要約 寒冷地黒ボク土畑地で堆肥を施用することにより地温が上昇する。その上昇の程度は堆肥の施用量が多いほど大きい。これは、堆肥施用によって土壌表層での毛管水の連絡が切断されやすくなることに、その一因が...
要約 障害型冷害によって不稔が発生した飼料イネは硝酸態窒素濃度が上昇する傾向にあるが、窒素多量施用条件下においても極めて低い水準に留まる。 キーワード 飼料利用、飼料イネ、ウシ、粗飼料、硝酸態窒素 背...
要約 寒冷地黒ボク土畑地で堆肥を施用することにより地温が上昇する。その上昇の程度は堆肥の施用量が多いほど大きい。これは、堆肥施用によって土壌表層での毛管水の連絡が切断されやすくなることに、その一因が...
要約 障害型冷害によって不稔が発生した飼料イネは硝酸態窒素濃度が上昇する傾向にあるが、窒素多量施用条件下においても極めて低い水準に留まる。 キーワード 飼料利用、飼料イネ、ウシ、粗飼料、硝酸態窒素 背...
要約 葉いもち接種前20日間における日平均気温20℃以下の積算冷却度により、イネの葉いもちに対する感受性を評価できる。水稲早期警戒システムホームページ上で、東北地方のイネの葉いもち感受性の評価を公開して...
要約 恒温深水処理での障害不稔発生に基づき、幼穂の発育ステージを示す有効積算気温ごとに冷却量に対する偏回帰係数を求め、重回帰モデルを作成すると、耐冷性の異なる品種の障害不稔割合も予測することができる...
冷害気象下の「コシヒカリ」の移植と直播の作期による気象条件と収量・品質変動
要約 H15年の冷害気象条件下で、晩生品種「コシヒカリ」の作期の違いによる登熟温度(出穂後40日間の平均気温)の変動幅は16~21℃であった。主な低収要因は、籾数及び日射量の低下による千粒重の減少及...
平成15年の不稔歩合は減数分裂期15日間の冷却量と関係が高かった
要約 平成15年の水稲冷害において、花粉母細胞分化期から減数分裂盛期の期間が長くなった場合には、減数分裂期10日間の冷却量を指標とするよりも、減数分裂盛期前10日~後4日間の15日間冷却量を指標とした方が不...
要約 水稲の障害不稔に対する危険度は、幼穂伸長モデルによる危険期の特定とその期間の冷却量を求めることで、予測できる。 キーワード 水稲、障害不稔、幼穂伸長モデル 背景・ねらい 水稲の障害不稔は、低温が長...
露地アスパラガスのトンネルによる早期増収と刈込みによる収穫能率向上
要約 アスパラガスの露地後期立茎栽培において有孔POフィルムと不織布を用いた2重トンネルで、4月1日から4月末まで被覆することにより、収穫始めが1旬早くなり4月の収量が増加する。また、立茎後に高さ150cm幅90c...
要約 小胞子初期の冷温処理の結果、オオムギはイネに比べて穂ばらみ期冷温障害に極めて強いことが明らかとなった。 キーワード オオムギ、穂ばらみ期冷温障害、小胞子初期 背景・ねらい 近年東北地方のイネ品種の...
要約 全国的なコンクリート構造物の劣化実態調査データに対して、ワイブル解析と決定木解析を適用することにより、コンクリートの劣化状況と供用年数との関係や劣化に影響を与える要因などの劣化に関する特性が得...
要約 「みやまかおり」は良質、多収の緑茶用新品種である。摘採期が「やぶきた」より7~8日遅い晩生種で、品種の組合せにより収穫期間を延長できる。 キーワード みやまかおり、良質、多収、晩生、チャ 背景・ね...
要約 「はるもえぎ」は、輪斑病に耐病性の緑茶用新品種候補である。摘採期が「やぶきた」より1~2日遅い中生種で、耐寒性も優れる。アミノ酸含有率が高く、製茶品質は、色沢が鮮緑色で、香味は温和でまろやかであ...
要約 ジャスモン酸生合成遺伝子OPDAR1、タンパク質分解酵素様ドメインを持つ機能未知遺伝子Radc1、ポリアミン生合成遺伝子SAMDC1は、穂ばらみ期の冷温ストレスによりイネ葯で顕著な発現変動を示す。 キーワード ...
要約 収量性、品質、食味、耐冷性に優れる「青系135号」を採用し、高冷地帯における県産米の高品質、良食味化を図る。 キーワード 高冷地帯、耐冷性、良食味 背景・ねらい 高冷地帯は冷害の危険頻度が高く耐冷性...
要約 「ふじ」にM.9ナガノ台木を利用して4×2m程度の栽植距離で密植栽培を行う場合、台木法の方が中間台木法に比べて樹体が小型化し、果実の生産効率も高く、栽植密度に適合する。 キーワード M.9ナガノ、...
要約 冷涼地域の乾田における水稲に対する土づくり資材の増収効果は、稲わら堆肥と転炉さいで高く、特に冷害年にこれらの併用でさらに高まる。また、10a当たり稲わら600kgあるいは稲わら堆肥1,000kgの施用で土壌...
要約 ハクサイ晩生品種「初笑(TK-8)」は黄芯で耐寒性にすぐれ、9月20日頃までに定植すると頭部結束するだけで1~2月出荷が可能である。また、マルチ栽培による生育促進効果も期待でき、2月どりの品種として有望...
要約 江西省産、広東省産および山東省産のチュウゴクグリ台に接木したクリ「筑波」は、ニホングリ台と比較して凍害の発生が少ない。これらの台木樹の耐凍性は、江西省産台樹では厳寒期に高く、広東省産および山東...