要約 花きの新たな菌類病であるアサガオ黒斑病、インパチェンス類立枯病、スカビオサべと病、ルドベキア黒斑病、ベゴニア根腐病および茎腐病を命名・記録したことにより、各病害を情報に基づいて的確に診断できる...
要約 トルコギキョウのウイルス病対策マニュアルを活用することで長野県内に発生しているトルコギキョウの主要なウイルス病害が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、ウイルス病、防除マニュアル 背景・ねら...
日本に発生する5種トスポウイルスのマルチPCR法による同時検出・同定
要約 全トスポウイルスゲノムの3'末端非翻訳領域に共通なディジェネレートプライマーとウイルス種特異的に結合する5種プライマーを混合したプライマーカクテルによる1回のRT-PCR反応で、日本に発生する5種類のト...
エライザ法によるインパチエンスネクロティックスポットウイルスの検出
要約 インパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の抗体は、二重抗体サンドイッチエライザ法等血清学的手法によって感染植物粗汁液中の本ウイルスを高感度に検出できる。また、INSVを保毒した1頭の媒介...
RT-LAMPによる数種作物からのトマト黄化えそウイルス(TSWV)の検出
要約 TSWVのNSm遺伝子領域から設計したプライマーを用いたRT-LAMPを行うことで、キク、トマト、ピーマンから、ウイルス核酸の増幅による簡易かつ迅速・高感度なTSWVの診断が可能である。 キーワード TSWV、RT-LAM...
主要鉢花38種の低照度、多水分、低温条件下の日持ち性による分類
要約 主要鉢花38種類の低照度、多水分、低温条件下の日持ち性について調査した結果、室内の低照度、多水分条件でも日持ち性が良好なものはエキザカム始め6種類あり、逆にコリウス始め4種類は日持ち性が劣る。0...
要約 花壇苗の小型容器栽培において、エブアンドフロー給水で栽培すると生育が旺盛になりすぎる傾向があるが、初期溶出抑制型被覆肥料を用いると、わい化剤を使用しなくても、コンパクトな草姿に改善できる。また...
要約 トスポウイルスのヌクレオカプシドタンパク質および3’末端非翻訳領域の保存性の高い領域から考案した共通プライマーを用いたRT-PCR法により日本で発生が確認されている5種のトスポウイルスを検出すること...
要約 夏播きパンジーなど多くの花壇苗は、小型容器を用いた底面マット給水による栽培が可能であった。 背景・ねらい 花壇苗は、単位面積当たりの増収を図るため、従来の9㎝ポットより小型の容器による栽培法の...
エブ・アンド・フロー方式による鉢花生産に適した培養液窒素濃度
要約 エブ・アンド・フロー方式でエラチオールベゴニア始め8種類の鉢物を生産する場合の培養液窒素濃度は、ポインセチアでは100~200mg/L、他の7種類では80mg/L程度で鉢と地上部のバランスが良くなる。 背景・ね...
要約 トマト黄化えそウイルス(TSWV)によるトマト及びピーマンの黄化えそ病はアザミウマ類(特にミカンキイロアザミウマ)を低密度に保ち、ハウス周辺の雑草除去及びTSWVの感染しやすい野菜,草花を圃場周辺に植...
要約 昼夜温度差処理(DIF)により、葉分化にはさほど影響を与えることな く花き苗の伸長制御が可能である。すなわち、+DIFにより伸長促進効果が、 -DIFにより伸長抑制効果が発現する。また、DIF...