水稲再生紙マルチ栽培と小豆省力機械体系を組合わせた複合経営の経済性
要約 水稲は、黒色軽量再生紙マルチ栽培による米の付加価値販売により、収益の増加が望める。小豆は、畝立播種と大豆・ソバ用コンバインの利用により、労働時間が約6割となる。これらの2つの技術の組合せにより、...
要約 小麦新品種「中国143号」は、やや早生、やや短稈で耐倒伏性が強く、多収で、収量と外観品質の安定性が高い。製粉歩留が高く、粉の色相が明るく製麺適性が高いが、タンパク質含有率はやや低い。温暖地の中...
要約 六条皮麦で「ミノリムギ」に比べ倒伏に強く、大粒で精麦特性が良好な早生種「ファイバースノウ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 「ミノリムギ」は、昭和43年に奨励品種に採用されて以来、食用良質大...
要約 「タママサリ」は、奨励品種「タマホマレ」よりやや早熟で、収量性は標準播で同程度、晩播では優る。子実はやや大粒で、全糖含量が高く、このため煮豆が軟らかく風味が優れる。平坦~中山間地を対象に奨励品...
要約 夏季の市場価格高騰時でも,冷凍ホウレンソウの伸び,大型量販店の自主企画商品(PB)の存在から,直売所等でのホウレンソウの小売価格は 200g当たり250円程度を上限とすることが適切と想定される。 背景...
要約 農産物直売所等で地域特産品として、有望な煮豆用黒大豆「みすず黒」を準奨励品種に採用し、品種特性を活かした栽培法を明らかにした。 背景・ねらい 転作大豆は、山間山沿い地域などのほ場区画の狭い地域な...
要約 中山間地域の秋まきソラマメは、直まき栽培が可能で、排水のよい圃場ではうね立てをしない平地にする。マルチの必要はなく、不織布のベタ掛けで増収する。愛媛県農業試験場久万試験地 背景・ねらい 久万地方...
要約 シロツメクサを、9月~10月の間に、苗立密度が100本/㎡以上となるように播種することによって夏雑草の発生し始める翌年の4月までに被覆が完成し、被覆の完成後は雑草の発生をかなり抑制でき、省力的な雑草...
要約 四国中山間地域における大豆転作の成立には,地域的な取り組みによる生産から販売までの一貫した支援体制の確立が重要である。そのポイントは,独自の販売ルートの開拓,転作助成金を活用した農地・作業の集...
要約 転換畑の大豆作では,播種前1か月間湛水処理により白絹病の発生を顕著に抑制できる。 背景・ねらい ダイズ白絹病は西南暖地の転作畑を中心に恒常的に発生し,大豆の安定生産を著しく阻害している。そこ...
要約 乗用管理機を利用したハイクリアランス方立毛間播種機は、播種部の前に部分耕の機構を加えたことにより、従来型の播種機に比べ、小麦・大豆の出芽が安定している。作業能率は0.5hr/10aであり、播種作業時に...
要約 大豆系統「東山165号」は現奨励品種「エンレイ」と比較して、収量・品質とも安定して上回っており、タンパク含量も同等に高いことから、「エンレイ」の代替品種として準奨励品種に採用する。 背景・ねらい ...
キマダラヒロヨコバイ媒介性のファイトプラズマ病の病原は同一である
要約 リンドウ、ウド等に病害を起こす、日本各地のキマダラヒロヨコバイ媒介性ファイトプラズマ(12分離株)は宿主範囲と病徴発現及び16SリボゾームRNA遺伝子の塩基配列に全く差異がなく、同一か非常に近縁な病原...
要約 加工品の形態で最も多いのは漬物であり、次いで味噌、菓子、ジャム、ジュースとなる。市町村当たりの加工組織数は12.8カ所、従事者数は28人、また、年間就業日数は69日と零細である。生産見通しは増加傾向に...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 汎用コンバイン及び豆ソバ用コンバインの作業指標を明らかにし、豆ソバ用コンバインの作業可能面積及び作業原価の試算から、畑輪作における導入・利用法を示した。 背景・ねらい 中山間地における大規模畑輪...
要約 寒冷地の輪換畑において、気象条件に適応した夏秋どり野菜の導入による短期輪作体系を組み立てて、土地の集約的利用と労働力の周年利用により所得の向上が図られる。 背景・ねらい 中山間地域では、立地条件...
成果の内容・特徴