寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(114)
摘要 多年生雑草であるエゾノサヤヌカグサ、シズイ、オモダカ及びクログワイの繁殖器官の土壌中における生存率を明らかにするために、増殖3年後の発生消長を調査した。その結果、クログワイ以外の3種では種子か...
摘要 飼料作物の異常気象下での生態・生育反応を明らかにするため、熟期の異なる飼料用とうもろこし7品種を供試して播種期移動試験を行い、伸長期以降黄熟期までの1週間ごとの部位別重量及び葉面積を測定した。...
摘要 複雑な地形下にある中山間地農業の振興のために、地域の環境を資源として活用する適地・適作判定のためのシステムを地理情報システムを用いて開発する。すなわち、圃場サイズの気温・日射量のメッシュ図の作...
摘要 生産支援システムの構築、特に導入適作物あるいは栽培適地・適作期の判定には、極めて多様な作物の生育段階・収量予測法の開発が求められる。しかしながら、従来の数値モデルなどによる手法では、こうした多...
摘要 7年度までの実験結果をもとにニホンナシの自発休眠期における発育速度の感温特性を量的に表現するモデルを作成した。得られたモデルにより、露地での自発休眠覚醒期を推定すると、実測値とよく一致すること...
摘要 幼果期の温度と果実細胞分裂停止期の関係を明らかにし、温度が最終的な細胞数にどのような影響を与えるかを明確にすることを目的として、温度処理された‘幸水’果実細胞の大きさを7年度までに開発した手法(...
摘要 ナシ園の蒸発散及び熱収支特性を解明するため、大区画圃場において8月から11月の日中に微気象観測を実施した。風向きや測器不調のため、有効な観測が実施できたのは数日にすぎなかったが、1日の蒸発散量...
樹体内水分動態及びそれが果実品質に及ぼす影響の解明(137)
摘要 果実の裂果、果実の肥大、糖度などは、樹体から果実への水の流れに影響を受けるが、これまでは果実への水の流れを測定する方法がなかった。本課題では、熱収支法による蒸散流センサーを非常に小型にしたもの...
摘要 中山間地で多発する多湿・霧環境を模擬的に実現するために、簡易冷房に利用される細霧冷房装置を利用して、ハウス内に人工霧を発生させる装置を開発した。本装置は、ハウス両サイド外側に霧発生室を設け、そ...
暖地水田における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(187)
摘要 雑草の発生状況に応じた必要最小限の除草剤使用の徹底により、水稲栽培における除草剤使用量の低減を図る。そのため、暖地水稲栽培における主要雑草の発生予測技術を開発する。8年度は移植水稲の作期と雑草...
摘要 近年、気候変動によるコムギ収量や品質の低下が著しい。コムギ栽培において追肥、中間管理および収穫作業を的確に行うためには気象情報に基づく生育予測が不可欠であり、また、気象被害の拡大を防ぐ上でも気...
摘要 我が国の永年牧草地への温暖化による影響として温度と日射量から生育予測を行い、その栽培地域の変動を予測した。その結果、北海道を中心とした寒地型牧草地帯の約90%が10%以上の増収となる。寒地型牧...
摘要 8年度は水稲生長・収量予測モデルについて、熱帯条件下で窒素施用量を変えた場合のモデルパラメータとモデル適合性について検討した。水稲の生育データはフィリピン稲研究所において実施されている施肥試験...
摘要 計画安定生産による農家経営の安定化を目指して、そのために必要となる生育予測技術を開発しようとした。生育予測のためのプロセス積み上げ型モデルの基本モデルが開発された。さらに、プロセス積み上げ型モ...
摘要 アメダス監視61地点近傍の水稲の生育温度反応を解析したところ、温度反応の地域性は県間には認められなかったが、地点間では有意な違いがあり、移植期から幼穂形成期までの時期に生じた。このことから、水稲...
摘要 収量成立過程における低温の影響を調べるために、温度勾配温室や水温勾配水田を用いて幼穂の発育、出穂の遅延や障害不稔の発生程度等の調査・解析を行った。温度勾配温室の気温は入口と出口で約7度の違いが...
摘要 従来のメカニスティックな作物生育モデルでは、生育・収量の絶対値の正確な予測が困難であった。そのため正確な生育情報を要求する生育診断や栽培管理上の意思決定支援などへの応用が難しかった。本研究では...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(127)
摘要 寒冷地の水田では雑草の発生が不斉一であるため除草剤の使用回数及び使用量が多くなっている。除草剤の適正な処理体系を確立するために、7年に引き続き数種多年生雑草及びタイヌビエの発生消長を気象条件と...
温暖地水稲作における雑草の発生・生育予測と要防除水準(195)
摘要 初期剤等水田用除草剤の散布量低減化のため、雑草の発生・生育予測法の精度向上と適正な要防除水準の設定を図る。代かき後のタイヌビエとコナギの発生消長では、冬の土壌水分が低いほど代かき後の発生数が増...
摘要 四国地域の重要な寒候期野菜であるレタスについて、プロセス積み上げ型モデルを開発する。現行モデルは乾物重ベースなので、生体重ベースのモデルへの拡張を試みた。さらに、結球部の生体重(収量)を予測す...