摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、 a) 機械除草技術を中心とした「水稲有機栽培技術マニュアル(暫定版)」に高能率水田用除草装置の特徴や操作法及び高精度水田用 除草機やチェー...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響を解明するため、1)電照による日長制御を用いた地域間連携試験により、温暖化後の環境を模擬する水稲の栽培実験系を構築できることを明らかにした。「コシヒカリ」程度以上の...
寄生性天敵・べたがけ利用を核としたコナガの総合防除技術の確立
摘要 コナガはアブラナ科植物を加害する世界的な大害虫である。また、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの殺虫剤に対する抵抗性を顕在化させ、防除の困難な重要害虫となった。多発生の原因の一つとして農薬害に...
アブラナ科葉菜類のセル苗育苗適性に関わる遺伝的要因の解析(7)
摘要 キャベツ品種のセル育苗適性として主として移植後の根部と茎葉部の生育の速さ(引抜抵抗値と葉数増加率)について検討した。移植後のセル苗の茎葉と根部の生長は見かけ上拮抗し、移植直後に茎葉の成長が一時...
アブラナ科葉菜類のセル苗育苗適性に関わる遺伝的要因の解析(7)
摘要 キャベツの育苗方法や移植条件と移植後の生育の関係を調査した。セル苗の移植直後の生育について、茎葉の生育を抑制して根部の生育(根張り、引き抜き抵抗で調査)を優先する品種と、茎葉・根部が並行して生...
アブラナ科葉菜類のセル苗育苗適性に関わる遺伝的要因の解析(88)
摘要 キャベツのセル苗育苗適性を解析するため、9種の育苗・定植条件と定植後の生育(結球前)の関係を調査した。定植後の茎長には育苗時の施肥量と遮光、葉長には施肥量と育苗方法(セル/地床)の影響が大きく...
摘要 アブラナ科野菜の害虫防除における殺虫剤依存度を軽減するために、寄生性天敵の利用による生物的防除法を中心とする環境保全型防除技術の開発を図る。8年度は台湾から導入したコナガの幼虫寄生蜂Diade...
摘要 オランダより導入したブロッコレットから優良系統の選抜を進め、B10、B19早の2つの有望系統を得ている。しかし選抜株が抽苔開花後の老化苗となるため採種が困難であり、5年度の秋作で選抜した母本で...
摘要 キャベツを中心とするアブラナ科葉菜類のセル成型苗育苗適性に関わる遺伝的要因の解析および育種素材の検索を目的とする。このため育苗中の苗の老化の早晩や耐密植性、定植後の活着の早晩など、育苗中及び定...
摘要 オランダより導入して選抜してきたブロッコレット4系統を秋作して、立毛と収穫物の食味の検討を行った。その結果、選抜系統’B10、B19早’は早生で、前者は花蕾粒が細かく花蕾球がやや小型、後者は花蕾...
摘要 オランダから導入して選抜を行ってきたブロッコレット4系統と、ナバナの市販2品種を秋作に供試した。花蕾と花蕾茎を収穫して品種・系統ごとに1~2分程度ゆでた後に、パネラー約20名の官能検査を実施し...
摘要 オランダ経由で導入したイタリアの在来野菜ブロッコレットは,アブラナ科の花蕾球を利用する新野菜である.導入系統は形質の分離が大きかったため,早晩性や形態による選抜を継続して行った.3年度供試した...