摘要 シイタケの害菌であるトリコデルマへの耐病性を検定するために、小型菌床にシイタケを接種し、60~90%伸長した時、トリコデルマの分生子懸濁液を菌床の底部に接種し、二員培養を行った。耐病性を示すシ...
暖地におけるチャの導入、保存および育種素材の遺伝的変異の解明とその利用(326)
摘要 保存中の遺伝資源の特性評価について一次特性の調査を行った。調査数は必須項目×系統数換算で6、593項目行い、ジーンバンク特性評価のデータベースに追加した。国内探索として10年10月に中国地方の...
遺伝子マーカーを用いたチャの遺伝資源の分類・評価技術の開発(327)
摘要 チャのカテキン生合成系に関与するフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)をDNAプローブに用いたRFLP解析により、韓国在来のチャ約150サンプルを用いて遺伝的多様性を検出し、日本の緑茶品...
摘要 非線形の温度-成長モデルを使い、リアルタイムで配信されるWeb上の気象データを取り込んで萌芽後の芽の伸長予測を行うシステムを作成した。アメダスの気象データを統計処理し、リアルタイムで配信される...
スモモ・ウメ種間交雑による果肉アントシアン高発現性ウメ品種育成のための実生選抜評価技術の開発(11)
摘要 梅酒、梅ジュース等の原料として利用可能な赤肉のウメ品種育成のため、実生の評価・選抜技術を開発する。スモモとウメの種間雑種個体から果実を採取し、梅酒の試作を行った結果、果肉内の紅色素の発現時期が...
摘要 熱帯地域における食用作物の中で、ダイズ、ササゲ、インゲンマメ等の豆類の重要性は高いが、高温、旱魃などのため、生産性は温帯地域に比べ劣っている。これら主要豆類の耐旱性や耐暑性等の環境適応性を向上...
摘要 8年度の冬期に方法論の基礎を確立した光沢度の機械計測法を用いて成葉の光沢度計測を行った。測定は9年5月下旬に行ったが、品種により、葉の硬化が進んでいたため、8年開発の測定台では測定できなかった...
摘要 遺伝資源の育種への活用には効率的な分類・評価技術の開発が必要である。DNAマーカーは作物の生育ステージや環境に影響されないため、作物の分類・評価に実用化されつつある。本研究はチャの分類・評価が...
摘要 これまで特性評価を行っていなかったネパール産3系統、ナイジェリア産1系統、オーストラリア産3系統、ベトナム産6系統、および国内産11系統について、特性評価を行った。沖縄野生系統及び鹿児島の栽培...
摘要 近年、食用や加工用かんしょでは、鮮やかな肉色が重要となっている。特に青果用では、鮮やかな黄色が重要であり、加工用でも、紫やオレンジの他に、黄色を活かした利用にも期待が持たれている。しかし、かん...
スモモ・ウメ種間交雑による果肉アントシアン高発現性ウメ品種育成のための実生選抜評価技術の開発(11)
摘要 ウメとスモモは交雑が可能であることから、スモモの持つアントシアン発現性をウメに導入し、従来にないウメ品種を育成することはウメ果実の新規需要の拡大に有効である。この育種を進めるためには、種間交雑...
摘要 木炭の多孔性、吸着性等の特性を活かし、土壌改良材、水質浄化材、調湿材等として木炭が燃料以外の炭素材料として使われだし、その需要量も漸増しつつある。しかしながら、それらの用途に対する木炭の機能に...
摘要 本研究目的は、生理面と心理面の両面からの迅速簡便な評価手法を確率することである。本年度は、木質系壁面への視覚刺激が快適性に及ぼす影響を自律神経反射と主観評価を用いて測定した。室内にヒノキ材壁面...
摘要 マイクロサテライトDNA多型を用いて、代表的日本鶏(岩手地鶏、会津地鶏、佐渡髭地鶏、芝鶏、尾長鶏、越後南京)の系統分類を行った。その結果、日本鶏は、地鶏系統、小国系統および軍鶏系統の3グループ...
摘要 制限酵素断片長多型(RFLP)による家蚕遺伝資源の特性評価法を検討した。実験材料として、遺伝的マーカーを持つカイコを10系統から作製したBF1集団を利用した。各BF1集団から遺伝的マーカーを指...
摘要 スギ、ヒノキ等の木質系内装材は、非木質系内装材に比べ快適感の増進をもたらすことが経験的に知られている。一方、快適性評価法に関しては、生理応答評価と主観評価の両面から確立されつつある。この課題の...
制限酵素ランドマークゲノムスキャンニング(RLGS)法による遺伝的多様性の評価法の開発(443)
摘要 森林遺伝資源の保全を進めるため、林木集団の遺伝的内部構造をより詳細に解明する必要がある。そこで遺伝変異をDNAレベルで詳しく解析するためにRLGS法を用い、多数の遺伝的指標を効率的に検出できる...
摘要 本目的は、迅速簡便な生理応答評価手法を確立することである。8年度は瞳孔対光反射と官能評価を実施した。17人の健康な女子大生(20~23歳)を被験者とし、におい物質は、ヒノキ材油、タイワンヒノキ...
摘要 パスポートデータベース利用マニュアルを作成するためデータの入力、点検を行った。公開しているパスポートデータに問題点が見つかったため、その修正を行った。また特性データベース管理システム開発に向け...
摘要 地球的な規模で開発が進み、また経済的に有利な特定品種の寡占より、在来種、野生種などの貴重な動物遺伝資源が急速に失われつつある。こうした状況において、多種多様な特徴を有する動物遺伝資源を早急に探...