「タマホマレ」の不耕起無培土密播栽培の基肥における石灰窒素の効果
要約 不耕起無培土密播栽培における「タマホマレ」の基肥として石灰窒素を50kg/10a施用することにより、生育初期の徒長を抑制しながら分枝数、着莢数の増加にともなって収量を増加させることが可能であり、増収に...
要約 重粘土転換畑において、改良型アップカットロータリにより耕うんと同時に畝立て播種を行うか、慣行の播種作業時に被覆尿素を施用することにより、大豆の湿害を回避することができる。畝立て栽培を行うと7~...
被覆尿素肥料の全量基肥施用による小麦子実タンパク質含有率の向上
要約 小麦に対して溶出期間が30~40日のリニアタイプとシグモイドタイプの被覆尿素を速効性肥料と組み合わせて全量を基肥施用すると、収量は慣行と同等以上であり、子実のタンパク質含有率は増加し、追肥作業を省...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
113CD標識肥料を用いた肥料由来カドミウムの土壌負荷量の推定
要約 肥料由来カドミウム(Cd)の作物による吸収と土壌負荷量を推定するため,豆類用と水稲用の113Cd標識肥料を試製した。ダイズに吸収された全Cdのうち,11%が肥料由来であったが,それは施用したCd量の0.13%...
硫酸根を含む肥料の施用が転換畑ダイズのカドミウム濃度に及ぼす影響
要約 硫酸根を含む肥料を施用すると、硫酸根を含まない肥料を施用した場合に比べてダイズ子実のカドミウム濃度が高まる。しかしこの現象は、土壌pHの低下に伴うものであり、pHを適切に管理することによって解...
要約 ダイズの子実中カドミウム濃度は水田を畑化した初年目に高く、2年目に低下して、以降は明確な増減傾向を示さない。 キーワード ダイズ、カドミウム、転換畑、土壌 背景・ねらい CODEX委員会において、...
要約 成分溶出抑制期間を有するシグモイド型被覆尿素を用いてダイズを栽培すると増収し、子実の粒大、タンパク質や糖含有量などの品質に関する形状や成分は慣行と同等である。 キーワード シグモイド型被覆尿素、...
要約 大豆栽培の基肥として慣行の速効性肥料に加え肥効調節型肥料LPS80を同時施肥することで稔実莢数が増加し増収する。肥効調節型肥料LPS80の適窒素量は開花期における硫安追肥1.0kg/aに対し50%減肥である。 キ...
要約 小麦の成熟期や収穫が遅れたり降雨等で圃場条件が悪く、小麦収穫後大豆の適期播種が不能と予想される場合、小麦収穫前に慣行播種量の1.5~2倍の大豆を小麦立毛間に散播し、小麦収穫時に切断麦稈で被覆すると...
要約 ドレンレイヤー工法による浅層暗渠は、従来のトレンチャ工法による暗渠に比べ省力、低コストに施工でき、降雨後の地下水位の低下が早く、小麦及び大豆の安定生産ができる。 キーワード 浅層暗渠、ドレンレイ...
要約 愛知県の西三河洪積地帯におけるダイズ作の収量改善に有効な(1)「フタスジヒメハムシの幼虫防除」、(2)「肥効調節型肥料の中耕時施肥」および(3)「生育期の心土破砕」の効果は、ダイズ作付け履歴が少なく収...
要約 有機物(牛糞バーク堆肥3t/10a程度)を施用すると、黒大豆の窒素要求量の多い開花期を中心に無機態窒素の発現量が多く、黒大豆の子実収量は増加する傾向を示す。さらに、無機態窒素を開花期以降長期間供給す...
要約 熊本県旭志村において農業部門に流入する窒素の量は年間3059tで、流出する窒素は1317tであった。飼料の改善等各種技術を導入することにより217tの収支改善を行えることが推定される。 背景・ねらい 九州の畜...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
要約 連作大豆では土壌窒素や根粒からの窒素供給が少ないため、慣行の基肥にシグモイド型の肥効調節型肥料を加えることで、開花期以降の窒素吸収量が増加し、莢数増により10%程度増収する。 キーワード 連作大豆...
要約 爪により播種溝、亀裂、施肥溝を作成する、3条及び6条密植に対応した不耕起施肥播種作業を行うトラクター直装式作業機である。肥効調節型肥料を用いた不耕起密植無培土栽培により作業時間を慣行より0.75時...
要約 ダイズの害虫であるフタスジヒメハムシの根粒摂食による生育抑制は顕著で、エチルチオメトン粒剤を播種溝施用すると高い防除効果が得られる。この結果ダイズの初期生育が確保され、収量が向上する。 キーワ...
要約 促成インゲンマメにおいて、リン酸とカリの養分必要量を牛ふん堆肥から供給することで、これらの化学肥料は不要になる。さらに、肥効調節型窒素肥料の全量基肥施用により、施肥基準の窒素施用量を2割減肥す...
要約 開花期に肥効があるシグモイド型被覆尿素を中耕時に追肥すると、分枝莢数の増加及び百粒重の低下防止により極めて高い増収効果がある。この効果は、低収ほ場ほど高く、300kg/10a以上の多収ほ場では小さい。 ...