昆虫ウイルス由来遺伝子導入イネの、鱗翅目昆虫に対する耐虫性効果
要約 昆虫の顆粒病ウイルス由来 Viral EnhancingFactor 遺伝子を導入した組換えイネをアワヨトウ等の鱗翅目昆虫に摂食させた結果、成育遅延、蛹化の異常、羽化率の低下及び核多角体病ウイルスの感染増進などの耐...
要約 アワ「虎の尾」、「大槌10」、ヒエ「軽米在来(白)」、キビ「田老系」、「釜石16」は岩手県北部に適し、収量・品質の面において優れる。 背景・ねらい アワ、ヒエ、キビの栄養価が再評価され、機能性も明らか...
要約 カイコやハスモンヨトウ、アワヨトウ等鱗翅目昆虫を、凍結融解処理を施すことにより効率的に昆虫体液を採取する技術を開発した。 背景・ねらい 近年、医療用や食品工業等の分野で用いられる希少有用蛋白質を...
ニガウリ葉に含まれる摂食阻害物質の同定と鱗翅目昆虫の摂食阻害
要約 ニガウリ葉より、広食性のハスモンヨトウと、より狭食性のアワヨトウに摂食阻害作用を示す、モモルディシンⅡおよび新規配糖体物質を単離、同定した。広食性昆虫に比べて狭食性昆虫での阻害度が高く、この差...
要約 高消化性遺伝子&bmr&を導入したソルガムF1品種「葉月」(旧系統名「東山交21号」)を育成した。本品種は、茎葉部の消化性、耐倒伏性に優れ、密植栽培によるロールベールサイレージ利用も可能である。寒冷...
要約 数種の鱗翅目昆虫にサクサン由来の微胞子虫Nosema sp.を経口接種したところ、通常の飼育条件ではカイコへの感染が認められず、その他の鱗翅目昆虫には広く感染が認められることから、害虫防除の新たな素材と...
要約 アワノメイガによるスィートコーン収穫時の子実被害量を産卵時期と産下卵塊数から推定する被害予測式を策定した。 背景・ねらい アワノメイガによるスィートコーンの被害は、茎内食入による生育阻害と雌穂食...
要約 イネに昆虫の顆粒病ウイルス由来 Viral Enhancing Factor 遺伝子を導入し耐虫性の付与を試みた。シロイチモジヨトウに組換えイネを摂食させた結果、生育遅延や羽化率の低下及び核多角体病ウイルスの感染率の...
要約 利用者の電話による任意の要求に応じ、LAN上に構築された気象データベース・システムから気象データを検索抽出し、画像化した気象情報をFAXに直接、自動的に転送するシステムを開発した。 背景・ねらい 宮城...
トノサマバッタのアルピノ系統を利用した体色誘導ホルモン生物検定法
要約 トノサマバッタのアルビノ系統にノーマル系統の神経系や内分泌系器官を移植すると、移植された幼虫の体に様々な色が誘導されることが明らかとなり、アルピノ幼虫を利用して体色誘導物質の生物検定法を確立し...
要約 多くのヨトウガ類の天敵であるブランコヤドリバエについて、寄主遭遇頻度とパッチあたり寄主密度が産卵行動に及ぼす影響を調べた。寄主との遭遇頻度が高くなる(寄主遭遇までの時間々隔が短くなる)ほど1回...
要約 北パキスタンで収集した植物遺伝資源の遺伝的多様性を明らかにした。イネは標高によって長・短粒型品種が分布している。インゲンマメは中南米起源と推定され、地域によって種子タンパク質変異の分布が異な...
日本産および台湾産Mythimna属(鱗翅目・ヤガ科)の分類学的再検討
要約 アワヨトウ、クサシロキヨトウ等のイネ科作物の害虫を含む日本産および台湾産キヨトウ類の分類学的再検討を行い、68種に整理した。また、本グループを1属として統合することを提唱した。 キーワード アワヨ...