粗放管理園や耕作放棄園が増大しており、労働の軽減化・安全性を目指した機械化体系の確立、及び機械化導入するための栽培技術の改善が...
摘要 土佐町において、集落別農家の動向と水田輪作営農の担い手としての酪農家の予備調査を行った。農業集落を耕地面積減少率を指標として4区分した。減少率最大は46%、最小は6%と集落差が大きかった。減少...
摘要 地域輪作技術データベースシステム及び地域輪作シミュレータなどを活用し、パソコン上で地域輪作営農主体の意志決定を支援するシステムの構築をめざした。これまでにシステムに組み込むべき経営計画、経営診...
摘要 我が国の資源管理型漁業の展開は、資源管理を主体的に行っている一部漁業で成功している。しかし沿岸でも都道府県を越えて回遊する多くの漁業資源は管理主体が形成されず、資源先取りのための過当競争に陥に...
摘要 フリーストール搾乳牛舎は、従来の繋ぎ飼い方式に比べ群管理による多頭飼養が容易で、労働生産性の向上、労働環境の改善、搾乳環境の改善、経営規模拡大への柔軟な対応等が期待されることから、わが国の酪農...
摘要 自然生態系の保全に対する国民の意識の高まりから、環境負荷の少ない養鶏経営への要請が大きい。とくに、近年の養鶏経営の大規模化・集約化により家畜糞尿処理問題が顕在化し、この結果、糞尿を有効にリサイ...
摘要 造林地のつる植物による植栽木の被害は、生産材の質的劣化を引き起こすばかりでなく、冠雪害などの気象害や病虫害を誘発し、場合によっては成林すらも脅かす。近年の初期保育過程での機械化や省力化は、つる...
摘要 大規模水田地帯の稲作経営の生産性と収益は、労働・資本生産性では普通型コンバイン利用の稲作15ha以上規模の経営が優位となるが、土地生産性や収益は稲作5~7ha規模層が優位であり、7ha以上に規...
摘要 畑作地帯の土地利用は、ビート・馬鈴薯・小麦・豆類の4作物の輪作方式を基本としつつも規模拡大・機械化によってその体系を変えてきた。特に40年代以降は専作化と機械化・施設化の進行で、根菜類主体に作...
摘要 稲わらのアンモニア処理技術の定着にとって前提になる、稲わらの機械化収集システムの可能性と水田肉牛経営において転作田由来麦わらのアンモニア処理技術の導入が経営に及ぼす効果について検討した。■機械...
摘要 北海道の水田地域における肉用牛生産方式を飼料基盤の視点から整理すれば、稲作規模と野菜導入の大小により有畜型と転作型に、購入乾草や共同草地(河川敷等)の依存の有無により自給型と外部依存型に区分で...
摘要 高性能林業機械を用いた新しい伐出作業システムを確立するために、既に導入されている機械作業事例について作業分析を行い、地形タイプごとに地形条件と作業能率の関係について調査を行った。緩斜地タイプと...
摘要 (1)現状では林業財政の拡充は期待できず、現在のままでは国有林・民有林双方の危機を支えきれない。(2)事業対象地域の選別を強化した上で、限定された地域に事業規模の大型化が図られている。(3)ま...
摘要 全道的に安定しているようにみえるホッキガイ生産量も地域的にみれば資源の年次的発生は不安定であり,各種の増養殖的改善が試みられているが,漁獲の増大につながっていない状況にあるといえる.本研究では...
摘要 調査対象地の鹿児島県大隅中部地域は,甘藷生産量の94%が工業原料仕向で,21の澱粉工場で県内澱粉生産量の40%を生産している。甘藷作付面積拡大,輪作・土壌管理による収量向上に努めている農家の原...
摘要 東北海域では、ホタテガイ、カキ等の貝類養殖が沿岸漁業の重要な柱になっているが、Alexandrium tamarense、Dinophysis fortiiなど有毒プランクトンの摂餌によって、...
積雪寒冷地水田受託営農におけるコストダウン限界の解明(112)
摘要 経営規模が10haを超える稲作集団(新潟県)の米生産費データを整理し、短期的費用曲線の推定により、規模拡大に伴うコスト削減効果を明らかにした。品種のコシヒカリへの集中、移植・中型機械化体系の下...
摘要 国際的価格競争力をもちしかも経済的にも魅力ある大規模水田作経営を実現するため、水田輪作営農技術体系の開発・確立が進められている。特に大都市近郊地域では、零細な地権者の土地を集積し、担い手となる...
開発途上国の農業構造と農業発展に影響を及ぼす諸要因の解明(64)
摘要 平成3年度は、既往の文献サーベイを中心に、開発経済学の成果と問題点を整理・分類し、また、中南米農業に関する資料収集を行なった。平成4年度は、開発途上国の農業技術の近代化が伝統的な農村社会及び農...