3 高品質粗飼料の安定多収生産技術の確立 (1) 飼料作物の品種選定に関する試験 1) 飼料作物品種選定試験
摘要 本県の気象及び土壌条件に適した草種・品種の選定を目的として、飼料作物の品種比較を行い、その特性を明らかにする。 R4年度についても引き続きトウモロコシ、イタリアンライグラス、白クローバーについて...
2 家畜の繁殖技術の向上 (6) 経膣採卵(OPU)による乳用牛の効率的な胚生産技術の確立 5) 簡易的な胚培養器具による牛胚輸送方法の確立
摘要 新鮮胚の広域流通を図るため、簡易的なガス濃度調節器具や温度維持器具を組み合わせ、低価格、簡易な輸送器具を開発することを目的に実施した。 その結果、市販の細胞保存容器により32時間以内の輸送が 可...
摘要 落花生「千葉P114号」の機械化栽培体系の確立に向けて、ラッカセイ掘取機の改良を行った結果、掘り取った株の整列率が向上し地干し作業が省力化され、莢実品質も維持された。播種機、ラッカセイ掘取機、拾...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 1 施設果菜類の高品質・高生産技術の確立 (5)画像解析によるトマトの草勢及び水分ストレス状態判定法の解明
摘要 トマトの成長点をスケールと共に撮影した画像により、開花位置と茎径の推測ができ、栄養生長と生殖生長の傾きも推測することができた。また、同一圃場の同じ光条件下にてトマトの群落を近赤外線カメラで撮...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 1 施設果菜類の高品質・高生産技術の確立 (4)トマトの育成系統評価試験
摘要 農研機構野菜花き研究部門で育成された大玉トマト系統「トマト安濃交10号」、「同11号」、「同12号」の本県での適応性を明らかにするために抵抗性検定を行ったところ、根腐萎凋病抵抗性が認められた一方で...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 1 施設果菜類の高品質・高生産技術の確立 (3)ナスの育成系統評価試験
摘要 農研機構野菜花き研究部門で育成された青果用ナス系統の本県での適応性を明らかにするために、青枯病、半身萎凋病及び半枯病の病害抵抗性検定を行う。「安濃交10号」、「同11号」及び「同12号」は青枯病及...
摘要 イチゴ促成栽培において、炭酸ガス施用による高品質・高生産栽培技術を確立する。本年度は、午前多施用・午後少施用とした場合の温度管理の違いが主要3品種の生育・収量・品質に及ぼす影響を調査したとこ...
摘要 越冬栽培の生育状況を数値で判断する指標として、開花節位と茎径の適することが明らかとなった。しかし、それらに基づいて炭酸ガス施用条件下での夜温や肥培管理等を行っても、指標値に反応が現れるまでの...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 3 畑作物の安定生産技術の確立 (3)サツマイモを安定的に生産できる作期拡大技術の確立
摘要 サツマイモの作期拡大を目的に栽培技術確立試験を実施した。4月の早植えでは、透明マルチの導入効果が大きく、「ベニアズマ」、「高系14号」で欠株が発生しやすかったが8月上旬に1.8t/10a以上の収量を...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 3 畑作物の安定生産技術の確立 (2)サツマイモ産地における生産構造変化の解明
摘要 「2010年農林業センサス」と「2015年農林業センサス」の個票を用いて千葉県内のサツマイモ産地のにおける2020年及び2025年のサツマイモ栽培経営体の規模別経営体数、年齢別基幹的農業者数、離農に伴う供給...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 3 畑作物の安定生産技術の確立 (1)サツマイモ経営における規模拡大のための方策評価
摘要 線形計画法を用いてサツマイモ経営における規模拡大のための拡大方策として育苗委託、定植機の導入、コンテナ出荷、貯蔵庫の導入及び臨時雇用の拡大方策導入による規模拡大効果を明らかにした。その結果、...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 5 ダイコン黒点症状の原因究明と総合対策技術の確立 (1)ダイコン黒点症状の抑制技術の確立
摘要 ダイコンの生育期間中に感染した細菌(Xcr等)が黒点症状の原因であった。黒点症状は年次変動が大きく、夏まき秋どりのダイコン栽培ではXcrは容易に周辺に感染するものと考えられた。また、秋の栽培でXcrが...
摘要 「Qなっつ(千葉P114号)」のショ糖含有率が一定以上となる栽培技術の確立及びゆで豆用における栽培特性を解明する。本年度はこれまでの知見を基に現地実証を行い、品質面及び作業面においても実用性があ...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (4)施肥同時播種機を用いた落花生の局所施肥技術の確立
摘要 落花生栽培における溝施用施肥機搭載型シーダーマルチを使用した局所施肥栽培技術を確立するため、施肥位置と施肥量を変えて栽培し、生育への影響を調査した結果、施肥位置は地下10cm、施肥量は窒素成分量...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (3)落花生作況調査圃試験及び栽培環境による収量及び品質の変動要因の解明
摘要 作柄安定のための基礎的データを得る目的で主要品種を標準的な方法で栽培した。その結果、本年度は莢実形成期に降雨が多く、稔実率は高かった。一方で平均気温はやや低い期間もあったため、収量は平年並み...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (2)「おおまさりネオ」における種子乾燥技術の確立
摘要 収穫後の天候に左右されずに、高品質で歩留まりの良い「おおまさりネオ(千葉P120号)」の種子の安定生産を可能にする乾燥技術を確立する。低コストで設置可能な簡易乾燥システムの実証試験を行い、湿度が...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [2] 畑作物の高品質・高生産技術の確立 1 落花生の高品質生産技術の確立 (1)落花生拾い上げ収穫機の実用性評価と現地実証
摘要 地干しした落花生を走行しながら脱莢する「落花生拾い上げ収穫機」を農業機械メーカー、中農研と共同開発し、現地4か所で現地実証した。併せて、当機で脱莢した子実水分が異なる落花生について農業用コン...
摘要 「コシヒカリ」250g/箱播種では、育苗14~28日で慣行21日苗と同等の初期生育を確保できた。14日育苗は苗マット強度が弱い場合があった。欠株率は、慣行苗の1%程度に対し3~5%であったが、収量への影...
摘要 本年の水稲の収量・外観品質はいずれの品種においても平年並みであった。幼穂形成期の茎数が確保できていない圃場の「コシヒカリ」は減収程度が大きく、移植直後の適切な栽培管理が重要であった。これらを...
摘要 トマトの6月中下旬播きハウス抑制栽培を対象に、種苗会社より出品された黄化葉巻病に抵抗性を有する品種を栽培した。その結果、本県に適した優良品種として、「TYみそら109」(ヴィルモランみかど)、「1...