要約 ニホンナシ成熟果実の主要な糖の含量を、育種実生集団においてQTL解析すると、スクロースからフルクトースとグルコースの代謝に関わるQTLが第1連鎖群と第7連鎖群に、全糖含量のQTLが第11連鎖群に同定される...
ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害の特徴
要約 ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害は、果実重の大きい果実に多く発生し、ジベレリン塗布剤処理により増加する。「あきづ...
作業姿勢を効率的に評価できるOWAS法解析サポートソフトウェア
要約 作業姿勢評価手法であるOWAS法の解析を効率的に行うためのサポートソフトウェア。スナップリーディング作業の自動化により、解析に必要な画像ファイル作成時間が大幅に短縮され、対話形式の入力が行えること...
ナシ「あきづき」の果色カラーチャートを利用した収穫適期判定法
要約 果実画像を用いたナシ「あきづき」用カラーチャートを作成し、カラーチャート値3を収穫適期とする。カラーチャート値3の果実は、全体的に赤褐色になり、ていあ部に緑色部分が一部残った状態である。 キー...
黒ボク土におけるニホンナシ新品種「あきづき」の収穫始期判定法
要約 満開後33日間の平均気温と満開日から収穫始期までの日数の間には、相関関係が認められ、収穫始期は満開後33日間の平均気温から予測できる。予測日を基に澱粉反応値2.0以下、糖度12%以上、地色4.0を目安に収...
要約 「興津2号」を母親に、「花御所」を父親とする完全甘がき新品種「53-1」を育成した。「伊豆」に続いて収穫できる早生の甘がき品種で、果皮色が赤く、果実重も250g前後となり、直売に適する。 キーワー...
要約 「新高」の適期収穫のため、目安となる満開後日数や果皮色の基準値を設定した。この基準値と着果部位による成熟特性を加味した上で収穫することにより品質の向上と斉一化を図ることができる。 背景・ねらい ...
要約 本県育成の日本なし「あけみず」は、果肉先熟型で収穫適期判定が難しいため、カラープリンターで作成した試作カラーチャートにより果実表面色と熟度の関係を調査したところ、表面色の経時的な変化は比較的小...
要約 日本なし「南月」は「越後」に「新水」を交配し、育成したもので、育成地(長野県下伊那郡高森町)では9月上~中旬、「幸水」と「豊水」・「二十世紀」の間に収穫になる中生種で、糖度が高く良食味の青なし...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
要約 栃木県内のメッシュ気象図の日平均気温を用いて、県内各地域の日本なしの開花期を予測し、メッシュ図として表示するプログラムを開発した。 背景・ねらい 日本なし栽培において、開花期前後の管理作業を計画...
要約 日本なし「八里」の収穫適期は満開後105日~115日であり、収穫に適した果皮色はナシ地色用カラーチャートの値で3~4である。また、着果枝については腋花芽より2、3年目の短果枝で果重が大きく、果実の変形が...
カラーチャート利用による日本なし「南水」の収穫適期の把握方法
要約 日本なし「南水」の専用果皮色カラーチャートは、糖度,果肉硬度との相関が高く、有袋栽培における収穫適期の把握に有効である。収穫適期はカラーチャート指数2.5である。 背景・ねらい 日本なし「南水」は14...
要約 「ゼネラル・レクラーク」無袋果での収穫適期の指標は、地色指数「2」~「3」表面色指数「3」、屈折計示度12.5%前後であった。 背景・ねらい 西洋ナシ「ゼネラル・レクラーク」の収穫時期は、これまで満開...