有明海沿岸平坦重粘土地帯における水田輪作技術の体系化及び品質管理システムの現地実証
摘要 ショットガン直播における水稲の播種方式では種子量を多くしてカルパー処理を省略することで9割以上の収量を確保することが可能であり、デジタルカメラ、生育情報測定装置を用いた子実たんぱく質含有率、収...
摘要 目的:担い手農家の減少による労働力の低下や,農地の集積による大規模化,農作業の集中化などが進んできている。また,法人や生産組織等においては,耕作面積が拡大傾向となっている中,育苗にかかる労力や...
環境保全型水稲栽培の推進に向けたIWMの実践支援(平21~23,県単)
摘要 目的:本県では水稲の環境保全型特別栽培への取り組みが作付面積の4割を超え、今後さらなる取り組 みの拡大が図られている。しかし近年、新たな水稲用除草剤スルホニルウレアへの抵抗性雑草オモ ダカの蔓...
摘要 目的:消費者が求める安全・安心で高品質な農産物の供給に応え、「食のみやこ鳥取県」をリードする特色ある食材を育成するため、有機栽培水稲・大豆の安定生産と栽培拡大につながる取り組み易い技術の確立に...
除草剤を使わない水稲栽培技術の確立 1)機械除草の時期と株間除草ツースの設定
摘要 高精度水田用除草機を用いた機械除草1回目において、株間のコナギに対する除草効果が高い設定は水稲の欠株率が高くなった。除草効果と欠株率の関係はほ場条件によって大きく変動した。
中山間地における新形質米、特産野菜等を用いた安全・安心・高付加価値型栽培技術の開発
摘要 目的:近年、消費者のニーズが多様化し健康志向や食の安全・安心に対する関心が高まって いる。そこで、夏季冷涼な気候条件を生かした特徴ある水稲の安全・安心な栽培技術 の開発を行い、付加価値の高い...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響を解明するため、1)電照による日長制御を用いた地域間連携試験により、温暖化後の環境を模擬する水稲の栽培実験系を構築できることを明らかにした。「コシヒカリ」程度以上の...
自脱コンバイン、自走ロールベーラの汎用利用による稲発酵粗飼料および稲わらの低コスト・高品質収穫調製技術の開発
摘要 自脱コンバインは簡単な部品の付加によって稲をウィンドロー状に刈倒すことができる。ウィンドローをセミクローラトラクタで牽引するクローラ型ロールベーラで拾上げ・梱包することで軟弱圃場に適用可能で低...
除草剤を使わない水稲栽培技術の確立、3)機械除草の時期及びチェーン除草との組合 せ
摘要 チェーン除草器具の効果はコナギの葉齢が小さいほど高く、機械除草において水田用除草機の後部に取り付けることで、水稲の欠株を増やさずに株間の除草効果を高められることが示唆された。ただし、チェーン...
除草剤を使わない水稲栽培の経営評価、 1) 除草剤を使わない水稲栽培のコスト評価
摘要 水田用除草機の10a当り圃場作業時間は、A事例(山間地・不整形田)が0.50hr、B事例(平坦地・整形田)が0.35hrであり、圃場作業比率を80%、作業1回分の対応可能時間を40hrとすると、水田除草機1台当...
除草剤を使わない水稲栽培技術の確立、2)機械除草の時期及び回数
摘要 水田用除草機を用いた機械除草では、2回処理を前提とした場合、1回目をコナギ0.5葉前後、2回目をその10日後に行うと、除草効果が高かった。しかし、水稲の収量確保のためには、初期の株間除草方法を検討す...
集落営農組織における水稲省力・低コスト技術導入による経営的評価
摘要 目的:、 多目的田植機を活用した水稲省力・低コスト技術の現地実証を実施する。、成果:、(1)多目的田植機の作業別負担面積は,移植機で42ha,直播機で35ha,機械除草機で20ha程度である。、(2)実証...
ア 生産性向上による農業構造改革の加速化に寄与する農業機械・装置等の開発
摘要 1)植付苗量制御田植機では、苗量制御の効果を実証するとともに、市販機に対応する制御方法への改造等を行い、実用化の見通しを得た(23年度に市販化予定)。複合耕うん装置では、開発した機構とレーザ光制御...
安全安心な水稲栽培技術の総合実証、(4)水稲減農薬・減化学肥料栽培地域における栽培技術体系の管理システム、(6)大規模処理施設における温湯浸漬処理に対応した種子消毒技術の確立
摘要 【目的】環境保全型農業のための個別技術を総合的に検証し、地域に適合した減農薬・減化学肥料栽培体系の組立実証、栽培技術体系管理システムの提示によって,総合的病害虫管理への転換を図るため,IPMの...
b.やませ等気象変動による主要作物の生育予測・気象被害軽減技術の高度化と冷涼気候利用技術の開発
摘要 潜在的被害発生地域の特定に向けて、1)北日本における夏季天候の周期性を解明するため、北日本の夏季気圧とインドネシアジャワ島における夏季雨量との間には正の相関関係が、北日本の夏季気温と春のアラビ...
ア 生産性向上による農業構造改革の加速化に寄与する農業機械・装置等の開発
摘要 1)田植機の植付苗量制御技術は、実証試験を行い、目標通りの制御効果を確認し、苗押さえ装置にかかる力の変動を明らかにした。複合耕うん装置は、レーザを使った粗起こし作業により耕盤均平度が向上するこ...
島根の『環境農業』推進技術の開発、1 環境にやさしい水稲栽培技術の確立、1)除草剤を使わない水稲栽培技術の確立、(3)除草剤を使わない水稲栽培の経営評価、ア 除草剤を使わない水稲栽培のコスト評価
摘要 水田用除草機導入事例における作業効率と収量格差の要因分析を行うとともに、作業別労働時間と米生産費を算出して慣行栽培との比較検討を行った。水田用除草機の10a当り圃場作業時間は19~32分台であり、...
関東地域における飼料イネの資源循環型生産・利用システムの確立
摘要 目的:営農試験地(大洗町)で飼料イネの省力栽培技術の確立と主食用水稲とのブロックローテーションでの堆肥の活用法を明らかにする。 成果:(1)中央農研開発の自走式細断型飼料イネ収穫機は、フレール型専...
集落法人によるTMRセンターへの安定的自給粗飼料供給のための低コスト生産技術と利用技術の開発
摘要 目的:これからの農業の担い手として,集落農場型農業生産法人(以下集落法人)が重要となってきている。集落法人は,収益の上がる転作作物を求めている。飼料作物は水稲と作業競合しない時期での周年栽培,...
a.直播適性に優れ、実需者ニーズに対応した低コスト業務用水稲品種の育成
摘要 業務加工用の低アミロース性の良食味系統や加工適性系統の選抜を進めるとともに、低コスト・大規模化のための直播栽培への適応性を持つ品種を育成するため、耐倒伏性、土中出芽性等の直播適性を付与する育種...